よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

ふわふわの竹林。

2021年05月27日 | 農家ブランド




広報にお弁当広告を載せて頂いた影響で連絡がポツポツ。

ありがたいです。

農繁期に突入したこともあり、考えるところもあり、

ちょっとお弁当の日として受注させていただく日を限定させていただくべく検討中です。

年齢的にもあれもこれもは難しくもなってきたので、少しずつやれる仕様を変えてきます。

お受けする以上いい仕事をしたいので、どうか了承くださいませ。





このところ合間を見てカミさんと竹林へ。

竹仕事仕舞い。

痩せた新芽は切り倒し、拾える竹皮収集しながらメンマ用収穫。

落葉した葉でイノシシ穴も荒れも隠されて、ふかふかと竹葉一面。

これはこれでとてもきれいです。

あと一回くらいで終わりかな。


なんど食べてもその穂先は味が濃くって美味しい。









今入っている間伐地帯、昨シーズン、今シーズンで2000本くらい切ってますが、

先日別件で写真探してたら切る前の写真を見つけました。



これでも枯れ竹を片付けてすっきりして、よくやったなー一人悦に入ってましたが、



今年の景色を見ると全く違う。よくやったなーとまた自己満足です。

夏にも蚊に怯えることなく楽しめるように、まだまだがんばります。





山いちご。もうすこし。

園児たちにたべさせてあげたい。

昨年取り逃してしまったので今年は逃さぬように。






夜行性のごん。

布団に入るとスイッチが入って元気になり、なかなか激しい寝床です。









メンマ講習会。

2021年05月25日 | 農家ブランド

昨日のOH!バンデス、たくさん見て頂いたようでありがとうございます。


竹之芯、あら伊達な道の駅、仙台いたがき各店にて販売頂いております。





なにしろ時間がかかる商品なので、

品切れの場合ご予約頂くなどでよろしくお願い申し上げます。


ご無沙汰していたカミさん母友人のおばあちゃんからの

『見だよ〜!』

の電話が嬉しかった!



昨日はその放送ギリギリまで、みやぎ竹やぶ会議。

山菜は地元産がうまい。そんな考えから、

県内たけのこ盛り上げっぺ!

日本一の竹林県にすっぺ!

と年明けから立ち上げたみやぎ竹やぶ会議。

固いもんだと頓挫しちゃうので、

県内生産者で各自が抱える課題と野望と希望、

共有できるところはそのチームで動きだせばとおもってます。


昨日はきっかけでもあるメンマ講習会をやりました。

商品選択と間伐負担軽減にもなります。

5人くらい来ればと思ってましたがフタをあければ20人超え。

80近いおじいちゃんまで来てくれて、嬉しいつながり。





これまで口頭で話してたのを実際にやってみる会。

収穫から刻みまで。




終わって気仙沼のお母さんから差入れの草もち。

素朴でとても美味しかった。

そんな気仙沼、南三陸の沿岸チームから茎わかめを沢山頂き、みんなで分けました。

終始いい雰囲気。

そのうち何か一歩が色々生まれればいい。





取材も入って、来月全国農業新聞に掲載頂きます。

ご覧ください。






ごんと、亡きメルの共演。

ふとした仕草や雰囲気がメルに似てるごん。

繋がりはないのに不思議です。





幼稚園児が竹林遠足。明日はオーバンデス。

2021年05月23日 | 農家ブランド

バタバタと過ぎさった一週間。

いろいろありました。



野菜流通やってる友達から「遠野パドロン」を頂きました。

素揚げ一分、塩パラパラでとてもうまい。

ので、よっちゃんパドロン少し作付けます。


梅雨入り間近のムズムズした合間の週の真ん中には、

給食担当している幼稚園児たちが遠足に来てくれました。

昨年から話してたので待望の時間。


まずはたけのこ掘りのお手本。うまく掘れてホッ・・。


探して探して、


一緒に鍬入れ。


途中からは自分たちで力を合わせて。


成果にニッコリ。


後半は竹のジャングルジムと、


竹ブランコ。さすが園児。6人乗っても大丈夫。



たけのこの絵を描く。 というのを目標にたけのこ収穫。

たけのこ掘り、

ブランコ遊び、

ジャングルジム、

虫探し、

と、一緒に楽しみました。

お昼のお弁当も竹林で食べて、園児が来るからと構えてましたが、

みんな楽しそうで私らもともにはしゃぎました。



3時間目一杯楽しみました。

来年はマスクなしで遊びたい!

いや〜面白かった!




そんな模様も取材いただきましたが、


今の時期の竹にまつわる取材をオーバンデスから2日間。

竹之芯の取材中心ですが、


竹つながりで、立ち上げた竹細工教室も取材いただきました。

師匠も出るかもしれません。ぜひ御覧ください。

明日24日16時くらい〜の予定です。



週後半は雨の中、竹の切り出し。大漁旗を飾る用です。

豊かな海づくり大会、とりあえずはリハーサル用に。

豊かな海は豊かな山から。つながってます。


怒涛の一週間でしたが明日からももうひと踏ん張り。

竹やぶ会議でメンマ講習会、

加えて高専の授業にオンラインで登壇させていただけることに。

大事に伝えます。




ごんに癒やされます。






二代目の、ごん。  寂しくメンマ開始。

2021年05月17日 | 農家の風景。

こんなにとれない筍年。

旬も終わりというのに、そんな年に限り問い合わせをたくさん頂き

商売的にはもったいない年。





これ。斜めに出たら終わりのサイン。

質も落ちます。

真っ直ぐに出る精力が無いからか、

筍に関して一番最初に覚えたのがこのサイン。


そんな数少なくともメンマ用はあるので、

昨年のがまだまだあるので今年はまた色々実験用に取り掛かる。





ここ数年、阿部夫妻に専属作業してもらってたので自分でやるのは久しぶり。




穂先も今年は張り切るほどないので、

来年用に知り合い飲食店にサンプル出します。

穂先がうまいっ!のです。





今年は悲しいことに水煮ビン全く手をつけられず、、メンマが初薪釜。


火を焚きながらザルの修復。




幼稚園給食で毎日2升越えの米を炊きます。

その米とぎ用ザル。

ヒゴご切れてしまって米ダダ漏れするのでその修復。

やったことは無いけれど、習うようになったので見様見真似。





我ながらなかなかかなと。

明日使ってみます。





いつもお世話になってるチェンソーやさん。

チェンソーよりも前に、

『なんとたくさんの猫飼ってる店なんだ!!!

と思ったことが最初の印象でした。

今は親父さんから息子さんに代替わりし、

うちの竹やぶ間伐の影の立役者といってもいいくらいお世話になってます。

そんでもって今回、そこから猫を貰ってきました。





無きメルの時も一緒に悲しんでくれて、

機械ついでについつい話し込んでました。

メルへの悲しみは全く癒えてませんが、

亡くなって程なくして

『生まれました!』

と聞いてました。

巡り合わせなのかなーと思っていたら、

性別の違いはあれど、どことなくメルに似ていて、しっぽの短いところも一緒。

そっからはカミさん共々懇願して、ちょっと大きくなるのを心待ちにしてました。




そして一昨日、遂に連れて来ました。

家族が多いとこから1人になり不安そうで私らも可哀想だと心配してましたが、

夜から早速布団で一緒に寝て、

2日目にしてご飯もモリモリ食べ、トイレも綺麗にこなしてます。











元気が良すぎてオスなこともあるのか夜中起き出して遊びたがり、

お陰で両腕は傷だらけです。





寝姿がめんこい。





今も膝に寝ています。

かつて、うちにいた猫で雑種にシャムが混じったオスで『ゴン』という猫がいました。

でかくてパワフル。

カミさんが嫁に来た頃、朝起きると

『腹減ったー! メシくれー!』

とかみさんに体当たりアタックしてました。

そんな風に丈夫に健康に育ってほしいと、

2代目、『ごん』に命名。

ちっちゃいですが手足は長いし大きくなりそうな予感。

メルも忘れられない猫ですが、

生まれた時から猫がいる我が家。

精一杯また可愛がってやります。









竹の秋。

2021年05月12日 | 農家ブランド


よっちゃん生ラー油、この度フランス大使館総料理長の目に止まり、

企画に混ぜていただくことになりました。

ありがたやありがたや。

フランスでもラー油ってあるのかしら・・・。




グラタンが食べたくなり、自家製ベーコンとたけのこ入れてカミさんが作ってくれました。

今回ベーコンの下味に玉ねぎ、セロリで寝かせた風味がうまく出ました。



これはうまかった!

たけのこと新じゃが煮。

たまたま買ったらしい九州の新じゃがが抜群にうまくて、たけのこを引き立て、

さらに野生ウドも入ってまたこれご飯がはがいぎますっ!


幼稚園でもたけのこをたっぷりと使いおふかし!

やっぱり王道、美味しいです。もち米大好きです。




先週の日曜、斉藤くんの紹介で、とある研究者が竹林に。





これが出来たら収穫作業が楽になるなぁ〜というものを研究しに。

同時に獣害対策でも力をお借りしたい。

続編にご期待ください。


シーズンラストにこんなリック・ドム三連星のようなうれしい群生。

当たり前に出てくれることが当たり前でないな、ありがたいと思わされます。

今朝の掘り帰り、

「 黒板五郎の遺言にもあるじゃん。

  【自然は死なない程度に食わしてくれる】。

  裏と表、たけのこは2年で一周期だと思えばいいんじゃない? 」

というカミさん。そーいうもんかもしれません。

とある生産者が昔の文献などを調べてみたら、江戸後期から(までしか探せず)今年まで、きっちりと西暦偶数は表、奇数は裏年で来てるみたいです。

それはそれでなにかあるのでしょうね。興味があります。








明日で仙台・いたがきさんへの出荷もとうとう最終日になります。



竹林も終盤も終盤。

たけのこ出す養分を使い果たした竹の葉は黄色く色づき、

落葉しはじめました。

竹の秋と書いて【竹秋(ちくしゅう)】。春の季語でもあるらしいです。


動画も撮ってみました。


明日も朝焼けを楽しみに早起きします。