僕の学部卒論のテーマは「嵐が丘」の研究です(でした)。だからと言うわけではありませんが、嵐が丘・ヒースクリフと書かれているものは逃さずチェックすることにしています。
…実際のところは、「目についちゃう」というところですけど。
スポニチで川井郁子さんというバイオリニストが、未来のノーベル賞受賞候補者ともいわれる医学者と結婚という記事を読んだ時、川井さんが「嵐が丘~ヒースクリフに捧ぐ」という曲を作ったと書かれていました。三井住友VISAカードのCMに使われている曲が、「嵐が丘」らしい。。。。
…あまり印象にないな。でも、「嵐が丘」と言われては、聞くしかないと思い、アマゾンでミニアルバム「嵐が丘~ヒースクリフに捧ぐ」を購入しました。4曲入りのミニアルバム。
タイトル曲の「嵐が丘~ヒースクリフに捧ぐ」を聞いてみた。残念だけど僕のイメージとは違っていました。聞きいていてフラメンコみたいな感じ。。。
原作の書き出しにもあるように、この物語はイングランドのお話です。
This is certainly a beautiful country! In all England, I do not believe that I could have fixed on a situation so completely removed from the stir of society.
本当に美しいところだ。イングランド中を探してみても、これほど社会の騒がしさから完全に離れている状況を作り出せるとは思えない。(僕の訳です。)
曲を聴いて、陰鬱とした何とも言えない暗さは感じました。でも、寒く、カゼが吹きすさぶ感じはちょっとしなかった。
しょうがないよね。100人いれば百通りのヒースクリフ像があるから。