萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

光露の朝×William Wordsworth

2023-06-17 23:21:00 | 文学閑話翻訳詩
雨あがる朝、光潤う
雨季×ワーズワース「決意と自立」


光露の朝×William Wordsworth

All things that love the sun are out of doors;
The sky rejoices in the morning’s birth;
The grass is bright with rain-drops;-on the moors
The hare is running races in her mirth;
And with her feet she from the plashy earth
Raises a mist; that, glittering in the sun,
Runs with her all the way, wherever she doth run.

太陽を愛する全て扉の外
空は生まれた朝に歓び
草は露きらめくー荒野では
野兎がはしゃいで駆けあって
潤う大地からその足で
霧を撒く 霧、太陽にきらめいて
道すべて駆ける、どこまでも駆けて
【引用詩文:引用詩文:William Wordsworth「Resolution and Independence」抜粋自訳】


梅雨の青空まぶしい朝だったので、笑
6月は「水無月」と呼ばれますが、元来の意味は「水の月」表記は「水月」が正しいとも謂われるのだとか。
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