お得意様からのご注文で、朝堀りで山へ。
今年は助っ人川村くん頼みだったのでカミさんとは久しぶり。
爽快。なんともいえない気持ちよさ。
小さい頃から雨上がりの晴れ間が大好きで、通学の自転車でも
『こりゃあ最高だー! 気持ちいい』
と、一面田んぼのなんてことない風景を走るのがたまらなかったのを覚えてます。
うちの竹林の特徴は「雑木をのこす間伐」。
その一つである山桜も満開から散り加減。
地面には一面の花びら。
気を抜くと、たけのこ探すのを忘れてうっとりします。
自分が伝えたいのはこういうものだ!とカミさんと朝からテンションが上がりました。
農は自然に近い分「モノ」ではおさまらない魅力があります。
苦しいのを耐えるのも、こういう、なにげない嬉しさがあるから。
そんなもんっ!と、疑ってましたし、農業継いだ頃は興味もなかった。
今では、毎年山に入り、靭帯を壊し、ヘルニアになっても、やめられない。
うちは「みなさんの食料を担ってます!」と言えるほどの技術も規模もないけれど、
そういう手触りを伝えることは出来る、自然と人との橋渡し。
そのためのよっちゃん農場であり「直売の場」という目標。
昨日も、雨の朝掘り終わって二人でぐったりした帰り、若い川村くんが
「最先端の、発展する農業があっていいし、食料確保のためには必要。
だからといって小さい生業としての農業の役割がないというのは違うと思うし、それもとても尊いものだと、自分は思います」
という言葉は、刺さりました。すばらしいと思います。
相変わらず量は採れず、ギリッギリでご注文対応できました。
山から帰って給食準備。
だんごがデザートの金曜日。
昨日カミさんと「草だんご、うまいよねー」と話してたら、
やりたくなって雨でしたがよもぎ摘み。
近所のおばちゃんにごちそうになるのは多々あれど、自分でやるのは初めてです。
やっこそうなの摘みました。
うーむ、、食べては園児に程よいヨモギ感だけど、さすがに50人分。
量が足りなかったようです。
カミさんの手づくり餡と合わせて、
草だんご。
園長先生からの発信で、喜んでもらえたようでうれしいです。
外から訪れる人の方が、その場の魅力を引き出してくれる場面はありますね!続ける大変さもあるけれど想いが強ければ、自然と廻りにいろんな事が集まるんだと思います。