よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

海と山。

2021年09月30日 | 農家の風景。

昨日一日かかって竹の切り出し。





オーダー本数は30本くらいだけれど、倒した本数は50本くらいか。

豊かな海に、という飾り付け用。

竹は先端部分が混んだり風で折られたりと欠けるものも多く、

下から確認はするものの倒してみないと正直わからない。

縁起物なので先端付きを、と吟味すると図ったように丸一日かかってしまった。

くしくもワクチン2回目摂取翌日。

幸いにして発熱は無かったものの、軽い頭痛、そして全関節が笑ったようなインフルにかかった時のような症状とダルさ。

切る大変さよりもこっちが大変でした。


無事に今朝出荷出来ました。

(イメージ:こんな感じになるのだろうか)

本来ならば天皇陛下もご覧になる企画らしいですが今回はオンライン中心。

盛会を祈ります。

震災で改めて認識させられたことだけれど、

海と山はしっかりと繋がっていて、人はその恩恵で暮らしている。

そういうことを感じる企画に竹を使って頂いたことはうれしい。


秋彼岸が終わり、間伐のシーズンに突入。

今年は間伐竹を山に還すだけではなく、畑にも還元できるよう堆肥化を考えています。

なるべく、ここにある資源を活かす工夫を小さいなりに重ねていきたいです。



まったく別のお宅からやって来た二匹だけれど一緒に暮らすと似てくる不思議。



八時すぎると眠気マックス。


ゴンがあくびすると・・・


ウーにもうつるようで。

猫はオモシロイ。


手打ちうどん。

2021年09月26日 | 農家の風景。



稲刈り進行中。

毎年のことながら、年一回の機械操作になれるまで、

あっちでもこっちでもトラブルぽつぽつ。

グレンタンクになったらやっぱり楽だ〜。


我が家の新米はまだだけれど、いち早く刈り終わったご近所さんから、

うちで作付けてない品種おすそ分け。

今年からは自作の米とぎザルで。

やっぱり新米。やっぱり旨い。


田んぼは年々イノシシの荒らされ方が大きくなってきています。

通り道になってるところ、来年はしっかり対策しないとやばい気がしてます。





毎年なんだかんだで取り損なってしまう栗。

今年は獣に負けず屋敷栗ずいぶん取りました。

久しぶりに、亡き母・よっちゃんが好きだった茹で栗を。

ホクホクで美味しいです。

これから山栗。取るのは楽しいのだけれど、剥くのが大変。



このところうどんをよく食べていて、玉うどんが昔から好きです。


毎日のように食べていたらうどんを打ちたくなり久しぶりに仕込みました。




GAIA清水さんに頂いた手廻し製麺機を引っ張り出して。

こういうのがいい。楽しみが倍になります。


今晩食べてみます。



なんばん仕事もクライマックス。もう一息踏ん張ります。




寒い日が増えてきて、ベットはこやつらもやってきてぎゅうぎゅうです。







リボーンアートダイニング。

2021年09月13日 | 農家の風景。

なんばん仕事も終盤戦。




今年は一味用に植えている「鷹の爪」、

そして初めて植えた中華イチ辛いという「満天星」が旺盛。

この2つは実が上向きに成る通称「空向きなんばん」と呼ばれる系統ですが、

天気に負けそうな品種もある中、今の所とても出来が良さそうです。


しめ飾り用に植えたモチ米も青刈りし、ここ数日天気が良くて乾燥もきれいにいきました。



週末は久しぶりに出かけてきました。Reborn Art Festival。


石巻・荻浜。


上のモチ米の田植えもお手伝い頂いたこうめ佐々木夫妻日本料理うすだのラキさんがゲストシェフということで、松村夫妻と食べに行きました。









地元の海と山、つながる生産者が伝わる美味しい料理で。

数日前にこうめ夫妻と用意した竹の器もビッと映えて良かった。

食材も、そんな山の素材も使って頂いてうれしゅうございました。

どれも秀逸でしたが、椀に、真薯と供に入った「竹之芯」に感動。

食感といい出汁のみで十分味わえた旨味。作り手ながら感激の美味しさ。

前にぬか漬けしたのをごちそうになったこともありましたが、

竹之芯をメンマと呼びたくないと言いつつ、

メンマ意識が強くなってたのは自分自身だと思い知らされます。

また今回も教わりました。

明日からまたがんばれます。


これが割干し発酵メンマ「竹之芯」です。

最近安定して売れるようになってきて、ありがたい。

ホワイトディアー、思ったよりは小さかったです。




大豆も今のところいい具合でしたが、シカがいたずらし始めたので、電柵設置。



周囲には試しに唐辛子を植えて防御してました。

苗のない角からの侵入だったので、唐辛子は効いているのかも・・・。



金木犀もほんのり香りはじめ、いよいよ稲刈りに突入です。







ずんだ作り。

2021年09月05日 | Weblog

すっかり秋の空と気温。朝晩すこ〜し寒くなってきた。



紅芯大根無事発芽。


先週は斎藤くんと鳴子・中山むすびやさんへ。

斎藤くん企画でのおむすび、竹皮に包んでみたい!とのリクエストで真竹の皮でお試し。

とっても、、、いい。

孟宗は2.5haあるものの、真竹は少ししかないのが残念。

いい企画になれば。



店内には昔お声がけ頂いて夫婦で登場する大崎市のポスター。
(パタ崎さんの隣の紫の方の隣が私、その隣がカミさん)

いい絵です。


そこからNPO法人しんりんのヴェスタの森へ。

ここではドイツから輸入した装置があり、木チップで熱と電気を作っています。

その熱を活用させていただきたく二度目のご挨拶。

竹之芯製造だけではなく、唐辛子、ほか乾燥野菜も作れそうで今から楽しみです。

食材の幅が広がります。

紅芯大根もおもしろいかもしれない。


ここ数日は枝豆仕事が続いてます。

給食担当させて頂いてる幼稚園のデザートにと、ずんだづくり。


茹で、殻を外し、さらに薄皮外してすり鉢へ。

なかなかの作業です。


終いに味を決める砂糖を入れると照りが出て緑鮮やか。

もちろん美味しい。旬のうちに作れるだけ作っておこう!・・・と今はテンション上げてます。





今日はお弁当に仲間の直子ちゃんの枝豆「湯上がり娘」で豆ごはん。

おかずに金時豆も煮ましたが、豆が美味しい。

今年は初めて白小豆植えてますが、量が少ないので種とって終わりかな。


寒くなってくるとあったかいのが美味しい。

昨晩は豆乳うどん。

GAIAでも試食で好評でしたが、

よっちゃんなんばん + よっちゃん生ラー油 + 豆乳

は最高の組み合わせです。

当分このうどんに嵌りそうです。







猫たちも寒くなってきたのか、最近はえんつこ(ちぐら)で寝てます。

あれ、居ないのかな、、、とよく見ると、


しっかり二人寄り添ってます。