能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

格差と階級の未来 超富裕層と新下流層しかいなくなる世界の生き抜き方 長い老後、地獄の沙汰も金次第!?

2019年01月22日 | 本と雑誌
アマゾン男。
貯金1000万円・・・住宅を買うためにためたおカネ・・・彼は30歳代後半。
「家も高いし、今の時代、このまま住宅ローンを組むのもリスクが高いよなあ。」
家を買うのをあきらめ、そのお金を、部屋の片隅にある段ボールのロゴのある会社の株を買うことに・・・。

10年後、1000万円は、3億1000万円になります・・・31倍!
まさに、テンバガーです。

2001年にドンキの株を買っていれば、今10倍。

2003年にユニクロの株を買っていれば、今10倍。

2009年にソフトバンクの株を買っていれば、今10倍。

2013年にZOZOTOWNの株を買っていれば、今10倍。

安倍さんが総理になる頃に、東証インデックス連動の株式や投信を買っておけば、今、2倍。
「~たら」「~れば」の話・・・その逆にドツボにはまる人もいます。
金融資本というのは、大化けします・・・もちろん、その逆もありますが・・・。


格差と階級の未来 超富裕層と新下流層しかいなくなる世界の生き抜き方
鈴木貴博著  講談社+α文庫  860円+税

著者は、ボストンコンサルティング等を経た経営戦略コンサルタント。
「仕事消滅」「AI失業前夜」などの名著もあります。

今回の新著は、「格差と階級の未来」というタイトルですが、ファイナンシャルの本。
これからの時代、搾取される人的資本だけではなく、金融資本を活用してサバイバルすべきと提唱する一冊です。

第1章は、富の食物連鎖という切り口で狩猟社会、農耕社会から始まる資本主義の進展、歴史という格調高い話から始まります。
資本家-経営者-労働者というピラミッド。
中でも、そのテッペンには、米国の企業、資本主義社会があるとします。

目次
第1章 富の食物連鎖 あなたは生態系の頂点にはいない
第2章 現代社会の格差
第3章 資本主義と搾取の仕組み
第4章 サラリーマンのための資本論
第5章 資本家から見た「仕事消滅」
第6章 新下流層拡大に向かう世界
第7章 21世紀の投資理論
第8章 お金の新しい基本法則


日本人の得意技である、正直と勤勉・・・今は、それが報われない社会。
ベンサムが掲げた「最大多数の最大幸福」が実現した現代社会・・・でも、格差はどんどん広がっています。
給料は、この20年間上がらず、非正規雇用が4割にも達する勢いの日本社会。
働き方改革関連法が施行されたとしても、この社会のトレンドはますます加速するように思います。

さらに、AIやRPAが進化を続ければ、今度は労働者からの搾取から、機械からの搾取へ展化していくことは、ほぼ間違いありません。
2045年頃のシンギュラリティが起これば、超格差のある残酷な世界が待ち受けていると思います。

そんな中、著者が説くのは、人的資本(働いて稼ぐ)だけではなく、金融資本の活用しかないということ。
65歳で5000万円の資産を持つべきとします。
そのためには、伝統的なファイナンシャルプランナーが言う分散投資ではなく、S&P500といった米国株式インデックスに集中投資しなさいと助言します。
出来るだけ若いうちから始めれば年7%で運用し、20歳代であれば月4万円米国株式インデックス積み立てで65歳で5000万円の試算ができると説明します。

また、貯金のない年寄りであれば、テンバガー株式を獲得するために米国株式でギャンブルすることもありと助言します。

ナビスコのロス・ジョンソンの話、外資系コンサルティング会社のコスト構造なども、なかなか面白い話でした。


超富裕層と新下流層しかいなくなる世界・・・。
生き抜くためには、この本を読んで、危機感をもつこと、アクションを起こすことが大切だと思います。
ただ、個人的には、2019年、ちょっとネガティブな市況になると踏んでいます・・・。

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広島・元宇品「楽群(ラグーン)」隠れ家的な焼肉店 広島港の倉庫を改装した非日常空間で、お肉を堪能

2019年01月21日 | グルメ
広島・元宇品「楽群(ラグーン)」。
ちょっと隠れ家的な焼肉店です。


裏口から入っていきます(笑)。
表側は、同じ会社(C&Eコーポレーション)が経営するイタリア料理店「マーレ」。
焼き窯ピザとパスタのお店です。

今日の気分は、裏道です(笑)。


広島港の倉庫を改装した非日常空間。
経営者のコダワリが感じられます。



ランチ1500円。
店員さんのテキパキサービスも好感持てます。
 
 
 
炭火で焼きます。
お味のなかなか。
 

デザートまでついてきます。

ぜひ、一度体験していただきたい隠れた名店です。


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島根ふるさとフェア2019 浜田藩開府400年 広島グリーンアリーナで開催中 がんばろう!島根

2019年01月20日 | マーケティング
毎年、この時期に広島グリーンアリーナ(県立総合体育館)で開催されている「島根ふるさとフェア」。
年々、規模が大きくなっています。
 
 

島根県・・・東西に長く、ちょっと地味な県。
そのPR、プロモーションのために開催されるイベントです。
県知事を含め、官民そろって島根県の売込み・・・熱を感じます。
 

 

今年は、浜田藩開府400年。
全国の「浜田」姓の方には、特別なおもてなしがあるとのことです(笑)。
 

島根県の地場の食、酒を飲み、島根のイベントを楽しむ・・・なかなか楽しいイベントです。
「しまねの肉まつり」「浜田BB大鍋」「海鮮せり市」「フクロウショー&ペンギン散歩」「どじょうすくい体験」など趣向を凝らしたコーナーもあります。
 
 

島根県・・・ここ最近では、「ソーシャル」デザインで盛り上がっています。
ソーシャルビジネス、新しいコミュニティづくり、学びの仕組み・・・
隠岐の島や雲南町には、全国から若者が集まってきています。
地方の衰退が叫ばれる中、なかなか素敵な取り組みだと思います。


がんばろう!しまね
島根ふるさとフェア2019・・・今日、日曜日まで開催中です。

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M&A大予測 武田、日立に続くのは?日経ビジネス誌の大予測 グーグルがリクルート?アマゾンがセブン?

2019年01月19日 | 本と雑誌
去年、武田薬品工業が6兆円でアイルランドのシャイアールを買収。
ちょっと驚きました。

いまやM&Aは、会社のサバイバル、成長にとって必要不可欠な経営戦略となりました。

今週の日経ビジネス誌2019.1.21号の特集は「2019年 M&A大予測 武田、日立に続くのは?」。
なかなか面白く読むことができました。


同誌によると、M&Aは、4つのパターン。
1.インアウト案件「細る国内市場、海外に活路」・・・日清製粉、SMBC、三菱UFJなど
2.アウトイン案件「日本の技術に触手」・・・ジャパンディスプレイ、大塚家具、パイオニア、ハウステンボスなど
3.異業種再編「カギは金融業界」・・・損保ジャパン、三越伊勢丹など
3.国内勢の業界再編「系列見直し、商社主体も」・・・スズケン、ロート製薬、ケーヒンなど

買うか、買われるか?たいへんな時代。
何が起こっても、ブラックスワンが登場しても、あまり不意打ちという感じがしない昨今です。

同誌の特集で、特に面白かったのが、「番外編」。
プロが語るびっくりディール」「激動の時代、M&A頭の体操」と題し、大胆な予想がされていました。
ホントーにありそうで、ワクワクドキドキしながら読みました。

電力会社統合・・・北電と東電がいっしょになって「東日本電力」、中国・四国・九州電力がM&Aして「西日本電力」?

ソフトバンクがNEC買収?

アステラスと第一三共が経営統合?

グーグルがリクルート買収?


ZOZOがロッテ球団買収?

パイオニアとJVCが統合?

アマゾンがセブン買収?

中国企業がマツキヨ買収?

ユニクロがギャップ買収?

ここでも、GAFA企業が登場。
グーグルやアマゾン・・・本当に脅威です。

荒れるであろう2019年・・・嵐の前の静けさの中、珈琲片手に書斎で読書を楽しむことにします。

ちなみに今週号では、安倍総理のインタビュー記事「日本はまだまだ成長できる」が巻頭を飾っています。

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受験生、がんばれ!広島・中央通り商店街「とおりゃんせ」今日からセンター試験 菅原道真公も応援!

2019年01月19日 | まち歩き
今日からセンター試験。
受験生の皆さんの健闘を祈念します。がんばってくださいね。

全国的に天気も、まずまず。
それにしても、1年で一番寒いこの時期に受験するんでしょうね。
受験生とその家族は、本当に大変です。
 

広島・中央通り商店街では、毎年恒例の「とおりゃんせ」キャンペーンが始まりました。

商店街のアーケードに全国の「学問の神さま」のフラッグが吊り下げられています。
 

福岡の太宰府天満宮から、札幌の札幌八幡宮まで10の神社が、受験生を励ましています。
学問の神様・菅原道真公が、アーケードから受験生の合格を応援しています。

合格したら、家族で中央通り商店街で、食べて飲んで楽しんでくださいね、ということなのだと思います。
 

「とおりゃんせ」というネーミングも、なかなか良いと思います。
ただ、ちょっと残念なのが、このキャンペーンが商店の売上に繋がっていないこと。
受験生の体調を整えるための消化のいい食材の販売や、シャープペンシルの替え芯や予備の消しゴムなどの文具関係、温かいインナーやアウターなど各商店がワゴンセールするなどの工夫も必要だと思います。
 

これから2か月強、受験シーズン。
受験生の皆さん、最後まで夢に向かって頑張ってくださいね!
健闘を祈ります。


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広島二葉山の山頂に建つ銀色の塔 世界平和を祈念する仏舎利塔 七本の川と海、緑と山に囲まれた広島の街

2019年01月18日 | まち歩き
JR広島駅の北口を出ると眼前に見えるのが二葉山。
その山頂に銀色の塔が建てられています。
広島の街から広く見ることが出来ます。
 

仏舎利塔(ぶっしゃりとう)。
仏舎利塔は、世界の恒久の平和を念願し、原爆の犠牲者の冥福を祈って建立された塔。平和の聖人釈迦尊の御真骨が奉祀されています。
インドのネール元首相や、スリランカ、モンゴル仏教徒より贈られた仏舎利が奉安されており、広く県市民の平和の願いをこめた祈念石が数万個収納されているとのこと。
 
 

仏舎利塔からは、広島の街、瀬戸内海、そして宮島までを見渡すことが出来ます。
カープの本拠地マツダスタジアムが・・・。
 

宮島には神々しい光が・・・。
ちょっと神秘的な光景でした。
 

七本の川と海、緑と山に囲まれた広島の街・・・とっても住みやすい平和都市です。


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カープファン倶楽部からメール 2019年の会員証が待ち遠しいです 大瀬良くん、結婚おめでとう!

2019年01月17日 | カープ大好き!
 
カープ日本一を祈願・・・カープ初詣 マツダスタジアムそばにある友元神社と愛宕神社を参拝してきました
カープを守護する神社は、広島城の中にある広島護国神社。カープの選手、監督、コーチ、スタッフが、毎年必勝祈願に訪れます。今回は、広島護国神社に続き、マツダスタジアムそばのカー......
 

カープファン倶楽部からメールが届きました。
2019年シーズンの会員証、オリジナルユニフォーム・ラウンド型タオルを発送しますとのこと。
楽しみです。

去年は、ラウンド型の座布団でしたね。

いつもカープ球団にあたたかいご声援をいただきありがとうございます。
この度は2019年度カープファン倶楽部にご入会いただき、誠にありがとうございます。
ご入会記念グッズの発送につきまして、下記の期間に発送を予定しております。
お届けまでは下記の発送予定期間から1〜2日程度かかりますので、予めご了承ください。
※グッズと一緒に「会員証」も同封されておりますので誤って破棄されないよう、十分にご注意ください。
※2019年度版イヤーブックは4月上旬頃に発送予定です。


■ファン倶楽部(Rosso ffffff)「継続会員」様
[発送物]会員証・オリジナルユニフォーム・ラウンド型タオル
[発送予定期間]1月28日(月)〜2月18日(月)

大瀬良くんも地元広島のタレントさんと結婚。

カープは、結婚ラッシュ・・・ヤブタ君から始まり中崎君も。

2019年、幸せのスタートする年になってほしいものです。

お幸せに!

今年も、カープファミリーは、「明るい家族」でシーズンを迎えることが出来そうです。
キクチにーさんや、長男の長野兄がチームを牽引してくれるでしょう。


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チームラボ「広島城 光の祭」が2月8日に始まります 浅野氏広島城入城400年記念イベントです

2019年01月16日 | 美術館・アート
デザインテクノロジーの最先端企業であるチームラボ
そのチームラボが、広島で「広島城 光の祭」を開催するとのこと。
広島で、どんなパフォーマンスを見せてくれるんでしょうか?
ちょっと楽しみです。


浅野氏広島城入城400年を記念してのイベントだそうです。
1.忘却の礎石に立ち続けるものたち
2.お絵描き武将
3.呼応する、立ち続けるものたちと木々
さまざまな企画・・・楽しみです。


広島城。
戦前の一時期、ここに大本営や帝国議会が東京より移転、日本の首都となっていました。
日清戦争という国の一大事を乗り切るため、明治天皇や政府関係者が来広。
今でも建物の基礎が残っています。
広島のパワースポットの一つです。




「広島城 光の祭」 2月8日~4月7日まで。
前売り券800円で発売中。買いに行きます。

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劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか 教養なき、美意識なきオッサンの末路

2019年01月15日 | 本と雑誌
後頭部を鈍器で殴られた衝撃・・・というのは、ちょっと大げさですが、新春早々インパクトのある本に出合いました。
小職も含めた「劣化したオッサン」である世代への強いメッセージです。

駅員に暴力をふるうオッサン、店員に暴言を吐くオッサン、タクシーやバスの運転手にからむオッサン、盗撮するオッサン、頑固で柔軟性のないオッサン・・・

確かに日本の「オッサン」は劣化しています・・・。

7割のオッサンが管理職になれないという会社というシステム、年収一千万円を獲得できるのは労働人口の4%という格差社会、3組に一組が離婚するという夫婦の関係、、男性の4人に1人は結婚できない・・・様々なストレスがオッサンを襲います。


劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか
山口周著  光文社新書  760円+税

最近、ちょっと山口さんのファン。
「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」「武器になる哲学」なども読ませていただきました。
今回の一冊は、前著「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」のアドバンス版ともいえるもの。
一部、重複していますが、エリートではない「オッサン」に焦点を当てて書かれています。
小職も三回目の成人式が近いオッサンの一人・・・たぶん劣化が進んでいます。

本のタイトル「劣化するオッサン社会の処方箋」もちょっと弱め、さらに「なぜ一流は三流に牛耳られるのか」というサブタイトルもコンテンツに合っていないように思います。
「オッサン・サバイバル術」とか「教養なきオッサンの末路」ぐらいのタイトルであれば、この本は、2倍売れると思います(笑)。

同書で言う「オッサン」の定義は、次のような特徴を持っています。

1.古い価値観に凝り固まり、新しい価値観を拒否する
2.過去の成功体験に執着し、既得権益を手放さない
3.階層序列の意識が強く、目上の者に媚び、目下の者を軽く見る
4.よそ者や異質な者に不寛容で、排他的

ビクッ!リフレクションを与えてくれる定義です。

さらに、著者は言います。
「経験が30年と言っても、1年の経験を30回繰り返した社内でしか通用しない、いや、社内でも通用しないオッサンが多い」
痛いところを突きます。

目次
第1章 なぜオッサンは劣化したのか 失われた大きなモノガタリ
第2章 劣化は必然
第3章 中堅・若手がオッサンに対抗する武器
第4章 実は優しくない日本企業 人生100年時代を幸福に生きるために
第5章 なぜ年長者は敬われるようになったのか
第6章 サーバントリーダーシップ 支配型リーダーシップからの脱却
ATTのロバート・グリーンリーフの提唱した「サーバントリーダーシップ」の解説が、シニアの在り方を再定義しており、とても勉強になります。

第7章 学び続ける上で重要なのが「経験の質」
第8章 セカンドステージでの挑戦と失敗の重要性
「劣化したオッサン」にならないために、30歳代、40歳代の人に、ぜひ読んでおいていただきたい第8章です。

著者の山口さんは、大学院美術史学専攻修士課程を修了後、電通、ボスコン等を経て、コーンフェリー・ヘイグループでシニアクライアントパートナーを務める実務家。
前著「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」は、2018年「日本の人事部」HRアワード書籍部門で最優秀賞受賞、ビジネス書大賞2018で準大賞を受賞した一冊で、山口さんのメジャーデビューになりました。
リベラルアーツの世界からコンサルティング会社に入った異色のビジネスパースンです。


個人的には、劣化したオッサンにならないようにポジショニングマップを作って努力しています。
X軸、Y軸の4象限に分類しています。

「品がある・教養がある」×「お金持ち」・・・おじさま(おばさま)
品がない・教養がない」×「お金持ち」・・・パパさん(和歌山のドンファンのような)(ママさん)
「品がある・教養がある」×「ビンボー」・・・おっさん(おばちゃん)
「品がない・教養がない」×「ビンボー」・・・じじい(ばばあ)
著者の定義とは、ちょっと違いますが・・・笑。

このポジショニングマップでいくと、「品がない・教養がない×ビンボー」→「品がある・教養がある×ビンボー」→「品がある・教養がある×お金持ち」に位置取りを変えるよう努力してきました。
「おじさま・おばさま」への道は遠く、まだ道半ば・・・なかなか険しいです。

そのため、
1.若い人たちとのコミュニケーション、話を聞く・・・飲み食いはご馳走しちゃいます
2.本を読む・・・月に10冊以上読む、読む、読む!
3.アウトプットし続ける、情報発信し続ける
という地道な努力を繰り返している所です。

でも、まだまた、「おじさま」への道は遠い(苦笑)。


同書のまとめは、次の4つです。

1.組織のトップは世代交代を経るごとに劣化する
2.オッサンは尊重すべきだという幻想を捨てよう
3.オピニオンとエグジットを活用してオッサンに圧力をかけよう
4.美意識と知的戦闘力を高めてモビリティを獲得しよう

特に、4番目のモビリティは重要なキーワード。
ポータブルスキルと言い換えることが出来ます。
他社で通用するスキルセット、マインドセット、社外でも汎用性のある仕事力がサバイバルの鍵だとします。

特に、人生の第2ステージ・・・25歳から50歳までにどれだけ種をまいたかによって、メインステージとも言える第3ステージ(50歳~75歳)の幸せや成功を呼ぶと解説します。


同書の中で何度か引用されるサミュエル・ウルマンの「青春」という詩。
「青春とは人生のある期間を言うのではなく、心のありさまを言う・・・」という有名なフレーズです。
その上で著者は、オッサンを再定義します。

年をとっただけで「老いる」ということはありません。
つまり「オッサン」というのは、
好奇心を失い、
謙虚さも失い、
驚きながら学び続けるという姿勢を失ってしまった人たちのことを言うのです。

脱オッサンのためにも、学び続けなければなりません。
痛いコトバです。

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「餃子家 龍」広島で急成長しているギョーザ居酒屋 派手ハデな看板と香港の屋台風のお店が面白い!

2019年01月14日 | グルメ
最近、広島の市内でやたら見かける「餃子家 龍」。
ギョーザのお店、餃子居酒屋という業態です。
ネットで調べてみると、もう10店舗以上出店されているとのこと。

今回は、横川駅前店を訪れてみました。
派手なファサード。
 
 
 

店員さんもフレントセリー、テキパキ動き、気持ちいいです。
社長さんの教育やマニュアルがしっかりしているんでしょうね。

看板の餃子をオーダー。
 

王将と比べると、ちょっと小さめです。
うん、まずまずのお味。

ちょっと香港の屋台、夜店に来たような感じです。

 
ハイボールを一杯!
串カツ田中と同じハイボールチンチロリンもあります。
タワーレコードのようなコピー・・・。
 

さまざまなお店の良いところを積極的に取り入れています。
社長も従業員もより良い店、より良いサービスにするためのアイデアを出し続けているんでしょうね。
なかなか好感持てます。

調べてみると、「餃子家 龍」は、井辻食産株式会社という昭和22年に広島市で創業した老舗企業が経営しているとのこと。
「ひろしまランメン」などを経営していたそうです。
(ひろしまランメン・・・大好きでした)
 
 
さらに、社長の井辻龍介さんは、ブログも開設(店名は社長さんのお名前なんですね)。
マーケットや従業員に対して情報開示しながらコミュニケーションを図っています。
社歴からすると三世社長ぐらいの方だと思います。

さらに、「幸福共有」「品性向上」「社会貢献」という経営理念を掲げて、様々な新しい取り組み、新商品開発を行っています。

急成長している「串かつ田中」「サイゼリア」のように全国展開していくんでしょうか?
広島発、広島初の飲食チェーン店が出てくると面白いですね。
餃子で行くのか、新しい分野に出ていくのか、今後の「龍」の動きに注目です。

がんばってほしい、餃子家龍です。
今度は、もっと大人数でおじゃまさせていただきます。


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