GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

2019年07月29日 11時19分07秒 | 社会・文化・政治・経済
 
アダム グラント (著), 楠木 建  (監訳)

商品の説明

内容紹介

全米トップ・ビジネススクール「ウォートン校」の史上最年少終身教授でもあり、
気鋭の組織心理学者が教えるビジネスの成功の秘訣。

「ギバー(人に惜しみなく与える人)」
「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」
「マッチャー(損得のバランスを考える人)」

もっとも成功するのは誰だろう。

他人に優しくしていたら、厳しい競争を勝ち抜けない?――それは大きな誤解だ。
これからは、他者志向の思いやりの発想とコミュニケーションが、あなたの仕事に大きな成功をもたらす。
リーダーシップ、営業、交渉、事業の立ち上げ、昇進まで……ありとあらゆるシーンで
この考え方が役に立つだろう。

一橋大学大学院教授・楠木建(『ストーリーとしての競争戦略』『経営センスの論理』)の
監訳と解説で、日本初デビュー!
「世の“凡百のビジネス書”とは一線を画す一冊だ!」

内容(「BOOK」データベースより)

「ギブ&テイク」とは、この世の中を形成する当たりまえの原理原則に思える。しかしこれからの時代、その“常識”が果たして通用するのかどうか―著者の問題提起が、アメリカで大論議を巻き起こしている。

人間の3つのタイプである、ギバー(人に惜しみなく与える人)、テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)、マッチャー(損得のバランスを考える人)。このそれぞれの特徴と可能性を分析したするどい視点。世界No.1ビジネス・スクール「ペンシルベニア大学ウォートン校」史上最年少終身教授、待望のデビュー作!!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

グラント,アダム
ペンシルベニア大学ウォートン校教授。組織心理学者。1981年生まれ。同大学史上最年少の終身教授。『フォーチュン』誌の「世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人」、『ビジネスウィーク』誌の「Favorite Professors」に選ばれるなど、受賞歴多数。「グーグル」「IBM」「ゴールドマンサックス」などの一流企業や組織で、コンサルティングおよび講演活動も精力的に行なう 

楠木/建
一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS)教授。経営学者。1964年東京生まれ。専門は競争とイノベーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


 
 

 



群馬県・高崎市子育てSOSサービス

2019年07月29日 10時32分21秒 | 社会・文化・政治・経済

妊娠期や就学前児童のいる家庭にヘルパーを派遣し、家事や育児の支援を行うことで保護者の育児に関する精神的・肉体的負担の軽減を図り、安心して育児や日常生活を営めることを目的としたサービスを提供します。

対象者

高崎市内に居住する、妊娠期の方及び就学前児童の保護者で、サービスを提供する時間帯において在宅している方です。

サービスの内容

 

 

www.city.takasaki.gunma.jp/docs/.../files/171-2.pdf

2019年7月1日 - 訪問サービスの費用は. 1時. 間250円です。利用時間は. 午前. 8時∼午後. 8時で、 利用. の申し込みは午前. 8時. 30分∼. 午後. 6時に、ご利用専用ダイ. ヤルへ。 子育て の心配ごとや悩みご. とを、保健師に電話で相談す. ることができます。


家事支援

  • 食事の準備及び後片付け
  • 居室などの掃除及び後片付け
  • 衣類の洗濯及び整理
  • 食料品、生活消耗品の買出し及び納付書による公共料金などの払込み

育児支援

育児支援では、授乳やおむつ交換、もく浴などの準備や後片付けなどのお手伝いを行います。

子育てに関する相談

日常生活における子育てに係る困りごとなどについて、ヘルパーや保健師が連携し対応します。電話での相談は、平日(月曜日から金曜日)午前8時30分から午後5時15分です。

サービスの利用について

  • 年末年始(12月29日から1月3日)を除く、午前8時から午後8時まで
  • 利用料金:1時間250円

申込方法について

受付専用ダイヤル:027-384-8009(午前8時30分から午後6時まで)

もしくは、ファクス(027-384-8006)へお申し込みください。なお、ファクスでの申込の場合は、申込内容の他に確認させていただきたい事項がありますので、専用ダイヤルに連絡をお願いします。

※キャンセルの場合は、必ずご利用時間の2時間前までに、専用ダイヤルへご連絡ください。

※利用にあたっての事前登録の必要はありません。

書式等ダウンロードリンク

ファクスによるお申込後は必ず専用ダイヤル(027-384-8009)に連絡をお願いします。(申込内容など確認させていただきます。)

このページの担当

  • 保育課
  •  
  • 電話:027-321-1246
  •  
  • ファクス:027-324-1849
www.city.takasaki.gunma.jp/docs/.../files/1515.pdf

2019年5月13日 - お店ぐるりんタクシーが6月1日から運行します・・・・P8. 6月1日 宇津木スタジアムがオープン・・・・・・・・・・・・P10. 家事や育児をお手伝い。頑張るお母さんを応援します. 子育てSOSサービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4. ボクの、ワタシの、成長調べ .


フランスの小説家フランソワーズ・サガン

2019年07月29日 10時10分07秒 | 社会・文化・政治・経済

フランソワーズ・サガン(Françoise Sagan、1935年6月21日 - 2004年9月24日)は、フランス小説家脚本家。本名はフランソワーズ・コワレ(Françoise Quoirez)。

ペンネームは、マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』の登場人物 "Princesse de Sagan" から取られた。

ブラームスはお好き

ブラームスはお好き』(ブラームスはおすき、Aimez-vous Brahms? )は、1959年に発表されたフランス作家フランソワーズ・サガン作の小説。日本では朝吹登水子の訳で知られる。

概要

サガンがデビュー作『悲しみよこんにちは』(Bonjour Tristesse )から5年後の23歳の時に書いた作品。

ストーリーはパリを舞台に3人の男女が織りなす恋物語。

題名の「ブラームス」は作曲家のヨハネス・ブラームスのことで、「ブラームスはお好き」は、シモンがプレイエル・ホールでのコンサートにポールを誘う手紙の中で「ブラームスはお好きですか?」とさりげなく問う一文から。

あらすじ

若くして1度離婚した後、現在は装飾デザイナーの職につき経済的に自立した39歳の独身女性ポールが主人公。

互いに束縛せず、同棲もせず、お金の貸し借りもなし、という約束のもと、同じ独身の中年男性ロジェと交際を続けてきたポールはある日、若く心優しい25歳の青年シモンに出逢う。

ポールもロジェと同じく何をしても良いという約束だが、ロジェの気まぐれさに寂しさを感じ、でも約束のため言えず孤独だったポールは、ロジェを愛しながらもいつしかロジェとは正反対の繊細なタイプで、自分に積極的にアプローチしてくるシモンに少しずつ惹かれていく。時には寂しさに涙しながらも長い関係を築いてきたロジェか…、裏表のないストレートな気持ちで自分を求めて来る年下のシモンか…、ポールの心は揺れ動く。

それまでは仕事中心で他の若い女達と浮気をし、ポールをあまり省みなかったロジェは、シモンの存在を知り焦る。だが、約束で深入りせず、今の若い浮気相手のメージーとも関係を続ける。やがて、ポールとシモンは同棲を始めるが…。

映画化

1961年に『さよならをもう一度』(Goodbye Again)というタイトルで映画化されている。

さよならをもう一度
Goodbye Again(英語題名)
Aimez-vous Brahms?(フランス題)
監督 アナトール・リトヴァク
脚本 サミュエル・テイラー
原作 フランソワーズ・サガン
ブラームスはお好き
製作 アナトール・リトヴァク
出演者 イングリッド・バーグマン
イヴ・モンタン
アンソニー・パーキンス
音楽 ジョルジュ・オーリック
撮影 アルマン・ティラール
編集 バート・ベイツ
製作会社 アーガス・フィルム
マーキュリー・プロダクション
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開 アメリカ合衆国の旗 1961年6月29日
フランスの旗 1961年6月29日
日本の旗 1961年10月25日
上映時間 120分


Françoise Sagan
Theatrorama Château en Suède.jpg
誕生 フランソワーズ・コワレ
Françoise Quoirez
1935年6月21日
フランスの旗 フランス共和国ロット県カルジャク
死没 2004年9月24日(69歳没)
フランスの旗 フランスカルヴァドス県オンフルール
職業 作家小説家劇作家脚本家映画監督作詞家
言語 フランス語
国籍 フランスの旗 フランス
最終学歴 ソルボンヌ大学
活動期間 1954年 - 1996年
代表作 悲しみよこんにちは』(1954年

悲しみよこんにちは

2019年07月29日 09時24分16秒 | 社会・文化・政治・経済

悲しみよこんにちは』(原題:Bonjour Tristesse[1])は、1958年公開のアメリカ合衆国イギリスの合作による映画。原作は1954年に発表されたフランスの作家フランソワーズ・サガンの同名小説『悲しみよこんにちは』。

悲しみよこんにちは
Bonjour Tristesse
Bonjour Tristesse film poster.jpg
  • 【映画パンフ】悲しみよこんにちは■デボラ・カー/ミレーヌ・ドモンジョ■スカラ座■昭和33年■1■190717■_画像1
監督 オットー・プレミンジャー
脚本 アーサー・ローレンツ
原作 フランソワーズ・サガン悲しみよこんにちは
製作 オットー・プレミンジャー
出演者

キャスト

音楽 ジョルジュ・オーリック
撮影 ジョルジュ・ペリナール
編集 ヘルガ・クランストン
配給 コロンビア映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1958年1月15日
日本の旗 1958年4月8日
上映時間 94分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イギリスの旗 イギリス
言語 英語

ストーリー

裕福なプレイボーイのレイモンド(デヴィッド・ニーヴン)は、天真爛漫な娘のセシール(ジーン・セバーグ)と同居している。

彼が亡妻の親友だったアンヌ(デボラ・カー)と婚約していることを知ったセシールは、いまの生活が失われてしまうのではないかと恐れて、レイモンドとアンヌの仲を引き裂こうとする。

解説

フランスの女流作家、これを書いた当時は18歳だったフランソワーズ・サガンの原作を、「旅情」の原作者アーサー・ローレンツが脚色し、「黄金の腕」「軍法会議(1956)」のオットー・プレミンジャーが監督した、戦後フランスの若い世代の心理を、17歳の少女を主人公として描いた作品。

「チャタレー夫人の恋人」のジョルジュ・ペリナールのキャメラ、「ノートルダムのせむし男」のジョルジュ・オーリックの音楽という欧州側スタッフが起用され、原作の舞台である南仏リヴィエラ海岸とパリで撮影が行なわれた。プリントは黒白と色彩の両方を併用するという新手法が使われている。女主人公を演ずるのは、プレミンジャーに見出だされた新人ジーナ・セバーグ。

他に「めぐり逢い(1957)」のデボラ・カー「いとしの殿方」のデヴィッド・ニヴェン「女は一回勝負する」のミレーヌ・ドモンジョ「戦場にかける橋」のジョフリー・ホーンなどが主演。「陽はまた昇る」のジュリエット・グレコ「潮風のいたづら」のウォルター・チアリ等が助演する。タイトル・デザインは「八十日間世界一周」のサウル・バス、在パリ菅井汲の絵が画中に使われている。製作はプレミンジャー自身。

ストーリー

あの夏からは総てが変わった。何もかもが永遠に--1年前の夏、17歳の私は全く幸福だった。

海を見下ろす南仏セント・トラペッツの丘の別荘に私たちはいた。

母を15年前亡くした父レイモン(デイヴィッド・ニーヴン)と、父の愛人エルザ(ミレーヌ・ドモンジョ)と、私、セシール(ジーナ・セバーグ)の3人。父は41歳の事業家で、女にもて、親切で朗らかで、私を愛していた。半玄人でワンサ女優のエルザ、数多い父の女友達の...

やってきた。優雅な、洗練された、夫と離婚した中年の彼女。私たちの気楽な生活が、彼女の出現によって終わりそうなことを私は直感した。エルザが共に居ることを怒った彼女も、結局は私たちといっしょにくらすことになった。しかし、父とアンヌはだんだん親密になり、エルザと私は孤独になっていった。私にはまだフィリップがいたけれど、エルザがまず我慢出来なくなった。

カジノに行った夜。消えてしまった父とアンヌを探して、2人の囁きを暗闇の自動車の中に私が聞いた夜。エルザは私たちの所へ帰って来なかった。翌朝、父はアンヌとの結婚を打明けて私に賛成を求めた。中年の、恋を得た女性の美しさ。

それが私にはねたましかった。海辺のパラソルの下で、私はフィリップと激しい接吻に身をまかせた。それを、アンヌが見たのだ。激しい叱責、勉強のこと、フィリップと会ってはならぬこと、将来のこと等々。

けれど、私はもう子供じゃないのだ。父をかえ、私までかえようとするアンヌ、大嫌いな女。私は彼女の詰問にあって、夜の部屋をとび出した。裸で眠っていたフィリップの部屋で、私は初めて彼の激しい愛撫におぼれた。私は復讐の片棒をエルザにかつがせた。フィリップと彼女の連れだった姿を見せつけて、父の嫉妬をかきたてようというのだ。計画はやがて実を結んだ。

その日の昼すぎ、父は人に会うのだと外出した。やがて散歩に出たアンヌのあとを私はつけた。そして、木陰で聞いた父とエルザの忍び笑い。アンヌは家の方に向かって走った。彼女は涙を流していた。そんな彼女を、今までどうして私は想像しえたろう。待って、アンヌ、許して--すがる私に、彼女は接吻して、自動車を猛烈なスピードでスタートさせ、走り去った。

自動車が崖から落ちて、彼女が死んだことが知らされたのはその日の午後だった。この夏7回目の運転事故として。--エルザは南米に行き、フィリップとは葬式以来会っていない。残った父と私。あの時から、どの日も私にとって暗い。夢の中でアンヌを呼び、また意味のない1日を迎えようとする朝、私はつぶやく、悲しみよ、こんにちはと。...


カラオケ大会後の抽選会

2019年07月28日 22時53分18秒 | 日記・断片

取手・新道の阿夫利神社の夏まつりへ行く。
友人たちはほとんで顔を見せない。
子どは少ないが、それでもまつりの主役は子どもたちいであり、カラオケ大会ではグループで参加して盛り上げている。
「歌わうてないけど、ノリで舞台にあがりました」と言う男の子もいた。
カラオケ大会後の抽選会が、子どもたちの楽しみである。
当方はビールのセットが当たらないかと待っていたのだが、何も当たらない。
家族で来ていて、3人、4人が当たるケースも。
何年も参加しているが、我が家は誰も当たらない。
最後の景品は自転車だった。
白山のカラオケ大会、取手駅前のカラオケ大会でも景品に当たったことがないのだ。

今年はどうか?

 






詩心―永遠なるものへ

2019年07月28日 22時14分07秒 | 社会・文化・政治・経済

中西 進  (著)

商品の説明

内容紹介

山の木魂を聞きとめるように、自然の深奥の響きを捉え、思いを結晶させる——。万葉の昔から、うつりゆく世界をことばに託してうたいあげる文化は、形を変えながら現代に引き継がれてきた。一篇の詩と向かい合うとき、私たちはこれまでの悠久の宇宙、これから果てしなく続く無窮の時間、そしていまという一瞬の永遠を感じることができる。本書は、長い時をかけて培われてきた美しい詩の世界への招待状である。

内容(「BOOK」データベースより)

山の木魂を聞きとめるように、自然の深奥の響きを捉え、思いを結晶させる―。万葉の昔から、うつりゆく世界をことばに託してうたいあげる文化は、形を変えながら現代に引き継がれてきた。一篇の誌と向かい合うとき、私たちは、これまでの悠久の宇宙、これから果てしなく続く無窮の時間、そしていまという一瞬の永遠を感じとることができる。本書は、長い時をかけて培われてきた美しい詩の世界への招待状である。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中西/進
1929年(昭和4年)東京に生まれる。53年東京大学文学部卒業、59年東京大学大学院博士課程修了。筑波大学教授、国際日本文化研究センター教授、大阪女子大学長、帝塚山学院理事長・学院長などをへて、現在、京都市立芸術大学長、奈良県立万葉文化館長、中教審委員などをつとめる。国語審議会委員、日本学術会議会員ほかを兼ねた。文化功労者、日本学士院賞、大佛次郎賞ほか受賞。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



<詩心>の復権

2019年07月28日 21時53分23秒 | 社会・文化・政治・経済

メディアという言葉は、もともと<媒介する>という意味だ。
誰かと誰かを結び付けていく。
思い込みに固まってしまった、<まなざし>を、揺り動かしてあげる。
そうすれば、本人も解き放たれていけるし、対立した関係も変化していく。
悲しみが、いつか希望へと転換していくこともある。
言葉を大切にし、人間に対して深く思いをめぐらせていく<詩心>の復権が、いよいよ求められている時代になっている。


阪神が歴史的な大敗「よーいどんで7点」矢野監督

2019年07月28日 21時19分41秒 | 野球

<巨人16-4阪神>◇28日◇東京ドーム

阪神が伝統の一戦で屈辱的な大敗を喫し、再び自力Vが消滅した。先発岩田稔投手(35)が初回7失点の大乱調も中継ぎ陣の登板過多で3回まで引っ張らざるを得ず、その後投入した飯田、浜地、高野の3投手も全員打ち込まれた。巨人戦の満塁被弾2本は球団初で16失点も今季ワースト。首位を3連倒して5・5差に迫り、セ・リーグを面白くしたかっただけに矢野燿大監督(50)もがっくりだ。

ゲレーロに中越え満塁本塁打を浴び悔しそうな表情を見せる岩田

   ◇   ◇   ◇

巨人ファンの凱歌が背後から突き刺さる。大敗後、35歳の岩田が責任を一身に受け止めた。東京ドームの階段を上る足取りは重い。「自分をコントロールすることができなかった。ただただ情けない。チームが連勝していた流れを止めてしまって申し訳ない」。中11日の先発は、今季安定していた立ち上がりに失敗。大誤算の初回7失点で早くも勝負は決まってしまった。

プレーボールから27分後の悪夢だった。1回、先制したがすぐに同点と戻され岡本への押し出し四球で勝ち越されて、なおも1死満塁。梅野は内角に構えたが速球は外寄りへ。ゲレーロに逆球を強振されるとバックスクリーン左に届く。痛恨の満塁被弾…。矢野監督も白旗を揚げるしかない。

「よーいどんで7点。しんどすぎた。2つ取ったからこそ今日はウチとしては何としても取りたい試合。あれだけいかれるとね…。なかなか打者も『いくぞ』という形にはなりにくい。その後、また2点取られたんかな。しんどかったね」

前夜は7投手で継投する延長戦を制していた。最近は救援陣をフル回転させ、なるべく温存したい事情がある。岩田は1回に7点を失ったが不用意にリリーフをつぎ込めない。指揮官は「難しいよ」と嘆く。岩田を今季最短の3回7失点であきらめても、まだ仕打ちが待っていた。飯田が2点を失い、浜地もつかまる。6回、炭谷に満塁アーチを浴びた。巨人戦で1試合2発の満塁本塁打を献上するのは、球団史上初めてだ。G戦16失点も01年以来、18年ぶり…。再び自力優勝の可能性が消えてしまい、歴史的な屈辱大敗になった。

7月は8勝11敗1分けで2カ月連続の月間負け越しも決まった。指揮官は「どうしようもない。打つのを待つしかないし、あれだけ点数がある。策って何もできるわけじゃないからさ」とお手上げの黒星だった。不振のメッセンジャーが前日27日に米国へ帰国。先発陣が手薄になり、岩田は次回も先発する方向だ。悔しさをバネにはい上がるしかない。【酒井俊作】

▽阪神福原投手コーチ(岩田について)「コントロールに苦しんだ。自分の投球が出来ていなかった」

▽阪神金村投手コーチ(岩田について)「今日は苦しかったけど、次のカードのことを考えても岩田は必要な戦力。切り替えてやってもらうしかない」

▼阪神の1試合16失点は今季最悪で、14年9月13日広島戦17失点以来、5シーズンぶり。なお巨人戦に限れば01年3月30日17失点以来18年ぶりで、球団史上単独ワースト4位。

▼阪神の1回の1イニング7失点は、5月17日の広島戦9回、6月8日の日本ハム戦7回の各7失点と並び、今季最多。巨人戦での1イニング7失点は、15年8月19日5回の12失点以来。初回の7失点は、16年8月30日中日戦7失点以来。巨人戦に限ると、98年4月25日の1回表9失点以来、21年ぶりの屈辱となった。

 
【関連記事】

狼の義 新 犬養木堂伝

2019年07月28日 14時08分11秒 | 社会・文化・政治・経済
 
林 新 (著), 堀川 惠子 (著)
 

商品の説明

内容紹介

この男を失い、日本は焦土と化した。政界を駆けた孤狼の生涯を壮大に描く!

この男を失い、日本は焦土と化した。

最期の言葉は「話せばわかる」「問答無用」ではなかった!?
5・15事件の実態はじめ、驚愕の事実に基づく新評伝。
政界を駆け抜けた孤狼の生涯を圧倒的筆力で描く!!

「極右と極左は毛髪の差」(犬養毅)
日本に芽吹いた政党政治を守らんと、強権的な藩閥政治に抗し、腐敗した利権政治を指弾し、
増大する軍部と対峙し続け、5・15事件で凶弾に倒れた男・犬養木堂。
文字通り立憲政治に命を賭けた男を失い、政党政治は滅び、この国は焦土と果てた……。
戦前は「犬養の懐刀」、戦後は「吉田茂の指南役」として知られた古島一雄をもう一人の主人公とし、
政界の荒野を駆け抜けた孤狼の生涯を圧倒的な筆力で描く。
最期の言葉は「話せばわかる」ではなかった!? 5・15事件の実態をはじめ、驚愕の事実に基づく新評伝。

「侵略主義というようなことは、よほど今では遅ればせのことである。どこまでも、私は平和ということをもって進んでいきたい」
(1932年5月1日、犬養首相の日本放送協会ラジオ演説より)
真の保守とは、リベラルとは!? 明治、大正、昭和の課題を、果たして私たちは乗り越えられたのか?? 

※本書は2017年に逝去された林新氏が厳格なノンフィクションでなく、敢えて小説的な形式で構想し、着手したものを、堀川惠子氏がその意志を受け継ぎ、書き上げたものです。

内容(「BOOK」データベースより)

日本に芽吹いた政党政治を守らんと、強権的な藩閥政治に抗し、腐敗した利権政治を指弾、増大する軍部と対峙し続け、5・15事件で凶弾に斃れた男・犬養木堂。文字通り立憲政治に命を賭けた男を失い、政党政治は滅び、この国は焦土と果てた…。真の保守とは、リベラルとは!?戦前は「犬養の懐刀」、戦後は「吉田茂の指南役」として知られた古島一雄をもう一人の主人公とし、政界の荒野を駆け抜けた孤狼の生涯を圧倒的な筆力で描く。驚愕の事実に基づく新評伝!

著者について

●林 新:1957~2017。慶應義塾大学経済学部卒。NHKエグゼクティブ・プロデューサーとしてNHKスペシャル、大型企画を担当。「ドキュメント太平洋戦争 第4集 責任なき戦場 ~ビルマ・インパール~」(文化庁芸術作品賞)「家族の肖像」(ギャラクシー賞受賞)「世紀を越えて」「JAPANデビュー 天皇と憲法」など近現代史に造詣が深い。著書に『よみがえる熱球 プロ野球70年』(集英社)、『日本人と象徴天皇』(共著・新潮社)。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

林/新
1957~2017年。慶應義塾大学経済学部卒。NHKエグゼクティブ・プロデューサーとしてNHKスペシャル、大型企画を担当。「ドキュメント太平洋戦争第4集責任なき戦場~ビルマ・インパール~」(文化庁芸術作品賞)、「家族の肖像」シリーズ(ギャラクシー賞)、「世紀を越えて」「JAPANデビュー天皇と憲法」など近現代史に造詣が深い

堀川/惠子
1969年生まれ。テレビ記者を経てノンフィクション作家。『死刑の基準』で講談社ノンフィクション賞、『裁かれた命』で新潮ドキュメント賞、『教誨師』で城山三郎賞、『原爆供養塔』で大宅壮一ノンフィクション賞、『戦禍に生きた演劇人たち』でAICT演劇評論賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 
 
 
 

 
 

感情の正体

2019年07月28日 13時55分25秒 | 社会・文化・政治・経済

渡辺 弥生 (著), 谷野まこと (イラスト)

 

商品の説明

 

内容紹介

メタ認知で感情力を伸ばす

抑えられないネガティブな感情。怒り、悲しみ、屈辱感、劣等感、後悔……。
ポジティブ感情もそうだけれど、どうにも思い通りにならないのが人間の気持ちです。
勉強や仕事の能率を上げ、友情や公共心を育むには「感情の安定」が大切ですが、どうすれば身につくのでしょう。
非行やいじめ、ひきこもり、発達障害や児童虐待との関係は?
世界の最先端研究から感情の正体に迫り、効果的なマネジメントの技術を盛りだくさんに紹介します。
職場で学校で家庭で、実践できるテクニックやアイデア多数! 

わくわくチャージの知恵、スキル、支援 【目次より】

第一章 感情とは何か
第二章 様々な年代と感情の発達
第三章 道徳感情の芽生えと成長
第四章 問題行動の感情問題
第五章 感情マネジメントの技術
第六章 場所アイデンティティと感情

内容(「BOOK」データベースより)

白いキャンバスに、点一つでも黒いインクが落ちると台無しになってしまうように、悪い方向へ考えることが仕組まれているようです。もしそれが正しいエビデンスだとしたら、一体なぜなんでしょう。一方で、感情があるからこそ、喜びや幸せを感じることができ、生きている意味を探ることができます。わくわくチャージの知恵・スキル・支援。

著者について

大阪生まれ。筑波大学卒業、同大学大学院博士課程心理学研究科で学んだあと、筑波大学、静岡大学、ハーバード大学客員研究員、カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員研究員を経て、現在、法政大学文学部心理学科教授。同大学大学院ライフスキル教育研究所所長。教育学博士。専門は発達心理学、発達臨床心理学。単著に『子どもの「10歳の壁」とは何か?――乗りこえるための発達心理学』(光文社新書)、『親子のためのソーシャルスキル』(サイエンス社)、編著に『発達心理学』(北大路書房)『小学生のためのソーシャルスキル・トレーニング』『中学生・高校生のためのソーシャルスキル・トレーニング』(明治図書出版)など多数。

この本は、読むのに結構時間がかかります。生涯発達のなかで、感情についてわかってきたことは、まだほんの一部だからなのかもしれません。第一章は、感情について明らかになっている科学的な知識です。遊ぶ時間や遊ぶ仲間、遊ぶ場所を見つけることが至難な今日、学校における社会化や感情の教育が注目されています。第二章は、人間の感情はどのように発達するのかを明らかにします。感情が発達する際の特徴に言及しているのは他書にはほとんどないそうです。気持ちを家族に隠す青年期は、いじめ問題や自殺の背景を考える際にもっと取り上げる必要があると思います。第三章は、感情と道徳の関連性です。怒りや悲しみの基本的な感情とは別に、感謝、嫉妬、慈悲、罪悪感などの道徳的感情を育むことが必要です。興味深い調査が次々に登場しますが、非現実的な話しをもとに尋ねた回答から成果を導き出していることにも触れています。第四章は、子どもたちの問題行動と感情の関連を論考します。非行、ひきこもり、いじめ、虐待、発達障害について、感情という切り口から子どもたちへの有効な支援を見つけようとします。問題行動を抱える子どもたちには、わくわくとした体験が失われているのです。第五章は、感情に翻弄されないためにはどうすればよいか、具体的なアプローチを提示します。ソーシャルスキルトレーニングやマインドフルネスが取り組みやすそうです。最終章の第六章は、感情に影響を及ぼす場所アイデンティティについてです。学校現場の実情と解離した感もありますが、できることがあれば取り入れるのも悪くはありません。ほとんどが教育に関わる内容ですので、学校の先生にはぜひ読んでいただきたいです。

発達心理学から、感情について考えさせてくれる本です。
 話題は多岐にわたって、"愛着"から始まり、「第4章_問題行動の感情問題」では、
"非行と怒り"の問題解決のためのレパートリーの少なさ、"ひきこもり"の家族に対する
アンビバレントな気持ち、羞恥心/罪悪感/孤独感と感情表現の苦手さ、"いじめ"の被害
者側の反応といじめる側に転身した時の攻撃性や衝動性、"虐待"、"発達障害"へと広が
って、「第5章_感情マネジメントの技術」でのポジティブ感情とネガティブ感情の捉え
方、「第6章_場所アイデンティティと感情」への展開していきます。これだけ網羅する
と、総花的で総論的になってしまうのですが、ポイントを押さえながら具体的にしてく
れているところに、著者・渡辺さんの力量を感じます。







 

 

 


こんな夜更けにバナナかよ

2019年07月28日 13時35分37秒 | 社会・文化・政治・経済

渡辺 一史  (著)

筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち 

商品の説明

内容紹介

映画化決定。大泉洋主演、2018年冬公開予定。

ボランティアの現場、そこは「戦場」だった――

自分のことを自分でできない生き方には、尊厳がないのだろうか? 介護・福祉の現場で読み継がれる傑作ノンフィクション!

内容(「BOOK」データベースより)

自分のことを自分でできない生き方には、尊厳がないのだろうか? 介護・福祉の現場で読み継がれる傑作ノンフィクション! 
重度の筋ジストロフィー患者の鹿野靖明さんと、彼を支える学生や主婦たち約40名のボランティアの日常を描いた渾身のノンフィクション。人工呼吸器をつけた病の極限化で、人間的自由を貫こうとした重度身体障害者と、さまざまな思惑から生の手応えを求めて介護の現場に集ったボランティアたち。「介護する者、される者」の関係は、ともに支え合い、エゴをぶつけ合う、壮絶な「戦場」とも言えるものだった――。 
史上初、講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞した大傑作ノンフィクションが、ボランティアの人々の後日譚を加え文庫化。解説は山田太一氏。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

渡辺/一史
1968年、名古屋市生まれ。中学・高校、浪人時代を大阪府豊中市で過ごし、1987年、北海道大学理2系入学と同時に札幌市に移り住む。1991年、北大文学部行動科学科を中退後、北海道を拠点に活動するフリーライターとなる。2003年刊『こんな夜更けにバナナかよ』で、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2011年刊『北の無人駅から』で、サントリー学芸賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



植松聖被告(29)強弁「間違っていない」

2019年07月28日 08時50分35秒 | 社会・文化・政治・経済

相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人を殺害したなどとして、殺人罪などで起訴された植松聖被告(29)が時事通信の取材に応じた。
来年1月から公判が始まる見通しだが、植松被告は「刑事責任能力がないという主張はしない」と語った。

植松被告強弁「間違っていない」
「障害者は生きている価値はない」
「重度障害者は不幸をつくる」
「介護を受けるのは間違っている。人の時間と金を奪っている」


相模原「やまゆり園」殺傷事件から3年 今も反省のない被告に知ってほしい「霊的真実」

2019年07月28日 08時07分36秒 | 野球

2019.07.27

《本記事のポイント》
重度の障害者19人が殺害された事件から3年経つが、被告は今も反省していない
しかし、重い障害があっても、「魂は健全」
障害者は「魂の教師」「すさんだ心の救済」などの大きな使命を持つ

神奈川県相模原市の障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、26人が重軽傷を負った事件から、26日で3年が経った。

同施設に長期入所している人は、全員が知的障害を抱えていた。中には身体障害もあるなど、常時介護が必要な人もいた。殺人などの罪に問われている植松聖被告は、かつて施設で働いており、深夜に侵入して入居者を次々に殺傷した。

被告は警察の調べに対し、「意思の疎通ができない人たちを刺した」「障害者がいなくなればいいと思った」という趣旨の供述をし、世界に衝撃を与えた。人格障害の一つである「自己愛性パーソナリティー障害」などと診断されたが、その後「完全責任能力があった」と判断され起訴されている。
「人間の本質は魂であり、障害があっても、魂は完全」

被告は、勾留先でのマスコミ取材に「申し訳ないですが、仕方なかったと思います」「意思疎通ができない人は安楽死すべきです」「今思えば全部(入居者全員)刺してしまっても差し支えなかった」「ベストを尽くしたつもり」などと話したと報道されている。

事件から3年が経った今も、まったく反省の色は見られない。

被告が事件を起こす前に、衆院議長公邸に送った手紙には「障害者は人間としてではなく、動物として生活を過しております」(原文ママ)と書かれていた。だが、そうした考えは間違いだ。

大川隆法・幸福の科学総裁は、「人間の本質は魂であり、障害があっても、魂は完全」と説いている。こうした宗教的真理を背景に障害者支援を行う一般社団法人「ユー・アー・エンゼル」では、重い知的障害を持つ小学生が字を書けるようになる、寝たきりの重度重複障害者と呼ばれる少年が、スイッチワープロを使って美しい詩を綴るなどの事例が報告されている。

彼らは、障害によって、自分の思いや考えをうまく表現できないだけであり、周りの人の言うことが理解できていることの証明と言えるだろう。心は健常者と同様に"成長"しており、重い障害があっても、断じて「動物として生活」などしていない。


障害者は「魂の教師」の役割を持つ

大川総裁は、経典『愛と障害者と悪魔の働きについて ─「相模原障害者施設」殺傷事件─』のあとがきに、こう記している。

「障害者は、人間に、足るを知り、幸福とは何かを教える、魂の教師の役割を持っている。また不当な、劣等感・失敗感・挫折感により、神への信仰を見失った、競争社会のすさんだ人々を、救済する役割も障害者たちには与えられている。そして彼らの中には現実の天使も身を隠して潜んでいる」

幸福の科学の教えによれば、人間の本質は肉体ではなく魂で、私たちはこの世とあの世を何度も生まれ変わり、魂を磨く存在だ。時には、使命を果たすために、あえて障害を持って生まれてくることもある。その使命の尊さは、健常者として生まれてくる場合と変わらないと言える。

「障害があっても魂は健全」「障害者は魂の教師の役割を持つ」などの宗教的真理を多くの人が知ることが、今回のような悲惨な事件をくり返さないために必要だ。被告もいつか、このような「霊的真実」を知り、反省する機会が訪れることを祈りたい。
「人間の本質は魂であり、障害があっても、魂は完全」

被告は、勾留先でのマスコミ取材に「申し訳ないですが、仕方なかったと思います」「意思疎通ができない人は安楽死すべきです」「今思えば全部(入居者全員)刺してしまっても差し支えなかった」「ベストを尽くしたつもり」などと話したと報道されている。

事件から3年が経った今も、まったく反省の色は見られない。

被告が事件を起こす前に、衆院議長公邸に送った手紙には「障害者は人間としてではなく、動物として生活を過しております」(原文ママ)と書かれていた。だが、そうした考えは間違いだ。

大川隆法・幸福の科学総裁は、「人間の本質は魂であり、障害があっても、魂は完全」と説いている。こうした宗教的真理を背景に障害者支援を行う一般社団法人「ユー・アー・エンゼル」では、重い知的障害を持つ小学生が字を書けるようになる、寝たきりの重度重複障害者と呼ばれる少年が、スイッチワープロを使って美しい詩を綴るなどの事例が報告されている。

彼らは、障害によって、自分の思いや考えをうまく表現できないだけであり、周りの人の言うことが理解できていることの証明と言えるだろう。心は健常者と同様に"成長"しており、重い障害があっても、断じて「動物として生活」などしていない。


障害者は「魂の教師」の役割を持つ

大川総裁は、経典『愛と障害者と悪魔の働きについて ─「相模原障害者施設」殺傷事件─』のあとがきに、こう記している。

「障害者は、人間に、足るを知り、幸福とは何かを教える、魂の教師の役割を持っている。また不当な、劣等感・失敗感・挫折感により、神への信仰を見失った、競争社会のすさんだ人々を、救済する役割も障害者たちには与えられている。そして彼らの中には現実の天使も身を隠して潜んでいる」

幸福の科学の教えによれば、人間の本質は肉体ではなく魂で、私たちはこの世とあの世を何度も生まれ変わり、魂を磨く存在だ。時には、使命を果たすために、あえて障害を持って生まれてくることもある。その使命の尊さは、健常者として生まれてくる場合と変わらないと言える。

「障害があっても魂は健全」「障害者は魂の教師の役割を持つ」などの宗教的真理を多くの人が知ることが、今回のような悲惨な事件をくり返さないために必要だ。被告もいつか、このような「霊的真実」を知り、反省する機会が訪れることを祈りたい。
(駒井春香)
ザ・リバティwebの使命は、信教の自由や責任を伴う選択の自由、創造の自由など、宗教的真理と普遍的価値観に基づいた「真の自由」の実現です。
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好書好日

2019年07月28日 07時19分56秒 | 社会・文化・政治・経済

「令和」に込められた『万葉集』の一節
 五月一日に新天皇が即位、「令和」という新しい時代の幕開けを迎えました。
「令和」の二文字は、『万葉集』にある以下の一節から「令」と「和」が取られました。
 初春の令月にして 気淑(きよ)く風和(かぜやわら)
ぎ 梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き 蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす
 これは大伴旅人(おおとものたびと)ら32首の「梅の花の歌」の序文です。「令月」とはもともとは陰暦の二月を指す言葉ですが、大伴旅人は日本の風土に照らして、一月と読み替えました。現代を生きる私たちにとっては「新しい時代が始まる初春の月」とでも言い換えられるでしょう。
 これまで日本のすべての元号は漢籍(中国の古典)をもとに考えられてきました。「令和」は歴史上初めて、漢籍ではなく国書(日本の古典)からつけられた元号です。『万葉集』には知識階層だけでなく、防人、無名の庶民や農民の歌が数多く収録されています。私たちの身近なところで慎ましく暮らしていた人々の歌が改めて脚光を浴びているのは、実に素晴らしいことではないでしょうか。先日たまたまテレビを見ていたところ「万葉集を勉強してきた」とうれしそうに話す小さな男の子がいてびっくりしました。古典とは子どもから高齢者まで、老若男女誰もが親しめる人類の貴重な財産です。
 令(うるわ)しく平和に生きる日本人の原点である『万葉集』が典拠となったということは、個人的にはまことに喜ばしいことだと思っています。
 昭和以前の元号は天変地異に伴って替わったり、瑞祥を命名したり、過去への反省に立ってつけられています。いみじくも「平成」の30年4カ月、日本は一度も戦争をしませんでした。しかし災害に見舞われ、平成の世に懸命に守ってきた平和とは、まさに「令なる和」であり、私はこれこそを「うるわしき平和」と呼びたいのです。「明治」のような統治者のスローガンでもなく、現在の政治を改めて主権在民の世の中を作ろうという「大正」でもない。戦乱の世を治めて昭らかな和を作ろうという「昭和」でもない。今ある平和な世の中を、より美しいものとして築き上げていこうという「和」への働きかけが「令和」です。さらに言えば、「令和」は平和を希求する民衆の叫びとも言えるのではないでしょうか。
歴史を顧みれば、戦国時代や幕末など、乱世にこそ『万葉集』が支持され、流行した歴史があります。「平成」の終盤に東日本大震災や度重なる風水害に襲われた日本でこうして『万葉集』が脚光を浴びているのも、時代の必然と言えましょう。
 庶民全体から愛される文化遺産である元号の伝統は、世界広しと言えど現存しているのは日本だけです。「令和」の始まりに立つ私たちは、今こそ新しい決意で、「令しき平和」な世界を築いていこうではありませんか。

令しく平和に生きるために 

令しく平和に生きるために 

著:中西 進 潮出版社/741円+税

史上初めて「国書」が典拠となった新元号「令和」。「令和」の考案者として話題となっている著者が新たな時代に何を願うのか。本書では、日本を代表する国文学者が、今こそ大切にしたい日本人の心や、未来へつなぐ平和への願いを綴っている。

この記事で紹介した本


令しく平和に生きるために (潮新書)著者:中西 進出版社:潮出版社価格(紙書籍):800円
 
 
好書好日

本離れが進んでいると言われます。
電車で本を読んでいる人の姿は、すっかり減りました。
本に書かれた情報はインターネットのどこかに流れていて、スマホがあれば事足りている。
そうでしょうか。
たしかに、小説にわくわくしたり、社会の出来事をより深く学んだり、そんな読書そのものを楽しむ人は減ったのかも知れません。
でも、本の役割って、それだけでしょうか。
気に入った映画を原作で味わい直したり、アート展を見た後に画集を買ったり、子供に絵本を贈ったり……。
そんな体験をへて手元に残った本は、ふとした瞬間、過去の自分の記憶を呼び覚ましてくれます。
本は、目の前を通り過ぎる情報を記憶しておく装置なのです。
Good Life with Books
自分の人生を少しだけ豊かにしてくれる本、本、本……。
「好書好日」は、あなたと本との出会いを手助けしたいと思っています。

 

 


令しく平和に生きるために

2019年07月28日 06時54分49秒 | 社会・文化・政治・経済

 

 
中西進 (著)
 
商品の説明

内容紹介

月刊「潮」で『こころを聴く』をテーマにした連載をまとめた、令和後初、万葉研究大家の随筆集!

内容(「BOOK」データベースより)

令和元年。日本を代表する国文学者は、何を聴き、何を願っているのか。令しく平和に生きるための想いを書き綴る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中西/進
国文学者、国際日本文化研究センター名誉教授。1929年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院修了、文学博士。筑波大学教授、大阪女子大学長、京都市立芸術大学長、帝塚山学院理事長・学院長、池坊短期大学長、日本学術会議会員などを歴任。宮中歌会始召人。日本学士院賞(1970年)、瑞宝重光章(2005年)、文化勲章(2013年)。日本比較文学会長、東アジア比較文化国際会議創始会長、日本ペンクラブ副会長ほかを務め、現在、全国大学国語国文学会長など。海外でも在中国日本学中心教授、アメリカ・プリンストン大学、ブラジル・サンパウロ大学ほか客員教授、インド・ナーランダ大学復興に賢人会議またボードのメンバーとして貢献した(2007~17年)。著書『万葉集の比較文学的研究』(読売文学賞・日本学士院賞)、『万葉と海彼』(和辻哲郎文化賞)、『源氏物語と白楽天』(大佛次郎賞)、『万葉みらい塾』(菊池寛賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 万葉集を出典とする元号「令和」。

世論調査では、8割以上の人が好印象を持っているという。
「令」をあえて日本語で表すとすると「うるわしい」がピッタリくるでしょう。
「うるわしい」も万葉集に出てきます。
大伴坂上郎女(おおともさかのうえのいらめ)という女性が、恋を長続きさせたいとの思いを詠じた歌です。
そもそも恋を長続きさせようというのは無理難題なのですが、気持ちは和からなくないですようね(笑い)。
大伴坂上郎女は、ようやく会えた時くらい、「うるはしきことつくしてよ」
(=ケンカになるような言葉はやめましょう)と呼びかけます。
実は、この<うつはしき>に、平和のポイントがあると思うのです。
恋人も夫婦も、大きくいえば国家も、関係を長く続けたいのであれば、一瞬の怒りに流されず、にっこり笑って相手を思う<うるわしい言葉>を掛けてあげる。
今、家庭も団体も世界も、その心の余裕を失っていることが残念でなりません。
今の世の中は、全てが<至れりつくせり>になってしまった。
放っておいても生きられる時代です。
<至れりつくせり>は、実は良いことばかりではありません。
どうしてかというと、誰かに満たしてもらうことが幸福であると勘違いし、自分の努力が縮小してしまうからです。
欲望は際限なくなり、他人依存が強まります。
そして、どんどん環境に流されていきます。
そうした時代には、「心力」「人間力」がより問われてくるでしょう。
それが磨かれてこそ、環境の中で流されない自律の力につながっていきます。
人間力は、言い換えれば<他人に対する心の豊かさ>でしょう。
それは、自身の成長や感謝の中で培われるものだと感じます。
―これからの時代を若者が生き抜くためのキーワードを漢字で示すと。
二つの言葉がカギになるでしょう。
一つは「汎はん」、そうして、もう一つは「超ちょう」という漢字です。
「汎」は<幅広い>という意味で、広い視野に立てるかどうか。
「超」は、一つの枠に収まらず高みを目指す<挑戦の力>ともいえるでしょう。
これからの時代、視野が狭かったり、小さく収まっていては、取り残されてしまいます。
より広く、より高く、そして挑戦的であってほしい。
若い人には、「語学」と「哲学」を身に付けることを勧めています。
語学は視野を広げますし、哲学は全てを明らかにする態度を養ってくれます。
活力ある若者が増えていけば、未来はもっと明るくなっていくに違いありません。