<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



中国がまたやってくれました。

毒入り餃子。
髪の毛食用油。
メラミン入り粉ミルク。
などに続いて、期限切れ鶏肉。

もう最初の三行を読んだあとで、
「期限切れ」
なんて文字を見ても、
「それがどうしたの?」
というレベルでもはや驚きに値しない、恐ろしさがある。

で、何が恐ろしいかというと、その食用期限切れの鶏肉を使ってマクドナルドがチキンナゲットを、ファミリーマートが各種鶏肉製品を作って販売していたということが、めちゃ恐ろしいのだ。

「中国人は儲かればそれでいいので、それ以上の期待は無意味です、」

とつい最近言っていたのは、某商社のAさん。
中国ビジネスをずいぶん長いことやっているが、人は定着しないし、お金を貰えればなんでもやります、という体質に辟易としてきている、ということだった。
でも、何年もその仕事をしていて容易にやめられない。
そんなジレンマを抱えたまま、来週も中国のどこかへでかけるという。

中国の期限切れ鶏肉。
スパイシーなのは期限が切れているからかも分からない。

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ソ連崩壊の第一ステップになった事件は「大韓航空機撃墜事件」だったという。

当時、大韓航空機をソビエトのミグ戦闘機が撃ち落としてしまったというニュースを聞いたブレジネフだったか他の人だったかは忘れてしまったが、ソ連の指導者は愕然としてしまい、事の重大さに言葉を発することもできなかったという。
この事件はソビエトの社会体制の問題点を大きく露呈し、この後、ゴルバチョフを中心に大改革をおこなっていくが、時すでに遅し。
世界地図からソビエト連邦が消え去ることになった。

ウクライナ上空のマレーシア航空撃墜事件は、この大韓航空機の事件を思い出さるに十分な悲劇であった。
激化する国内紛争。
ロシアが扇動しているのは明らかだが、誰も手出しはできていない。
戦闘が頻発し、国際機関も大勢の人々が注目し、戦闘を辞めさせようと努力をしているが、その結果が関係ない民間航空機の撃墜ではいかようにも表現のしようがない。

半世紀前なら、きっと武力で鎮圧する方向へ動いていたかもしれない。
いや、もしロシアが介在していなければ、NATOの武力などで鎮圧されていただろう。
ボスニア紛争のように。
しかし、今はどの国も他国のために血を流したくないのは言うまでもなく、ましてそこにロシアの介入があるとなるとなおさらである。

今回の事件は罪のなすりつけ合いをするのではなく、旅客機を撃墜してしまったことを素直に認め、紛争を中断し、犠牲者とその家族に対して何らかの倍賞や援助を名乗りでることが最善の策であり、それがまた戦闘時における人道ではないだろうか。
ともすれば、それが対立する双方の和解への道に発展することもあり、もしそういうことになれば犠牲者の魂も多少は慰められることになるだろう。

それとも、これはあらたな歴史の終焉への始まりなるのか。






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いつの日かこういうこともあるんだろうな、と思っていたら、やっぱりそうなった。
韓国のロッテが自社経営のホテルで日本の自衛隊の行事を一方的にキャンセルしたのだという。

ロッテという会社。
子供の頃は「お口の恋人、ロッテ」のコマーシャルメッセージとともに、グリコや森永と同じ日本の会社だと思っていた。
人気マンガ「ハリスの風」も確か提供はロッテ。
石田国松が活躍する学園モノは、原作者はもちろんちばてつやで舞台は日本。
だから私も子供の頃からロッテのお菓子はたまに買ってもらって食べていた。

このロッテのお菓子を食べていたことを強く後悔することになってしまった。

このロッテという会社が在日韓国人の会社であることを知ったのはおとなになってからであった。
それも、韓国に旅行に行った人から、
「ロッテホテルに泊まりました」
というセリフを聞いてから。
なんでロッテホテルなんていうお菓子の会社と同じ名前のホテルがあるのか、疑問に思った私は即調査。
それで難なくロッテは在日の会社で社長は韓国人であることを知ったのであった。

その時は、そんなことどうでも良いことであった。
ロッテは長年日本の会社として日本人の好みにあった味のお菓子を提供していたわけで、その時点ではグリコや明治、森永と同じ扱いだった。

ところが、近年この会社の裏の姿が少しづつ顕にされると、正直言ってロッテの製品は買う気がまったくしなくなった。

日本で稼いだ金を韓国に注ぎ込み、一方的に蓄財をしていた。
その結果、ロッテは韓国内での巨大財閥となったが、日本にバックすることはない。
また、韓国国内ではグリコや森永の製品を模倣して販売。
しかも日本国内のいくつかの製品には成分虚偽とも疑われるようなことをして利ざやを確保しているという、真贋が確認しにくい情報だが、そういう「まさか」という情報が飛び交い始めていた。

で、そこへきて今回のロッテホテルの対応問題。

今日、スーパーマーケットへ行ってレジの横に置いてあるロッテのミルクチョコレートを「孫のために」と買おうとした母を制して、明治のミルクチョコレートを遠い棚まで取りに行ってカゴに入れた。

正直、もうロッテの製品は中国産冷凍食品と対して変わらないものになってしまったのであった。

石松先輩も泣いていることであろう。

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