最後の籾摺りをしながら、
ずっとやってみたかった藁細工「さんだわら」を編んでみた。
さんだわら、とは昔の米俵のフタ部分を呼ぶ。
胴の部分はどうでも編めるが、この部分を編める人が、まーーーーーー居ない。
家のどっかから昔使っていた民具がいろいろ出てきて、
中でもこのまん丸い板に真ん中から釘らしいのが出ていた道具「なんかの部品かな?」ぐらいにしか思わず雨ざらしでほいっといた。
んでもって藁細工に興味が出てきて、いろいろと調べ、さんだわらを編んでみたくて調べていたら、行き着いた。
ほっといた道具は、まさに さんだわら を編むためのもの。驚いた符合。
こうやって使う。
しごいた藁の束を半分に折って真ん中の釘を中心に放射状に広げる。
そして編んでいくんだけれど、やったこともなく周りに知ってるじいちゃんも居ないので、ネットであれこれと調べるが肝心なところが見つからず。
やってみたらなんとかなるかも、と、調べたのをもとに想像しながらやってみた。
すると、なんとなく、できる。
肝心なのは始まりと終わりのとこだが、なんとなくできるもんだ。
裏返した完成図。
わらが足りなかったのでスカスカだけど、
初めてにしては、いい出来だ。