ラモス(呼びつけで失礼)が来年度J2に落ちた東京ヴェルディー1969新監督を引き受けた。チームへの愛情を表す表現としてこんなことを言っている。
「グリーンの血が流れているというぐらい東京ヴェルディーを誰よりも愛している」
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どこかで聞いたことのある表現だなあ。。。
僕の知っている限り、こんなのを聞いたことがある。
「俺の体(腕)を切ってみろ、ドジャーブルー(dodger blue)の血が流れている」
"If you cut me, I bleed Dodger blue."
トム・ラソーダ(Tom Lasorda)元監督の言葉として有名である。
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血の色は赤。それ以外の色をたとえとして使うのは、普通とは違うんだぞっていう強調なんだろう。
英語の辞書をひくと、blue blood(n,名門出身)とかblue-blooded(adj.,名門出身の)等がでている。また、僕の好きなSTAR TREKの最初のTVシリーズでは、green-blooded Vulcan(緑の血をしたヴァルカン人)という侮蔑のことばが出ていた。
日本語でこんな表現を使った人。他にいたのかな。
読売クラブ・ヴェルディーは、自由奔放で勝手気ままのようであっても、強い。日本の集団らしくない。サッカークラブチームと野球チームとは、違うカルチャーなんだ-少なくとも表面的、報道される範囲で-ということを日本の社会に知らしめたことは間違いないだろう。川渕三郎前チェアマンが、Jリーグには巨人軍はいらないといったように、リーグ発足数年のヴェルディーはまさに存在感も戦力もリーグのチャンプだった。
ルールだからダメな成績なら2部落ちもやむを得ない。入れ替えのルールがあることで、対戦カードも増えるし、昇格のルールがあるからこそ、曲がりなりにもプロと呼ばれるチーム数は野球の12(16か)をはるかに超えているのが日本のプロサッカー界だと思う。
…僕は野球もサッカーも好きですけど。
いずれにしても、弱っちょい東京ヴェルディーなんていただけない。強い緑の軍団として、さいたま市のREDSやArdijaの前に立ちふさがってもらいたい。
…勝つのはこっちだぞ!!!
ガンバレヴェルディー、ガンバレラモス。待ってるぞ。ぶっちぎりでJ2を優勝して、2007年にはJ1に復帰だ。