<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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諸物価高騰で収入がそれについていかず少々苦戦をしている。
まずランチの費用を抑えなくてはならなくなった。
今までではチェーン店の定食屋で気軽に食べていたのだが、定食屋とてとんかつ定食が900円を超えるは生姜焼き定食も800円を超えるは野菜炒め定食も700円を超えるとちょっと考えてしまう。
ましてやサバ塩定食など1000円を超えることもあり、手が出ない。

なんといっても私はランチ以外に朝の朝食以外に菓子パン1個、終業時にも菓子パンかフードロス対応で安くなったおにぎりが1個必要な食いしん坊なのだ。

そこへきて3年前ほどに始まった禁酒体勢がスイーツ思考へと変化していて、これがまた費用がかかる。
酒に入っているアルコールの糖分に代わってスイーツに含まれている甘いもんの糖分が必要になっているのだ。

ということで夕食の後は何らかのスイーツを食べたくなるのだが、これがまた高値だ。

ショートケーキ1個が安くとも400円する。
デパ地下なんかで買い求めると1個800円というのもめずらしくなく。これではとんかつ定食かサバ塩定食といい勝負だ。
ショートケーキ1個にとんかつ定食ほどもの価値があるのかはなはだ疑問ではある。
仕方がないのでスーパーで販売されているシュークリームなんぞを買ったりするのだが、これが先日まで1個98円だったものがある日突然に128円になっていたりするので胸糞が悪くなってくる。

スーパーのショートケーキはヤマザキ製のものが多くて食えた代物でないことも少なくないが、それでも1パック2個入が398円とかの価格なので、これも考えものだ。

そんなこんなで昨日、たまに行く食品スーパーに立ち寄ったところ大手メーカーのプリンが1個118円のところ値引きされて88円で売られていた。
今夜はこれを食べるのが楽しみではある。

ちなみにショートケーキ1個の予算でプリンを4個も買えてしまうのにも腹が立つのだ。


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もう30年近く以前になるがロサンゼルスの親戚の家に行ったときにカリフォルニアライスを炊いたご飯をごちそうになった。
ほこほこしたそのご飯は日本のお米を炊いたご飯と寸分違いはなく、

「美味しい!」

と思わず口走ってしまったのを昨日のように記憶している。

それもそのはず。
カリフォルニアのお米は「コシヒカリ」。
日本食のそれと寸分変わらぬものであるもの当然なのであった。
尤も、のちにシカゴの中華屋で食ったご飯はカリフォルニア米とは比べ物にならない低質なもので、

「なんじゃい、このご飯は」

と粟や稗を食っている感覚になったくらい、衝撃的な不味さでもあった。

その米国米のうち、質の高い米が国が定めた輸入枠を越えて市場に並び始めた。
国内の米菓は追加関税を支払っても米国米のほうが安い事態に至っており、牛丼の吉野家はすでに半分が米国産に切り替わっているのだという。
米国米はすでに一部のスーパーマーケットでも出回っているようで、もしも今回の米価格の急騰の結果、米国の米が安くて美味いとなると家計のために背に腹を変えられない消費者は国産米=高価格米、米国産=一般向けという棲み分けと意識付けされると国産米の本当の危機が訪れるわけで、そのあたり農水省あたりはどう考えているのだろうか。

農薬だなんだかなんだと米国産にいちゃもんを付けても国産米も農薬まみれであることは公然のヒ・ミ・ツでもある。

米国産が一般化するのかどうか。
それより、私なんかなんて高い主食を食わされているんだという怒りのほうが大きい。


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スターバックスコーヒーが都心店と郊外店に価格差をつけると発表。
具体的には東京23区内、大阪市内、主要空港内は値上がりさせるのだという。

その昔。

スターバックスはコーヒーチェーンにも関わらず価格の安くない店なのであった。
相対的に。
営業で大阪市内と東京都内を歩き回ることが多かった私も当初はスタバよりもドトールを利用することが圧倒的に多かった。
でもドトールは椅子もテーブルも狭いことがあり、出張を中心とするノマドワーカーになってからはスタバを利用することが増えた。

当然、飲食にかかる費用が増加。
一日に何度も店内で仕事をするという日もなくはなく、そうなるとコーヒー代だけで1000円を越え、サラリーマンだった私の懐を苦しめたものだ。
もっともフリーになった今も懐具合は楽ではない。

そこへコーヒーの値上げが次々と繰り返され、ドトールなんか10年前の2倍近くに値上がり。
スターバックスとの相対的価格差をあまり感じなくなってしまった。

そこへマクドナルドに倣ったような都心価格の導入。

もしかすると他のチェーン店でも二重価格になっているところがあるのかも知れず、スタバがやったらうちも、というところが増えるような気がする。

しかもこれって新しい値上げの理由なんじゃないかと思ったりするのはひねた考えなのだろうか。


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米が高い。
去年5kgが2500円程度だった価格が今や3500円。
1合の値段が170円弱なので男茶碗1杯のご飯が食パン1斤の値段と同じ、ということになる。
この価格、なんで?

先日ラジオを聞いていると食料の流通に詳しい人が出演しており、面白いことを言っていた。

「米は育てるのに手間はかかりません」
「昔と違って機械化が進んでいるから」
「農家は会社の休みの土日に農作業をして難なく収穫」
「結構な副業ですよ」
「果実や野菜の方が余程手間がかかる」
「ま、インバウンドの読み間違いで何千万人もの旅行者が米を食うなんて想像もできなかった監督官庁の想像力にも問題がありますけど」

などということを一通り話して
「米作は未だに人海戦術でお百姓さんの汗と涙が混じったありがたい主食」
と思っている農業を知らない都会人のリスナーに衝撃を与えた。

「米が高いのは、高いほうがいい人たちがいるんですよ」
「農家に金を貸し付けたりしているようなところですかね」
「自分たちが流通米の支配権を握り続けたいという思いもあるだろうし」
「こうなると輸入米を自由化でもしないと駄目ですね」

もしかすると出演したこの人はすでに暗殺されてこの世に存在しないかもしれないが、要は米の異常な高価格は農家の責任とか物価高の責任というわけではなく、それを後ろで誘導している悪の一団がいるらしいとうことだ。
「悪の一団」
JAと農水省ってところですか?
しらんけど。

どこかの知事を嘘と歪曲で辞職させようとして失敗したマスメディアみたいな存在もあるので、そういうこともあり得るな、と思える面白い話なのであった。


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タコの値上がりが続いている。

タコはマグロよりも値段が高くなってしまったというニュースも驚きだが、その影響でたこ焼きの価格が高騰。
巷のお店で見てみると8個600円代はいいほうで6個600円というものもある。

これ、たこ焼き1個100円の計算だ。

そもそもたこ焼きは子どものおやつで近所のたこ焼きやたいで、
「おばちゃ〜ん、たこ焼き10個」
「は、300円な」
という世界の食べ物だった。

そこへ東京資本の「〇〇だこ」だとか「〇〇本店」なんてのが現れてたこ焼きを子どもの小遣いで買えないものにしてしまった。

私が時々買い求める堺市内某所のたこ焼き屋さんは未だ昔に近い価格だが、どこまで耐えられるのか。

たい焼き1個280円も驚きだが、たこ焼き1個100円は凄い。
そのうち160円になると柿の葉寿司一個と同じ価値になるわけで、なんという時代かと嘆くこと普通ではないのだ。


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あまりの暑さにトマトが立ち枯れを起こした、ということを書いたのはつい先日。
この暑いさなか。
スーパーで売られている葉物野菜も値上がりが著しく、キャベツ1玉250円、植物工場生産の弱々しいリーフレタスが1束200円、かいわれ1パック50円、キューリ1本70円、と家計を直撃。
このままでは行けないと葉物野菜を育てることを考えたが、以前レタスを作ったところバッタの攻撃にあって全滅に近くなったことや、暑さに強いはずのコリアンダーを植えてみても土が悪いのか発芽せず、元気に育ったのバジルだけ、ということがあった。
バジルだけで生食するのは困難であり、だいたいがハーブであるバジルだけなんか料理しても食べるのは難しいので、
「こりゃどうする」
と考えていたところで、奈良の農家の話を聞く機会があって「つるむらさき」を植えてみることにしたのだった。

「つるむらさきは奈良の地野菜ですが暑さに強い」という言葉を信じて種を買い撒いてみた。

すると酷暑35℃を超えで太陽光ギンギンの中、1週間ほど発芽した。
あとは水やりだけを欠かさずしてみたところかなりの大きさに育って今や手のひらより大きくなったのだ。

トマトが立ち枯れしている横ですくすく育つ「つるむらさき」。

これを収穫したら海苔の佃煮といっしょに食べてみようかと思っている。
もちろん使う佃煮は「江戸むらさき」。

ダジャレでも言ってやんと暑さでボケるワイ!


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一昨年の検査で引っかかってから食事がなにかと煩くなった。
正確には食事ではなく、カミさんがうるさくなったという意味であることは言うまでもない。
一種の成人病で引っかかっている人は多いらしいが、要は酒の飲み過ぎ、塩分のとりすぎ、脂っこいもののとりすぎは「イカン」ということなのである。

この結果、酒が飲めなくなった。
これも正確には酒は大好きで飲めるんだが「飲んじゃ駄目」ということになってしまった。
脂っこいものを避けるために焼肉、ラーメンの類は極力食べなくなった。
これも全然食べないなんてことはまったくなく、食い放題の焼肉、や、こってり天一のラーメンなんかを食わないようになった。

問題は塩分だ。
塩分を減らすと食事が不味くなり、食欲をそそらない。
このため、カミさんはなんでも「減塩」の製品を買うようになった。

減塩味噌の味噌汁。
減塩塩昆布。
減塩漬物に減塩キムチ。
減塩の出汁。

なんでもかんでも減塩である。
この減塩。
最初の頃は何も考えずに受け入れていた。
きっと減塩は体にいいに決まっている、なんて思っていたから我慢しながらも「減塩でこんなに味付いているの?」と思うこともなかった。
しかし、そこは減塩。

そもそも減塩の塩昆布なんぞ塩昆布と言えるのか。
私にとって大いに謎な部分もあった。
しかも減塩商品のほうが通常の商品よりも価格が高い。
そこへ持ってきて昨今の物価上昇、エンゲル係数の膨張。
食材にかかるコストのリスクと健康のリスクを天秤にかけると、あまり意味がないように思えてきた。

よくよく考えてみると、例えば「塩分25%カット!」と書かれた食品を25%多く食べると体に与える影響はなんら変わることがない。
これに気がつくのに少し時間がかかったが、要は通常商品を食べすぎないのが塩分カットの本当のやるべき対策であることに気がついたのだ。
25%塩分をカットした食品を100食べるよりも、カットされていない普通の食品を75食べるほうが健康にもいい。

相乗効果というかなんというか、酒を絶っているために食べる量が大幅に減っており、この食事量の大幅減を考えるとわざわざ減塩する必要はないように思われるのだ。

この考えが間違っているのかどうか。
100を75にした食品に塩分25%カットの食材を入れるへなちょこ正論を与えそうでカミさんに話すのは躊躇しているところだ。


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スターバックスのコーヒーというと、比較的価格の高いカフェだと私は思っていた。
ところが最近の世界的な消費者物価の高騰で何もかもが大きくかわりつつあり、スタバのコーヒーも相対的に見て高いものではなくなってきていることに先日気づいたのだ。

そもそもセルフサービス式のカフェの価格ランクは次のようなものだったと思う。
ヴェローチェ<サンマルク<ドトール<プロント<スターバックスというような感覚だ。
ところがヴェローチェやドトールが値上げされていく一方スターバックスの値上げは軽微でほとんど据え置き状態。
この結果、安いカフェチェーンとスタバの価格差が縮まってきているのだ。

これは私鉄の運賃が値上がりする一方、JRの運賃が国鉄時代からあまり変わらなかったつい最近までと似ている。

コーヒー豆の価格そのものはアップダウンが激しい状況が続いているが、総じてゆるやかに上昇しているから、独自仕入れの焙煎業者でもあるスタバのコーヒーも徐々に上がってくるのかもしれない。

それでも相対的に安くなったスターバックスだ。


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自転車に乗って商店街を走っていると鯛焼き屋が目に止まった。

私は酒飲みの甘いもの好きなのだが、今のところドクターストップがかかった関係で酒を控えている。
どのくらい控えているかと言うと、今年になって5回しか飲んでいないのだ。
それも家飲みはゼロで、あとはぜ〜〜んぶ付き合い酒。
相手に飲まないことを心配させてはいけないという思いからビールを1杯か2杯。
それでおしまいという従来の私を知っている人にはとても想像のできない慎ましやかな生活をしているのだ。

そんなもんだから甘い方は少々食べすぎというぐらい食べている。
ケーキやシュークリームといった洋菓子はもちろん、おはぎに回転焼き、まんじゅうに生菓子などなど。
ある意味酒を飲むよりも高くつく場合があるが、それはそれでよしとしたい。

高級ケーキや茶道に供する生菓子ばかり食べるわけにもいかないので、手軽なところで鯛焼きがある。

商店街の鯛焼きチェーンの鯛焼きがなんと1個230円もしているのだ。
私の目は鯛焼き一個のかかくに釘付けになった。
鯛焼き1個に230円はありえない。
ついこのあいだまで1個110円ぐらいだったと記憶しているので、わずかの期間に価格が倍以上になってしまっていたのだ。

鯛焼きという庶民のスイーツが庶民的名価格でなくなる物価高。
今年に入って続く各種製品価格の高騰を最も実感することになった瞬間なのであった。

で、用を済ませて自宅に帰って、
「お〜い、鯛焼き1個230円もしとったで」
とカミさんに話したところ、
「え〜〜〜〜〜〜!鯛焼きみたいなもん、1個80円で当たり前や」

いつの時代なのかと思ったのは言うまでもない。


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ここんところ暑いことも相まって洋菓子よりも和菓子を食べることが多くなった。
和菓子、と言っても茶道に出てくるような美しいお茶菓子などを買うとケーキ以上に高く付くので、だいたいは「おはぎ」「わらび餅」「草餅」「団子」の類をスーパーマーケットで買っている。
洋菓子と一緒で和菓子屋で買うと高いのでスーパーで安いのを買うのだ。

先日とあるスーパーでおはぎを買おうと思って物色していると、これには2種類の製品があることがわかった。
作っているメーカーも違う。
両者とも2個入り1パックで価格が一方は198円。もう一方は298円なのであった。
何が違うかとチェックをすると、ああ!びっくり。

安い方にはこう書かれていたのだ。
「原材料:つぶあん(中国製造)」
信じられない!
つぶあんを中国で製造しているとは。
中国といっても広島とか岡山ではない。
チャイナの中国で作っているのだ。

「誰がこんなもん買うかい!」
と高い方を買うのもなんなので、その日はおはぎを食べるのを諦めることにしたのだった。

で、おはぎのあんこが中国産なら他のもどうなの。
と疑ってかかって他の製品をチェックすると、「あんこ」には「こしあん」であろうが「つぶあん」であろうが中国産と韓国産が少なくないことが判明したのだった。
まず比較的安い「桜餅」「おはぎ」「鮎」「草餅」などは産地を疑ってかかる必要がある。
パッケージに「十勝あずき100%」というものは、とりあえず信頼するとして、なんで食品製造に疑わしいところ満載の中国、韓国で日本の心「あんこ」を作らないとならないのだ。

さらに「米国産」とか「オーストラリア産」なる小豆の産地の国々産の「あんこ」は今のところ皆無でもある。
恐らく西洋人は「あんこ」が苦手なのも理由になるだろう。
うちの義弟はフランス人だが、あんこ系は食べないという。

心を捨てるな。日本人なら「あんこ」は国産で。
餃子の例に漏れないように中国なんかで作ると反日職人が「あんこ」に「○んこ」を入れる可能性もあるのだから。


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