よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

メチャメチャ激務の大工仕事・・・

2006年06月30日 | 和宝窯
今日も相変わらず加工場が忙しい。
それ以上にあちこちの納品、仕込み、ビン詰め他
とにかくバタバタ。
が、今日で晴れ間が最後となればある程度小屋を終えなければ、
なので今日はカミさん加工場、私は外へ。


何とか柄を立てたものの、今更ながら欲張って高さを出した為、
とても作業がしづらく脚立一本で冷や冷やしながらの作業となる。




屋根材の作業に移行し、トタンを張る垂木を留める段になって
とうとう怖くなり軽トラを無理やりねじ込み、その上に脚立を載せ作業。

この時点で既に暗くなり始め、ポツリポツリと雨が落ちて来て
いよいよ焦り始める。
「何とか窯の口が隠れるくらいまでは屋根を!」
の一心で没頭し、以後の撮影は忘れてしまう。。。。

この後7時過ぎまで掛かって何とか半分ほどの屋根を張り
ほっと一息。
途中、窯をよく見ると三ヶ月ほど火が入っていないし、空の状態が
影響し湿気が酷いことに気づき、乾燥の為、中に炭を起こす。

その後電話を握りしめ翌日の打ち合わせ(明日参照)を終え、
終日加工場籠りで限界状態のカミさんとようやく合流し、仕込み等を。

晩飯が10時・・・ここ数ヶ月で一番疲れた日が終わった。


大工仕事・・・

2006年06月28日 | 和宝窯
今日から炭小屋の改装開始。
これでもか!といわんばかりの猛暑の中、始まる。。。



解体前はこんな感じ。
親父の片手間で作ったものだけれど、ご覧の通り屋根が平らなので
冬には雪が残って当然痛むし、雨が降れば雨漏りがすごい。




解体中は、炭を焼く際の煙が各所にしみ込み、また高温でプラの
波板は柱などに引っ付いていてとにかく困難を極める・・・



そんな中、小屋の片隅に新しい柱を立てる為に穴を掘っていると、
くわがたが・・・ノコギリくわがただが何年ぶりに見ただろう・・・




今日はここまで解体して終了。。
途中、畑に出ていたカミさんの手を借りて水平を取ったり、
「さ、これからどうしよう・・・」と途方に暮れる時間が
あったりで振り返るとあまり進んでいない。。。

晴れの日が明日くらいまで、というプレッシャーの中、明日は
大事な工程に突入。
・梁を乗せ、柄を立てる
これが「山」の様な気がする・・それさえクリアすれば後は
屋根を張るのも壁を張るのも慣れたもの。

どうすればいいのかわからないが、とりあえずやってみよう。

刺激・・・

2006年01月26日 | 和宝窯

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~催亊情報~

2/3(金)~2/8(水)
全国駅弁大会&うまいもの市@藤崎本館7F催事場
      宮城県から唯一出展します!
~紙面掲載~
1/27(金)~1/27(土)
河北新報 特集記事「ニッポン開墾」
        ブログ版はこちら
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またまた猛風・・炭の出来が、不安。
今日は、この辺の集落のゴミ当番の日。
なので早朝に集会所へ向かい、近所の皆さんのゴミ出し
お手伝い。
・・が、吹雪だったせいか、来たのはたった一人。。。
その後、直売所の雪はき当番でもあった事を思い出し、
家からスノーシャベル(?)を持ち出し、店の前をきれいに
掃いてくる。久々朝仕事は気持ちがいいっス。

大飯をくらい、今日は再び直売所へ。
三月上旬にある、県庁での町おこし企画ごっつぉ18番の打ち合わせ。
今年で三年目になるが、合併を控え「岩出山町」としては最後。
期間も2週間と長い。
目標は高く掲げるも、この天候で野菜が予定通りいくのかが懸念。
18階のレストランでは、この辺の食材を使った特別メニューも出る
ので、どうぞ皆さん来てください!!
初日にはTV(生中継!)にも登場予定です。



ところで。
先日ネット巡りをしていると、原伸介という同い年の炭焼き職人を発見。
なんと本まで出版していたので、早速初アマゾンで購入。
これで私を含め、日本に33歳の炭焼きが三人いる事になる。

まだ途中だけれど、炭焼きへの興味、そして感動して焼き始める
まで過程も自分と重なるモノが多く、シミジミと読む。
が、同時に、大いに刺激を受ける。
私は基本的に怠け者なので、何か「ライバル」のような存在
が無いと、テンションがすぐに落ちてしまう。悪い癖。
当分この本を目の届くトコに置いて、明日からまた頑張ろうと思う。
 

ホントに大問題・・・

2005年12月18日 | 和宝窯
炭窯も佳境に差し掛かった一昨日未明、三時頃につよ~い地震。。。
(けっこう強いなぁ)と思いつつ朝を迎え、そろそろ空気をきり、
窯を密閉する頃合いかと窯へ向かう。
 煉(ね)らし、と呼ぶ仕上げ作業をしつつ、ふと気づくと煙突では
ない窯側面部分から煙が・・・窯内部は600℃の高温。
一瞬ゾッとしつつ、そこを見ると、大きな割れ、ヒビが・・・
地震の影響。その他、窯入り口付近も2カ所のヒビを発見した
ものの、これはまだ大丈夫そう。
が、窯の側面部分は幅が1メートルもある、その厚みへの割れがもの凄く
心配。。(致命傷にならなければ・・)と、以前教えられたのに習い、
灰を水で溶いたものを流し込み、処置をする。。

作った当初「10年はゆうに持つ」とのお墨付きを貰ったものの、
4.5年前の大雨による浸水にも耐え、ところどころ崩れて来たとは
いえまだまだ、この窯で納得のいく炭を焼くにはほど遠い自分がいる。
大事にせねば!もってくれ!


今日は当初「七夕村」の開催予定だったものの、諸事情で中止。
年内開催は不可能につき、年明けからの仕切り直し。張り切ろう!

午後から本格的に、年末に販売する青竹器、おちょこ等を加工するため、
今更ながら山に入り切り出し作業。。。
途中、チェーンソーの調子が悪くなり、自分ではどうしようもなくなり、
買って来た機械屋さんへ持ち込む。

常にタバコをくわえ続ける、親父と同級くらいの職人店主が、持ち込んだマシン
を見て一言「安いオイル使っていたせいだな!」。エンジン部品の焼き付き。
ついついホームセンターで買ってしまうオイルだが、やはり純正の良いヤツ
を使えば、エンジンにとっても良いし、結果長く使えるとの教えに従い、
オイル購入。
ちょっとメンテしてもらったら、部品交換するまでもう少し使えるとの事で
安くあがる。

その機械屋は店舗がログハウスなんだけれど、ちょっと話を向けると。なんと
セルフビルドだという。。。
腕は良さそうなんだけれど、いつも無愛想なこの店主がっ!ホントに!? と、色々
と尋ねてみると、作ったときの苦労話やら何やらで大いに話が弾んでしまう。
奥の本棚から、作るときに買ったんだという、ログの本を数冊出してきて貸してもくれた。
思わぬ近所に、ログの先生を発見し、ご機嫌で帰宅。チェーンソーも復活のうなり。

今日は結局家と山を50往復もしてしまう。
相当足にも効いてしまい、最後はフラフラ、ちょっとの雪でスッテンコロリと一人情けなさを
噛み締める・・・
これ、毎日やったらゲレンデのパフォーマンスも段違いなんだろうなぁ・・・・