<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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スターバックスコーヒーが都心店と郊外店に価格差をつけると発表。
具体的には東京23区内、大阪市内、主要空港内は値上がりさせるのだという。

その昔。

スターバックスはコーヒーチェーンにも関わらず価格の安くない店なのであった。
相対的に。
営業で大阪市内と東京都内を歩き回ることが多かった私も当初はスタバよりもドトールを利用することが圧倒的に多かった。
でもドトールは椅子もテーブルも狭いことがあり、出張を中心とするノマドワーカーになってからはスタバを利用することが増えた。

当然、飲食にかかる費用が増加。
一日に何度も店内で仕事をするという日もなくはなく、そうなるとコーヒー代だけで1000円を越え、サラリーマンだった私の懐を苦しめたものだ。
もっともフリーになった今も懐具合は楽ではない。

そこへコーヒーの値上げが次々と繰り返され、ドトールなんか10年前の2倍近くに値上がり。
スターバックスとの相対的価格差をあまり感じなくなってしまった。

そこへマクドナルドに倣ったような都心価格の導入。

もしかすると他のチェーン店でも二重価格になっているところがあるのかも知れず、スタバがやったらうちも、というところが増えるような気がする。

しかもこれって新しい値上げの理由なんじゃないかと思ったりするのはひねた考えなのだろうか。


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フジテレビの10時間にも及ぶ記者会見。
最初の1時間を聞けば十分な話なのに何で10時間もかかってしまったんだろうか。
私は最初の1時間だけ見たが、カミさんは何を思ったが終了する午前2時まで見ていたようで、朝、
「眠たい」
と一言。
あほちゃうか、と確信したのは言うまでもない。

要約すると以下のとおりである。
番組の飲み会があった。
被害者女性ということになっている女性アナウンサーはナカイくんが帰宅するときにひょこひょこと無防備にもついていった。
で、翌朝先輩女子アナのところにやってきて、昨夜のナカイくんとのトラブルを相談した。
で事が始まった。

要は被害者女性が実は尻軽女だったということと、ついて行ったらこうなった、というどこかの文庫のタイトルのような結果になったということ。
昔から仲間と大勢で飲み会に行くと、終わってから行方がわからなくなる男女がいたりするものだが、その類で間違いない。
で、その類はうまくいく場合もあるが、トラブルに発展することもあり、今回のケースは後者だ。

こういうトラブルが発生し裁判までいくと、だいたいは当事者と弁護士と裁判官以外は事実は何があったのかはわからない。
秘密保持義務が生じて第三者に真実を話せなくなるからで、大体の場合これでお蔵入りである。
今回のケースもこれにあたり。
誰が犯罪者で、誰が被害者か。
よくわからない。
便宜的に男が女に慰謝料なる金を払って終わりになる。
たとえ女が悪くても女が男に慰謝料を支払うなんてことは聞いたことがない。

だから誰も何も言えないわけで、芸能ニュース以外の価値はない。
スポンサーが番組を降りたのは勝手だし、スポンサーにもこういう社員がいないわけがなく、何を聖人ぶっているのかバカバカしい。
ともかくトヨタなんぞ40万人も社員がいるのだから世に知れたら消費者が買い控えしてしまうような人もいるかもしれず、これもイヤハヤである。
ましてやフジテレビの役員が出てきて説明会。
電波の無駄であった。

普段仕事のない問題記者が頑張って質問にもならない野次でもって昔のパ・リーグの観客席みたいになっただけの10時間だった。
今や被害者女性アナは写真集を出すとの噂もあり、もしかすると被害者は職を辞めざるを得なくなったナカイくんかも知れず、どっちが被害者なのかは判別が」つかない。

そもそも思考が停止してしまっていたんじゃないか。
スポンサー、フジテレビ、他のメディアとも。

こういうのはフランスなら事件にもならないし、アメリカなら大統領の暴言みたいな一言で終わりだったと思う。


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