山岳点景：暑中の冬

氷れる時

山岳点景：暑中の冬

三頭大滝＠東京都奥多摩の氷瀑です。
標高1,000を超えると滝も凍る、それだけ寒いので氷の花も咲きます。

氷の花は植物の水分が凍って膨張→茎を破り飛びだして起きる現象です。
シソ科の多年草シモバシラやカメバヒキオコシという植物で、三頭山でも多く見られます。
時季は例年12月下旬～１月半ば、２月だと茎がボロボロになりすぎダメ＋積雪で埋まってしまうので短い期間の瞬間の花です。

下↓は三十槌の滝＠埼玉県秩父、ここは湧きだす石清水が凍りついたもので長く連なる氷瀑です。

東京や埼玉で氷瀑って意外に想う方も多いと思いますが、
奥多摩秩父山塊は寒さが厳しいところです、真夏も天候次第では低体温症や凍死が起きます。
標高2,000mなくても山は山、天候変化の激しさや地形のリスクは平地の常識では測れません。

下は場所変わって戦場ヶ原＠栃木県日光、倒木に積もる雪は数十センチです。

あまりに暑いので凍える写真を貼ってみました、笑

滝の写真 P.5ブログトーナメント　暑気払いブログトーナメント

にほんブログ村

blogramランキング参加中！　　FC2 Blog Ranking