空を見れば群れをなし北へ飛ぶ渡り鳥。。
罹災証明とファイリングしていたはずの免許証がいつの間にか紛失。
遠出の為急遽免許センターにて再発行。
センターの人曰く、同様の人がホントに多くて、
今日は私一人だったけれど、いつもは10人くらいいるとのこと。
午後、南三陸へ。
新聞バックの営業にホテル観洋を訪ね、
折手のサオリちゃん達のチームを訪ねて、
先月四万十でのコンクールでの受賞賞状を手渡し、
親父が菊でお世話になったオノデラさん、
布小物でお世話になったその奥様を訪問。
ま~慌ただしかったけれど、今日しかない!と。
みんな元気だったのが何より。
来年、地元で菊を作るべく動き出したオノデラさん、
そして、
サオリちゃん達もホタテの準備に海で一日仕事をしていた。
みんな、少しずつ足がかりをつかみ、少しずつ前に進みつつある。
少し動きが無かった布小物、そして新聞バックにも新しいサポーターが現れ、
その担当者との顔合わせも兼ねての訪問だった。
私も自分の事で手一杯になりつつあるので、
今後はもう少し海の手と意識共有をし、
本来の「海の手山の手ネットワーク」にという思いがある。
サオリちゃん達の作業部屋には新聞バックの他に、毛糸で作る三陸タコたわしの材料もアチコチに。
「私ら興味あるとすぐ手ぇ出すから!」
と笑っていたが、裏をかえせばそれだけ必死。
新聞バック、タコ、その他沢山の復興支援プロジェクトが動いているんだと思う。
一つ一つは小さな動きでも、どれかがだれかの目に止まる事が大事。
場所が違えばこんなに狭い国でも意識も違えば温度の落差もすごい。
まだまだまだまだ道のりは遠く。
街は前回8月とほぼ変わらない印象だったけれど、
歌津駅があった場所には仮設商店街が出来つつあったり、
一生懸命がれき撤去するボランティアの方々もアチコチ目に入った。
サオリちゃんに帰り、おみやげを貰った。
作業で使えず残った「ホタテの稚貝」。
その作業風景を聞いて、かつての彼女たちの日常に触れた気がしてうれしいキモチに。
どこかで、一度でもいいから、そのお手伝いをしたい。
どんな顔で海の仕事をするのか見てみたい。
それほど、いい顔だった。
行って良かった。
一方残ったよっちゃん農場チーム。
今日も三陸タカちゃん夫婦が親父と畑で。
こちらもいい顔で仕事中。
ダンナさん、ニンジン掲げてますが、作業は菊の株をハウスへ運ぶ仕事中です。