よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

2015年。/ 大晦日は手打ちじめ。

2015年12月31日 | Weblog

今年もいよいよ最終日。

いつものように追い込まれてあちこちと掃除に駆けまわるも結局やり残しのほうが多く終了。

ま、しゃーない。



今年も1年無事に、健康に過ごせたことをまず感謝。

そしてやりたいことを支えてくれる家族、そして仲間。

また、なによりも今年もお付き合い下さったお客様に感謝です。


今年も反省はいろいろあるけれども、一番は時間的にやりきれなかった事が多かったのが悔やまれる。

まんず、それだけ前向きに生きたということで良しにしよう。



来年、よっちゃん農場としての目標はスタッフを、なんとか継続雇用で1人増やしたい!

これまで、季節的にだったり仕事がゴリゴリに固まったりした時の「手数」を、というカタチでしかこなかったけれど、

自分がもっとやりたいことを深めるためには、もうちょっと以心伝心な同志がいないとやってることが途切れてしまう。

カミさんばっかりに負担はかけれないので、いい形で幹を太くしたい!



年始早々にもこれまで待ちに待った自分たちの「拠点」が持てるかもしれない話もあるので、

プラスにもマイナスにも感度をあげて取り組みたい。





ここ数年は色んなとこの料理を楽しんでいます。

今年の年越しは、タケちゃんマンを作ってもらったり筍を使って頂いている「自然派中華料理kuromori」さんの中華おせち、そしてセリ鍋食べ放題をメインに。








んでもってシメ。いつもは年越しそばを食べて越すけれど、今年はやってみたかった「うどん」を甥っ子たちを巻き込み初手打ち。











初めてにしては上出来か。

食った瞬間「うま~~~~いっ!」連呼の嵐。

が、、、カミさんと義妹が「んでも、、、これは、、、”はっと”の味だ!」と、言った瞬間不覚にも「あ、そうだ。。。」

と思ってしまった。

ちょっと寝かせる時間が足らなかったようだ。今年最後の挑戦も今ひとつ詰めが甘かった!

けど、面白いのでちょくちょく来年はやってこうと思います。



最後に、みなさま、

今年も一年ありがとうございました!

来年もどうぞよろしくお願い致します!

良いお年を!






手は覚えている。/セリ。/ もち切り。

2015年12月30日 | 農家ブランド

年越し2日前。

今日もせりづくし。

所用の親父を見送ってセリ圃場。

ワッシャワッシャと収穫作業をしながら、

どうやったらば綺麗に早くできるかと考えてると、

ふと、思い出した。

昨日も書いた10数年前、三浦くんちにお邪魔し圃場での収穫体験で教えてもらった手さばき、というのか、、、

(こうやるといいですよ~)

と、いうのを手が思い出した。覚えていた。

そっからはいがいとスムーズに。不思議なものだ。







先日ついた餅もかちっと固まり、もちも切った。



楽しみだ。



神社掃除。/ セリ。

2015年12月29日 | Weblog


雪が続く。猛烈に寒い。

午前は、今年も1年ほっかぶり市会場としてお世話になったお礼と、勝負運をここぞとばかりに発揮すべく、

花山さんところの「城山神社」をほっかぶり有志みんなでお掃除。





帰って昼からは親父のセリ手伝い。







量がとても足りないので、他の予定は全部すっ飛ばし今日はおらも胴長はいて収穫作業から参戦。

まだまだ土ができてない。

10年以上前か、名取の三浦くんに体験させてもらった圃場とは程遠く難儀しながらだけれど、なにごとも積み重ね。


選別包装作業は、冷え込みがすごくって手がかじかむなんてレベルではなく、三人してブルブルしながらの作業。

外飼いの猫「メケ」も人肌恋しいのか、冷たい肉球を温めに寄ってくる。肩でも揉んでくれると大助かりだけど。





風邪を引かないようにしないと大変。







もちつき。

2015年12月28日 | Weblog


一旦雪から毎日雪。冬だ。



いろいろやりながら、念願のもちつき。



白米でひと臼。

そして玄米でもひと臼。

白米はなんてことないが、玄米はまんず大変。

つく前の「こねる」作業はとっても大事、これで餅の出来が決まっちゃうくらい。

玄米はまとまりは悪いので、3倍大変。

今日はカミさんと交代しながらぎっちり。



食べるのが楽しみ。

この味にハマってからは毎年ほぼ玄米餅ばかり食べてる気がする。




あ、

磯辺餅には醤油もいいけど、よっちゃんなんばんもうまいですよ。


今日は鏡餅も作った。

正月餅の準備をすると、いよいよだなぁという気がしてくる。




セリもピーク。/ 正月飾り。/公演「屋根」をなぜ観て欲しいのか。

2015年12月27日 | Weblog



目覚めると、雪。実質初雪だ。

灯油を買いに行ったスタンドでも「やはりチラッと降ってもらわないと年末感ないよね」と、スタッフのおじさんと。





出荷開始からひと月になるセリ。露地はいまいちだが、ハウスはいい型になってきた。

選別作業はいつも素手。今日は初めて手がカジカンデしんどかった。

んでも感覚というのかやっぱり素手がいい。


加工場も卸先への出荷は大詰め。

私がひとり加工場に入り、カミさんと親父はお掃除と正月飾りの準備。



玄関には今年初めて自作したものを。



加工場にはこれまたカミさんが大栗さんから習った手作り飾りを。

やっぱり気分が違います。



輪通しを買ってきたら、、、やはり今は「いぐさ」になってる。。。これも習って来年からは、、、、。

まだまだ学ぶことがある。








今朝の河北新報に公演「屋根」の広告が。

宮城では仙台と岩出山の二箇所で公演。仙台メインの広告なので、岩出山は小さいけれど。。。。



「屋根」は大正生まれの夫婦を主人公に、結婚し、出産して家族が増え、子どもたちが独り立ちしたり、今の時代、平成に至るまでを描いた家族の物語。

そこをずっと見つめてきたのは「屋根である」というところに視点を置いて描いています。

子どもたちが育ち、戦争に出たりさまざまな事が家の中でも起きて、

一方「屋根」の外側の世の中は戦争、高度成長期、バブル、・・・とめまぐるしく移り変わっていく。。。

そういう物語の中で、夫婦は「あること」をずっとやり続けます。


おらはそこを観て欲しい。


「北の国から」の黒板五郎もそうだけれど、「自分でやっちゃおう」となんでも挑戦し、うまくいったりいかなかったり、

それでも最後「2002 遺言」ではとうとう「棟梁」になってしまう。あの姿はかっこいい。


時代は一見魅力的に変化する今の世の中。

それだけにその波に上手に乗ろう!という気持ちが先立って、いつの間にか心が動かされてしまい、

足下の魅力が見えづらくなってしまってもいる時代。



二十歳の時のアルバイトで出会った人が今だに魅力的で、おらは生まれ変わったらやっぱり「大工」になりたいと思う。

先日、町の交通指導隊の勤務の時にいっしょだった方は70過ぎた電気工事の職人さん。

「復興復興というげっと、なんで進まないかというと”応用の効く職人”がいないから」

というのがずっと残ってる。。。だから彼も一旦引退したのに震災以降は現役復帰してがんばってる。

ビックなゼネコンであっても最後”現場”で動ける人がいないとモノゴトはすすまないんだなーと。

手に職があるってすばらしい。仕事ではなくても「これっ!」というのがある人は光ってる。



堅い言葉だけれどそんな「価値観」、自分のモノサシを持つためにも「屋根」という舞台はキッカケを与えてくれるはず。

そんな意味でも大チャンス。

ぜひとも公演「屋根」を。

実行委員だから、岩出山、大崎の人はぜひ岩出山のスコーレハウスでおらと一緒に!

仙台の人は仙台公演で。

岩出山のチケットはもう少し余裕あります。

あら伊達な道の駅 0229-73-2236 にお問い合わせ下さい。

大崎各所のプレイガイドもご案内します。

私に予約もらっても構いません。





明日はやっと餅つきできるかな。。。

白米、玄米両方やります。杵と臼。

GAIAで知ってから、食べるのはほぼ「玄米もち」になっちまった。癖になります。