今年は晴天のうちに無事に稲刈り終了。
ここ数年、田植えのようなぬかるみでやっていたことを考えると雲泥の差の作業。
実りの重みをずっしり感じる「袋取り」機械なので、なおさらラクラクで大助かり。
そんなこともあってか 「今年は焦らずゆっくりやっぺ。」 と、いつも一番焦るはずの親父の言葉でスタート。
親父も歳かな、丸くなったな、大丈夫かな・・・・と思っていると初日に大トラブル。
動力部のVベルトが切れ早々に作業がストップ。
機械やさん呼ぶとお金がかかるしなと、ベルトのみ買ってきて独力でやろうとするも、
運転席脇の、点検口みたいな開口部から覗き込むような作業で、機械やさんのように全部分解してるわけではないので、まず身動きが取れず。
こっちに力をかけようにも幅がなく、あっちをこうやってと思ってもとにかくスペースがなくて工具も満足に使いこなせない。
とうとう親父がブチぎれ、
「なんでこんな作りしやがんだメーカーは!!!! 機械屋と結託して専門でねーどベルトひとづ変えられねーように作ってやがるっ! こんつきしょ〜〜!!」
とさんざん毒づいて作業交代。なんとかかんとか交換を終え、その後は捗りました。
いつもの親父の覇気がもどり一安心。。。
心配なのはやはりイノシシ。年々畦を荒らされる面積が増えています。
田んぼの中も軽く歩き廻った跡も何箇所か。
これが進むと、酷いと米が臭くなりとても食べられたもんじゃないらしく、
もちろん売り物にならないらしいので心配だ。
まだ籾摺り作業が終わってないので収量はわかりませんが、天候不順のせいか、乳白米が多く品質はいつもよりもちょっと悪いかも。
味は良かった。やっぱり新米。なんといっても米は農家の柱なのでじっくり味わいました。
付け合せに今年初めて漬けた梅干しを出す。
とても色よく漬かったものの、まだ塩馴染みが浅い感じ。
そんな稲刈り最終日に、新兵器が納車。
今年、思い切って買うことにした竹林用粉砕機。
昨年竹鶏ファームからお借りして作業効率アップして実感。それよりふたまりハイパワーのを買いました。
これまで全部手作業で毎年1000本切ってきましたがもう両肘が限界、思い切りました。
震災から9年目にして新兵器投入です。
ごれもご縁なのか、昨シーズン機械が調子悪いときに、ネットで宮城のメーカー代理店を検索して探し、何度もやり取りして頂いた代理店のSさん。
その繋がりで機械も借りたのと同じメーカーにしたのですが、今年、どれにするか相談し雑談するうちに、
なんと義兄の釣り友達と判明して「いやぁ〜世間は狭いっすね」と笑いました。
なんだかそれだけでなんかあっても安心出来ます。
なんばん終わったら今年は年内から竹林作業に入ります。
今年から「よっちゃん農場 竹やぶ会議」メンバーも参戦してくれるので、
充実の仕事になりそうです。
さらに美しい竹林作ります。
いずれは、地域の竹林も整理する仕事が作れたらいいな。