「仕事考え、忘れた」 父親が話す 車内放置の女児死亡

2020年06月19日 04時09分41秒 | 事件・事故

配信

茨城県つくば市で17日、2歳の女児が車の中で長時間放置され、その後死亡した事件。会社員の父親(40)は「(女児を)保育所に預けたつもりになっていた」と話した。県警は、女児が約7時間にわたって車内に置かれ、熱中症で死亡した可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。  
県警などによると、父親は妻(42)と小学3年の長女(8)と、今回亡くなった次女の4人暮らし。父親は4月ごろから在宅勤務をしており、2人の送り迎えをしていた。朝は長女を小学校に送った後、次女を保育所に送り届けていたという。両親は共働きで、この日母親は、仕事に出ていた。  
捜査関係者によると、父親は17日午前8時ごろに長女を送った後、次女を保育所に預け忘れて帰宅し、車内に残したまま自宅で勤務していたとみられる。「仕事のことを考えていて送るのを忘れた。その後、預けたつもりになっていた」と話しているという。  
父親はその後、小学校に隣接する児童館に長女を迎えに行き、長女を連れて車に戻った際、3列シートのうち2列目の座席のチャイルドシートでぐったりしている次女に気付いた。父親は激しく動揺した様子で周囲に大声で助けを求めたといい、近くにいた女性が110番通報した。  
水戸地方気象台によると、17日は正午前に最高気温27・8度を観測し、7月中旬並みの暑さだった。県警は19日に司法解剖して死因などを調べる予定。

朝日新聞社

 

【関連記事】


輪子の父親虎雄のこと

2020年06月19日 03時21分36秒 | 未来予測研究会の掲示板

輪子の父親虎雄は、競輪選手になりそこねた男だった。
その時は追い風であり、100㍍10秒8が出て母校のそれまでの高校陸上記録を塗り替えるような記録だったのだ。
「俺、競輪選手になる」と母親のミネに胸を張る。
だが、「バカなこと言うじゃない!絶対に許さんぞ!」と激怒した父親の佐吉に頭をしたたか殴られたのだ。
若い頃、松戸のボクシングジムに通っていたと言う佐吉はいわゆるパワハラ・オヤジで口より手が先に出るので、高校生の息子にとって常に威圧する存在だった。
後年、どのように虎雄は悔いても、それまでなのである。
つまり、親の反対を押し退けてまで競輪選手になるという<願望>が欠けていたのだ。
ところが皮肉なもので、後輩たちが競輪選手になって活躍し出す。
競輪選手として高収入を得た後輩に、取手市内のスナックで顔を合わす機会も増える。
農家を継いだ虎雄は、歯ぎしりをする思いだったのだろう。
そこで、田畑を売ってまで競輪の車券買いに走り、破滅の道へ向かって行く。
そんな父親と同じように、輪子は競輪大好き人間になっていた。


都の休業要請が全面解除 新宿区、「夜の街」積極検査 新型コロナ

2020年06月19日 03時18分38秒 | 事件・事故

配信

接待を伴う飲食店の事業者と対策連絡会を開き、写真撮影に応じる東京都新宿区の吉住健一区長(前列中央)ら=18日午後、同区役所

 4月から約2カ月間続いた東京都の休業要請は19日、接待を伴う飲食店などの営業再開に伴い、全面解除される。

 都内では「夜の街」で多数の新型コロナウイルス感染者が確認されていることから、新宿区が積極的な検査受診を店舗側に呼び掛けるなど、二次感染を防ぐ取り組みが進められている。  

ホストクラブやキャバクラといった店が多く集まる新宿区は18日、従業員や事業者の組合などを交えた対策連絡会の初会合を開いた。吉住健一区長は「安全で安心できる環境をつくっていく。どうやったら感染拡大を防止できるか情報共有していきたい」と強調。予防策の徹底や、感染者が確認された場合は保健所の調査に協力するよう事業者側に求めた。  

区は、感染者が出た店舗の要望に基づき、従業員に対する集団検査を実施している。積極的な検査で市中へのさらなる感染拡大を防ぐ考えで、連絡会などを通じて連携し、事業者側に受診を勧奨。都も取り組みを後押しするため、保健所の調査を支援している。

 緊急事態宣言の発令後、都は4月11日から幅広く休業を要請した。5月25日に宣言が解除されると、翌日から図書館や博物館を再開。6月1日には、商業施設をはじめ大幅に緩和するステップ2に移行した。12日にパチンコ店やカラオケ店などの再開を認めるステップ3に移った。 

 

【関連記事】


自粛とは、何であったのか?

2020年06月19日 02時30分17秒 | 沼田利根の言いたい放題

誰も言わなかったし、誰も書かなかったので、批判を覚悟であえて言及することにした。
政治家も行政の人も、さらに専門家の人たち、同時にマスコミの人たちも、この自粛の期間、通常どおりにそれなりの収入(金銭)を得て普通に生活をしてきたという現実がある。
一方、自粛要請に協力してきた自営の方々は、無収入に陥り、しかも家賃やテナント料も払えないという悲惨な状態に置かれてしまったのである。
「どうしてくれるの?」という憤りが聞こえてくるばかりだ。
政治家、行政、専門家、マスコミなどの皆さん方も、この自粛期間、全くの無収入なら納得できる措置ではありませか?
自粛を強いるなら、シビアに社会の現実(生活)に即しての<痛みを分かち合ってこそ>の自粛措置であるべきではないでしょかね!
沼田利根


実弾」攻勢、激戦背景か 自民2人で票奪い合い 案里議員初当選の昨夏参院選

2020年06月19日 02時07分53秒 | 事件・事故

配信

衆院議員の河井克行前法相(57)=広島3区=の妻、案里参院議員(46)が初当選した昨夏の参院選広島選挙区(2人区)は、自民党と野党が議席を分け合ってきた従来の選挙戦とは様相を異にし、案里議員は同じ自民の重鎮を押しのけて議員の座に就いた。

激烈な争いが「実弾」攻勢につながった可能性もある。  

2013年と16年参院選の広島選挙区で圧勝が続いた自民党は、昨夏、新人だった案里議員と現職の2人を擁立し、改選2議席の独占を狙った。  

自民党が案里議員の公認を正式決定したのは、投開票4カ月前の昨年3月。同党は6選を目指す元国家公安委員長の溝手顕正氏を公認済みで、案里議員の公認は、党県連幹部の反発を押し切っての決定だった。  

県議だったとはいえ、案里議員は県全域をカバーする支持基盤を持たない。2人の間では、組織力に勝る溝手氏が有利とみられたが、自民同士で票を奪い合う格好となり、結果は野党3党の推薦候補がトップ当選。案里議員が溝手氏に2万5000票余りの差をつけ、2番手に入った。  

自民党が案里議員擁立にかじを切った背景には、安倍晋三首相と溝手氏の不仲があったともささやかれた。選挙資金をめぐる格差も如実で、案里議員と河井前法相の政党支部に党本部から「相場の10倍」と言われる計1億5000万円が送金されていたことには、党内からも疑問視する声が上がった。  

検察当局はこうした資金提供にも着目。自民党本部の元幹部ら複数のOB職員から任意で事情聴取するなどして使途を捜査。河井前法相が中心となって「実弾」選挙を繰り広げた疑いもあるとみて調べを進めている。 

 

【関連記事】


取り調べ全て録音・録画94.2% 裁判員裁判対象事件、初の9割超え 警察庁

2020年06月19日 02時07分53秒 | 事件・事故

配信

警察庁は18日、2019年度に全国の警察が裁判員裁判の対象事件の取り調べの全過程を録音・録画(可視化)したのは94・2%に当たる3828件だったと発表した。前年度から6・6ポイント増え、初めて9割を超した。
【写真】警察がユニークなポスターで若者「確保」 志望者減続き  対象事件は4062件で、覚醒剤の密輸や強盗致傷といった裁判員裁判事件の摘発が増えたため、前年度より796件多かった。1回でも録音・録画をした場合を含めると3962件で、実施率は97・5%(前年度比1・7ポイント増)だった。  
一方、対象事件のうち全く可視化しなかったのは100件で、一部で実施しなかったのは134件だった。可視化の例外とすることが規定されている項目の内訳は、指定暴力団員に関する事件104件
▽容疑者の拒否68件
▽機器の故障やトラブル38件
▽加害などの恐れ0件。この他は、捜査員による機器の操作ミスが20件、制度の誤認が4件だった。  
1事件当たりの録音・録画時間は前年度より2時間弱短い23時間35分。機器は19年度末で全国の警察に約4000台が配置され、目標数に達した。
 また、裁判員裁判事件を含めて知的障害や発達障害がある容疑者への取り調べで1回でも可視化したのは7747件で前年度の約1・5倍に増加した。全過程を可視化したのは6237件だった。
 警察は08年9月から可視化を試行し、13年度から全過程の可視化に取り組み始めた。19年6月には改正刑事訴訟法が施行され、裁判員裁判対象事件と検察の独自捜査事件は原則として全過程の可視化が義務付けられている。【町田徳丈】
 

【関連記事】