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1回目のワクチン接種から7日経過した。
厚生労働省ウェブサイトに「新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査」が掲出されていたので、読んでみた。以下要約である。 |
新型コロナワクチンの接種を受けた人を対象に、接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛など接種後に起こりやすい様々な症状の頻度などを調査。主要評価項目は、ワクチン接種(1回目、2回目)後28日までに発現した「体温」、「接種部位反応」、「全身症状の有無」、「副反応疑い報告」、「SAE(因果関係問わず,下記)」
中間報告の抜粋と自己診断
接種部位の痛みなど
中間報告
接種部位の反応の頻度は、1回目と2回目の接種で大きな差はなし。
自己診断
接種した部分をに押すと痛み(鈍痛)を感じた。2日目以降、徐々に痛みは感じなくなった。人間ドックなどで採血の場合と異なり、この接種はいわゆる筋肉注射。筋肉注射、いつ以来か記憶にない。だからどの程度痛みを感じるか、比較検討出来ない。
接種後48時間、23日の感じ方は前日とは明らかに異なる。違和感がゼロとは言えないが、痛みは明らかに減少した。
2日目くらいまでは、腕を真上に上げると、痛みは感じた。
接種後96時間、25日夕方までには、違和感はほぼ消えた。接種した部分を押しても、特に違和感はない。
腕を真上にあげる、そこから体側に下ろしても、大丈夫になった。今回の接種は左腕(肩)である。僕は右利きなので、利き腕の接種は、特に学校が休みの期間でない場合、避けるべきかと思う。
はれ、皮膚色の変化、接種部分の温度変化(他の部分より熱い)は、当初からなかったと思う。
発熱、頭痛、倦怠感などの全身反応
中間報告
1回目の接種よりも、2回目の接種で頻度が高い傾向がある。
年齢が上がると頻度が低くなる傾向、男性より女性の方が頻度がやや高い傾向が見られた。
自己診断
顕著な体温(平熱)の上昇(37.5℃を超える)は、なかった。
頭痛も特に感じなかった。
倦怠感などは、副反応かどうかわからないが、感じた。
22日のお昼以降、やや顕著。何もしたくないという感じではないが、何かするには面倒くささがあった。いわゆる夏ばてなのかもしれない。(21日の接種日を含めて埼玉県熊谷市が4日連続猛暑日。接種会場のさいたま市大宮区もそれに近い気温。)
23日午後、明らかに前日とは感じ方が違った。気温も前日なみ、外出もほとんどしていない。条件的には大差ない。だるさは昨日よりも感じない。
25日の段階でも、だるさ等は感じられない。
22日の倦怠感は気温由来か、接種(物理的、精神的)のせいか。後者の影響の方が大きいのかな。
1回目の接種全般で感じること。
僕の場合接種後96時間(丸4日)は要観察期間とすべき。2回目の接種後は、夏休み期間である。これでよかったと思う。
この調査は、接種後28日間を区切りとしている。僕の場合、2回目の接種後28日間だと、9月初旬までは調査期間(「何かあるかも知れないぞ」期間)と、心得なければいけないようだ。
自己観察を慎重に継続したいと思う。
AE(Adverse Event)とは、医薬品の使用と時間的に関連のある、あらゆる好ましくない、意図しない徴候、症状又は疾病のことであり、当該医薬品との因果関係の有無は問わない。例えば、ワクチン接種後に地震が発生して負傷した場合も、ワクチン接種との因果関係にかかわらず、時間的な関連があるためAEとして扱われる。「SAE (Serious Adverse Event) 」は重篤なAEをいう。