全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

知らない単語

2018-12-13 04:00:00 | 教師の研修 2018

 仕事柄、英文を読むことは日常です。それらは教科書&副教材、入試問題、英語圏のニュースサイト記事等多岐にわたります。
 2018年も何例か知らない単語(の用例)に出会いました。1番驚いたのは以下のものです。

 only(n)

 形容詞のonlyの意味は、もちろん知っています。副詞や接続詞の使い方も、まあわかっているつもりです。だけど、以下の教材にでてきたのはonlies(onlyの複数形)で、品詞は名詞でした。なんだか奇襲攻撃をかけられたように感じました。

 出典は桐原書店の「大学入試完全攻略講座⑥ 英語長文問題演習【入門編Plus】」です。36ページからの「8限目」、旭川医科大学の問題を用いたものです。366語の問題文中に「onlies」が6回出てきました。
 文脈を見れば、only childの複数形(一人っ子たち)のことだとわかります。高校生でも理解にはさほど支障はないでしょう。でも、初めて見た用例でした。一瞬 ”online” に見えました。

 元テキストは「NURTURESHOCK」で、Po Bronson、Ashley Merrymanによる’09年のもの。アマゾンで調べると、正式な書名は「NurtureShock: New Thinking About Children」(’09年)で、後にペーパーバックも出版されたもの。500件以上のレビューがついていました。

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 「知らないことがあることを知る。

 大事だと思います。


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