今日もほぼ丸一日加工場にて立ち仕事。。
途中、小雪舞う中、夫婦二人、玄米モチを三升ほど力一杯つきあげる。
あ~こりゃこりゃ。
裏山では、連日7、8人ほどの山職人達が杉伐採を続けている。
小さい頃、ミニカーで遊んだ記憶。
周りの友達はいわゆる「スーパーカー」を沢山持っていたような気がするけれど、
私はランボルギーニ•カウンタックのガルウィングが珍しいなぁ~、と見ていた記憶しかない。
どっちかというと、ユンボーやブルドーザーみたいなものの方が格好よく映っていた。
その影響か、プラモデルブームの時も、いわゆる「乗り物系」より「ロボット」が多かったなー…。
それはさておき、山仕事に対する興味もあり、その為のユンボーが目と鼻の先で大活躍、三台も動いているしで、
合間合間に一服しながらついつい山の方に目がいってしまう。
先日、職人さんが休みの日曜日、どの位切ったものかと山を散歩してみたりもしたが、
その時にある疑問が。
杉の丸太の切り口。これがスパッとしていて、あまりにも奇麗。
「すげーな~、切る人が切ると、チェンソーでもこんな機械で切ったような切り口になっちゃうのぉ~!?」
と思っていた。
が、今日判明。
ユンボーは土をほったりするバケットの他、トラクタのように、先端を取っ替える事で色んな用途に
使える事は知っていたけれど…
写真のも、UFOキャッチャーよろしく、切った木材を鋏んで運搬機に乗っけたりしている…と思ったら!!
なんと!
挟んだと思ったらば、横っちょからチェンソーの刃が「キュイーン!」と出て来てあっという間に「スパッ」と
杉を切っていくではないの!
「あ~、あの切り口はこれだったのかぁ~!」
と、納得すると同時に、
「あ~なんてかっこいいんでしょう!こんな事も出来ちゃうのか!」
と興奮し、しばし見とれる。
このテンション、一人で味わうのはもったいないと思い、急いでカミさんに報告。すると、
「あれ、あんだ知ゃねがったの!? 私? 知ってたよ」
との事。
あ~、男と女は違うんだなぁ~と思った瞬間でした。。。
もう一つびっくり。
職人さんの中でもかなりご老体の方が、
「あんだ(私)…、あの裏山の栗の木で毎年舞茸採ってるのが?」と。
「え!? いや、おらいでは出た事ないっすよ?」と応えると、
「いや、おらキノコは何でも採っからわがんだ。
あの栗の根っこさ、デッケエ舞茸の腐った跡残ってだどぉ~。」
と、実にあっさりと衝撃のご発言。。
昔は雑木林が炭焼きしたりで、ちゃ~んと間伐(更新)されていた。
その頃は、どこでもではないけれどキノコはそんなに珍しくなく採れたという(義父談)
わがやでも昔は何かしら良く採っていたもんだー(親父談)
そう、すると今はないんだなぁ~… … と思うっちゃ!! 普通…
灯台下暗しとはこの事か。。
職人さん曰く、我が家のは「白まいたけ」で、出ているのが栗の木だから、
出れば相当長い年数採れるから楽しみにしてろよ~との事。
今から半年後が楽しみ!
なんつっても「天然」だもの。
(栗材は家の土台に使うほど、水に強く、腐りがたいのよ:参考)