よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

再開。

2011年09月28日 | 自営業

ごぶさたしてました。

もう9月も終わり。
例年であればまだ稲を刈らないはずが、
天候のおかげで田んぼがすすみ、急遽今週に前倒し。
あたり一面、コンバインだらけの岩出山。

うちでも1/5ほど刈り終え、乾燥機など、秋にしか使わない機械の試運転を兼ねていたら
こんな時間に。。。

コンバインはもう寿命かな。。。うちだけにあらず、アチコチでも同様な様子を見かけます。

ようやく乾燥機の借金払い終え、
作業場の米選機を中古とはいえ新調し、親父もホッとしていたのに。。。

う~む。



週末の日曜。道の駅にて「採ったばり市」をやります。
昨年も大行列が出来た新米まつりです。
在庫とお母ちゃん達のパワーが許す限りですが、

ひとめぼれ
ササニシキ
つや姫
刈りたてを100円で味わえます!

今日はその2度目の会議。

こなす。
というと聞こえは悪い。
本心からすれば、満足出来るまで煮詰めたい、という想いがあります。
が、大所帯の中、また今年はバタバタと忙しい中を削って詰めている。
それでもきっと、満足はしないとおもう。

何をしたいのか。

それを形にするには、仕掛ける側も同じ目線で居ないと煮詰まってはイカナイ。
今は「どうするか?」という煮詰める段階のレベルにも程遠い。
大所帯、世代も違う、関わりのスタンスも違う今の状況でそれをやるのか。
否、優先順位が違う。残念ながら。

それでも来てくれたお客さんには、純粋に楽しんでもらいたい。
スタンスがバラバラだろうとなんだろうと、迎える生産者はその気持でお迎えします!

今年は大変な惨事があった。
けれど、作れる農家は種を蒔き、実りの秋を迎える事が出来ました。
稲刈りが出来ました。とてもありがたいことです。
作り手の言葉として、親父や、ウン十年稲作をやってきた農家の、一番多く聞く言葉です。
「あんなごどあったげっとも…無事に稲刈りまで来たねやぁ~。今年も」

米どころの新米を食べに来てください!!





ここ半年。
あまりにも色々とありすぎて、たくさん考えて、多くの人と話してきた。
それで見えてきたのは自分の足元だった気がする。
これから、そして来年どう動くのか、
毎年のように繰り返してきた問いではあったが、
今度はいつもとは違う答えが出そうだ。
そうでなければ自分が納得出来ないとおもう。



今日から我が家、コタツ導入です。


活動限界。

2011年09月19日 | 自営業


昨日の勾当台公園を終え、
ウチに帰ると一歩も動けず。


加工場
販売
海山

全てが並列で、
それでも上手く回るようにとやりくりしたが、
もう限界。
気持ちが切れた途端に発熱し、今も38度。

ずーっと考え続け、動き続け、何かが切れました。

疲れた。

台風の接近で
また湿気でネットも全く機能せず。
メール頂いてる方、すみませんが復旧
までお待ち下さい。




来年、朝夕ネット以外、勾当台公園は行かない事に決めました。

海山新聞エコバック 販売開始!

2011年09月16日 | 自営業

またもや蒸し蒸しと湿気に襲われて、ネット環境があやうくなりつつあります。
これもいつアップされるやら。。。。




海山ネットのHP、ようやく出来ました。こちら

これまで販売の機会を頂いたりした方々、支援の声を頂いた方々へお礼できる場を作れましたぁ。
それが、一番。
とにかく早く立ち上げを!とここまで来たので、少しずつボリュームを上げていきます!


そして、来週末、仙台市で行われる泉マルシェ
そのプレキャンペーンをセルバで今日から展開!
海山新聞エコバックも一役買わせて頂き、
「エコバックを持ってマルシェに行こう!」
を合言葉に販売してくれています!


初日の立ち上げに行って来ました。
オープンと同時に寄ってくれる方が次々やって来て、ありがたい事に好調な出だし。
今回の話をキッカケに始めた英字新聞バージョンが好調!
沢山の方に新聞を送って頂き、特にヨーロッパ各国の新聞は種類多数で楽しいです。
大きさも様々ですが、それはお国柄でおもしろい。
一端のギャラリーです。


明日から連休で、在庫が怪しくなってしまう恐れがありますので、
興味のある方はぜひお早めにお立ち寄り下さい。






朝夕ネットの定期市の日。

2011年09月15日 | 自営業

月いちの定期市の日。
湿気が梅雨並みでベタベタな一日。

カミさんは所用で遅れ、私一人でスタート。

今日はいつものよっちゃん商品に加え、
畑の唐辛子、水なす、スイカにかぼちゃも。
加えて三陸Oさん直伝のおやじの小菊も持ってった。

植えたのも遅れた為、
Oさんの見立てでは盆と彼岸の中間に咲くかも、との読みだったが、
週末のお彼岸に向けほぼ、ほぼ…ピタリと言っていい具合。

そのOさんの熱意とオヤジの頑張りがオーラで出ていたのか、
よっちゃんの接客をする間も無いほど、開店から小菊が売れに売れ、
速攻で完売に。


カミさん遅れて到着してからは、私はあっちへブラブラこっちへフラフラ。
色んな仲間にご相談がてら作戦会議。
よっちゃん拡散の為だけにこれまで仙台に通ってきたが、
ここ数ヶ月は私が色々な場で「今を話す」事も、
重要で大事になってきている気がする。

転換期だからこそ、一人では何も出来ないからこそ、
そして当地の宮城だからこそ、それが今一番大切なこと。


思考の仕方。

2011年09月14日 | Weblog

道の駅の10周年記念講演で、徳島の㈱いろどり 横石社長の講演を聞く。
先日四万十の方々にもお聞きしていたとおり、とても貴重な話だった。

葉っぱビジネスといえば、今や全国的に有名だけど、
葉っぱをどうやって売るかはあまり興味もなかった。
が、周りを巻き込んでいく動き方がとても参考に。

徳島でも昭和56年に大冷害に襲われ、取り巻く環境は厳しかったが
逆にそれが地元の意識を変える機会にもなったという。
311の震災後に感じた感覚と全くおんなじで、
大きな動きが出来るとすれば今しかないと、後押しされたようだ。

終了後、数少ない仲間のトマト農家Yと話し
「面白いごとすっぺ!今しかねぇ~」と意気投合。

何を考えるにせよ、私は地元に育ち、地元に価値を見出したからここにいる。
自分と地域は切っても切り離せないもの。
だからこそ、俺らしか出来ないことがある。

よっちゃん農場も年を追うごとに少しずつ、
唐辛子を栽培してくれる農家を増やして来た。
そこに「何を」添加するか?
ポイントはそこだろうなー。



支援できる事を模索しに、1週間滞在していた九州の社長Dさんが帰られた。
見送りに行けなかったのでお電話でお別れを。
ごくごく短時間ではあったけれど、うちにも寄って頂きアドバイスを下さった。
これまでよっちゃんと海山について色々とごちゃまぜになってきたものに、
大きなヒントを下さった。
先を見ればキリがなく、振り回されて悩むこともある。
やはり私のベースはよっちゃん農場だ。
軸足の位置さえしっかりと意識して、その上で先を見据えて動くこと。
4月に考えていたことだ。


結局思考は原点に還るんだなー。