よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

2020大晦日。

2020年12月31日 | 農家ブランド



またも雪ふるぞ、の予報を耳に、大トリ我が家用の飾りを制作。

傍らでは薪ストーブのあったかさでノドが乾いた猫に水を呑まれながら。


自宅玄関用は【円満・大王】

今年はまったく予想の外からのウイルスで大騒ぎの年。

明けない夜はない。

また平穏無事に、円満な年になるように願いを込めて。



加工場は【 実り宝樹 】

これまでいろんなことにチャレンジさせてもらいました。

その蓄積、枝葉にしっかりと実りを充実させていくのが来年から。

そんなことを想いながら。


そんなしめ飾り仕事が年の締めですが、今年は制作したものすべて

完売とのことで、日々ノ道具・奥田金物

作っていてもとても集中してできました。

素材に触れているのは気持ちが落ち着きやはりいいものです。









今日はチョビを伴い新雪を漕いで山のお不動さまへ。

ここに住む源でもある山へ感謝。


今年は最後までバタバタでしたが、いい区切りの心持ちになってきました。

静かな年越し。




弟一家も今年は顔出しのみでやってきたので一足早く、

とっておきだった斉吉商店のおせちを少しつまみました。

来年はうちで、竹林ツアーを企画して頂いてます。

斉吉さんも地魚背負ってやってきてくれて、

参加者には竹林の風景と共に楽しんでいただきます。

私自身たのしみでしかたありません。



ずっと、少しずつ想っていることが形になってきています。

物事にワープはない。

やっぱり振り返ると地道なコツコツにはかなわないなーと、

今年も仲間で学ぶ竹細工長谷川師匠の手使いを見ても思います。


来年も状況はどうであれ、ひとつずつ。

そんな気持ちでのぞみます。


いい一年でした。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

良いお年を。




しめ飾り。

2020年12月24日 | 農家の風景。


年の瀬恒例、しめ飾り製作に没頭しております。




定番の【大王】

竹、実り藁を大胆に。




もう一つは【環(たまき)】

今年は宮城の餅米、みやこがねの藁で編んでます。


その柔らかさ、長さを活かして三重編みで別名【蛇飾り】とも呼ばれる編み方。


どちらも 日々ノ道具 様にて展示販売頂いております。

よろしくお願い申し上げます!




降り続く雪。

2020年12月19日 | 農家の風景。


今週はずっと雪。

昨日の束の間の晴れ、助かったようで

その実屋根の上の雪は重みを増して、仕事は増えるばかり。






裏の竹林への道路に真竹が倒伏して通行止め。

これ以上積もると大変になると意を決し、チェンソー持って開通作業。

思ったよりもしんどがったぁ〜!

んでもサムにご飯をあげ、散歩に連れ出すのも楽になったと思えばこれでひとまずは。






昨日は夕方行きつけの「えあい整骨院」へ。

忙しかった加工場仕事が腰に効き、背中に拡がり、そして雪が降っての除雪がとどめで、

院長にがっちりともみこんでいただく。

いつも最初はウオーミングアップのウォーターベットからスタート。

たいがいは気持ちいいという理由で「強さMAXでお願いします!」と頼むけれど、

昨日はこのベットでも背中に響く状態。

「コリがすごいですね〜」

と、その後先生に30分くらい揉んでもらってなんぼか回復。

ほんとは毎日通いたいくらい。

院長、私よりも一つ年下だけれど、最近農業にハマり、

畑を始め、田圃をはじめ、ぶどうまで育ててる。

先日はハウス要らないというところに解体に行ってもらってきて、

今度はビニールハウスまで。すごい。



今年もさつまいも6種も作ったというので、

「お年寄りの人も多いんだから、ここで販売したらいいべっちゃ!」

と先日話していたら、先日ネットで揃えたという焼き芋機と保温するのを買ったらしく、

早速売ってました。好評のようです。

入った瞬間焼き芋のいい香りが漂う整骨院、いいです。















お弁当。

始めた当初からプラ容器使ってきましたが、どうにも嫌で。

ようやく気に入った木のものが見つかったので切り替えていきます。

ほんとは「わっぱ」を使いたい。いずれ必ずや。



毎晩8時を過ぎると「そろそろ寝よーよ」の視線。










みや祇のしめ飾り。

2020年12月16日 | 農家ブランド





降るも降ったりよく降ってます。まだ降りそう。

予定が大幅にくるってしまい、この2日除雪に始まり除雪に終わってしまった。

道路にたまるのはまだしも、下屋にあっという間に溜まっていく雪が心配で、

楽しい忘年会も2つ連続キャンセルせざるをえず、残念至極。



雪だるまを作ってる時間がもったいないのでお弁当に雪だるま。

この季節につくる私作の「干し大根はりはり漬け」。

うちでも消費量がハンバなく、そろそろ第二弾を仕込まねば。

大根煮もおいしい。

カミさんの腕があがっている気がします。

煮物が美味しいお弁当。ありそうで無いなーと二人で話してました。


除雪の合間に裏に一人ぼっちのサムが心配になり、

みや祇のしめ飾り用の新竹切り出しに行くのに、お供に連れ出し雪中散歩。


膝を超える深い雪。モフモフです。



予想通りとはいえ、ものすごい雪で竹が・・・。



通るのも一苦労。

たけのこ出荷を考えるとウラ止めという、

先っちょを落とす技も取り入れるべきなのでしょうが、悩みどころです。

それより前に、これから間伐本番なのに、、、と思うとげんなりします。

どんな状況でもやるけれども。。。。




サムは大はしゃぎでした。



午前は竹細工教室久々。竹切り予定でしたが無理なのでミーティングのみで解散。


今日から二期生、新人が参加。

師匠にも気に入ってもらえたようで、これからが楽しみ。


毎度師匠の奥様の手料理も優しい美味しさでありがたい時間でした。

せり根っこの天ぷら。



師匠は山菜もとるので、わらび、ゼンマイ、うちの筍の煮物。
ご飯が欲しくなります。


いつも遅れに遅れてますが、明日みや祇のしめ飾りのサンプルを

日々の道具さま(泉区セルバ)に持ち込みます。

今年から金のいぶきではなく、餅米みやこがねになりました。

定番・大王に加え、その、餅ワラの柔らかさを活かしたも作ります。

こういうのにもっと時間を使いたい。と毎年思いながら・・・。

御覧くださいませ。

どうぞよろしくお願いします。



初雪。

2020年12月14日 | Weblog

朝起きるととうとう雪景色。


今も降ってます。ちょっと積もりそうな勢い。かなり、寒い。





終わってみれば絶妙のタイミングでの大豆収穫でした。

乾燥も進み、明日脱穀部隊が来て作業予定でしたが、

雪で作業場が確保できそうにないので中止に。

残念ですが仕方ない。




合間を縫って玄米もち一回目つきました。3升。

玄米なので搗く前の捏ねがとても大事、かなり時間を要します。

搗きになると今度はカミさんの負担がすごい。

一旦ひっつくと粘りがすごいので返しがとても大変です。

年々、、、しんどくなってますが、そんだけの分、美味しいのが玄米もち


先日は茨城からのお客さん。


蔵王ハーブの平間兄弟のアテンドで1反百姓じねん道の斎藤さん

とても面白い人でした。話も合う。

みんな1反畑をもてばよい、という自然農法・福岡先生の考え方は

いまの時代にとても合う気がしています。

経済が一番でやってきた世の中、ちょっと疲れてるもんね。

それも大事。けれど、生きる幸福はそこだけには無いものだから。


私も、震災以来、コツコツ竹やぶを竹林に!と踏ん張ってますが、

売るということの他、やっぱり伝える、ということを考えると、

自然に「みんな10本の竹林持っていたらもっと分かるのに、伝わるのにな」

という事がたくさんあります。

そういう感覚を共有できていかないと、これから先はダメでしょ、と思ってます。


そんな、日々想ってる事が伝わる斎藤さんでした。

いつかお邪魔してみたい。




今日は直売所の月イチ当番日でした。

とある会員のネギのパッケージ。


こういうのが好きです。結わえの新聞、しっかり揉まれてます。

こういうのが欲しくなります。

明日は幼稚園給食年内ラスト。

スペシャルデザートと共に、締めくくります。