よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

今年も感謝いっぱいで大晦日。

2021年12月31日 | Weblog

今年も無事に大晦日。



師走は餅つきとしめ飾りで終えました。

みや祇のしめ飾り

今年のテーマは

【願〜一文字〜(ねがい いちもんじ)】

コロナありだけれど、それがあってそれぞれがそれぞれにシンプルに道が見えた時間だったと思います。

あらためて、1年を振り返り1年を始める。シンプルに。

それを想って編み締めました。



コロナ2年目、の方がきつかったです。いろいろ。

けれども

自営業だけに、繋がり、ご縁のありがたさをあらためて思い知らされました。


お付き合い頂いてるお客様、取引先、仲間に感謝感謝の一年でした。

それを改めて来年からは掘りさげます。


いろいろやった一年でした。

本業の柱のなんばん、お弁当、風景のシンボルの竹林、竹細工にしめ飾り。


どれも思い入れがあり、どれも核と想ってやっていること。

それに共感するスポットスタッフの若者川村くんも今年から働いてくれました。

どこまでやれるのかわからないけれど、やってることに興味を持ってくれてる人は増えているのでそのご縁を太く。


やれてないのは庭先、軒先商売。直売。


来年の一番は、たけのこ表年なので、それを軸に伝える時間をしっかり作りたい。


流通を通じて伝えられること。

直に伝えられること。

どっちも大事。それを小さくしっかり伝える、それしか出来ないのがうちなのでうちらしく。



先日代表高橋博之さんと呑んで共感したのでポケットマルシェにも入りました。

既存商品は今の取引先にお任せするとして、

少量、スポットな旬をポケマルでも伝えていきたいと思います。



弟家族が来て酔っ払ってますが、



気取り直しての大晦日のブログ。


みなさま今年もお世話様でした。

来年もどうぞよろしくお願い致します。


よいお年を!





美緒さんが来た。さあ、鴨を捕ろう。

2021年12月04日 | 農家の風景。

師走。ついにちょっと遅めの初雪も。



親父のセリも毎日阿部夫妻に助っ人頂き絶賛出荷中。

今年もいい。根っこもうまい。


先日松井美緒さんが泊まりがけで来訪。目的は竹細工。

私が習い始め、面白いですよとお話ししててやっとこコロナが落ち着いたので。

まず私が教えるというよりも、習ってる師匠・長谷川さんに触れて感じて欲しいと話したら一泊で来てくれました。ご両親と娘さんでモデルの遥南(はるな)さんと共に。本気です。


山へ行きまず「篠竹」を見るところから。




遥南さん竹きり楽しみにしていたようでガンガン切ってくれました。


その後は室内で。ゼロから学ぶ美緒さんは師匠とマンツーマンで竹割りからスタート。


体験のご両親と遥南さんは私と「編む」ことをやってみる。


なかなかもちろん一筋縄ではいきませんが、こっからは私もサポートしつつすすむ予定。


2日目。記念に。

私も自分が竹細工をやるとは全く思わずおりました。

道の駅の役員でイベント企画したこともあり竹細工は見てましたが「大変だな〜」という感じで止まってました。

それでも、時代が変わり無くなっていくたくさんのものの一つとして感じると、

もったいないと思うようになりました。なくしてはいけない。

町には工芸館もあり岩出山の特産としての継承もしようとしていますが、

誤解を恐れずに言えば、それは時が止ってしまっているように感じられてしまう。

習っている長谷川さんは、自分の小さい頃から触れて、今もなお、自然を活かす工夫や知恵の産物として取り組み、

さらに自分で販売している分、強さ、いい意味での狡さも持って取り組んでいる。

今に生きる実(じつ)がしっかりとある。

その姿がかっこいいし惹かれます。なかなかの頑固じいさんですが。。

それに、一周回って時代が追いついてきた。これから間違いなく面白い。

なんの仕事でもそうだけれど、時代に対応するって難しいことだと感じています。

そこに普遍的なものは変えず、デザインなのかなんなのか、ちょっと見え方魅せ方伝え方を工夫しつつ進化しないといけない。

美緒さんのような人が興味を持ってくれて別な視点での話をきけるのは、

こちらとしてもとても得難い機会。

これからが楽しみです。

夜は温泉でゆっくり呑みながら西武ライオンズヘッドコーチの松井稼頭央さんのアメリカ時代の話から各国文化の違いの話や、そっから見える日本、一方ではバカ話もしたり、ご縁ができてから初めてまったりとご一緒しました。

いい時間でした。









忙しくさせて頂いてるお弁当。今日は大根もち作りました。

これは美味しい。何個でもいけます。

畑は白菜と大根だらけなのでたくさん食べようと思います。




毎年鴨の食害に苦しむセリ。 今年は獲ります。

先日、猟師でもある週末そば屋・愉多工房芳賀さんにワナを仕掛けてもらい、


今日から私は餌やり。

獲れるときは100羽くらいいくそうで、ちょっと怖いきもしますが、

獲ったら捌くのも挑戦予定。

鴨せり鍋のことだけ考えてチャレンジします。