よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

新聞ばっぐ@岩手のお酒。/ わんこそば初挑戦っ!

2016年08月31日 | 復興プロジェクト

台風一過。

幸い宮城は大したことはなかったけれども岩手の沿岸部、そして北海道は大変なことになってる。

備えても自然はいつもその上をいく。。。ここをどう考えて生きるのか。





早朝4時からなんばん焼きでスタート。40キロ。

台風前にうちもそうだが、なんぼでも枝を軽くしようと収穫していたので、鮮度のいいうちに加工。

でないと、自家栽培にこだわる意味がない。



なんとか8時に終え、海山メンバーと共に岩手へ。



盛岡の岩手酒造組合に昼前に到着。



わしの尾酒造の工藤さんが以前から新聞バッグに興味があり、日本酒や岩手の酒米のPRも含めての活性化に使いたい!

ということで我々もお世話になっている四万十・畦地さん経由で連絡を頂きました。

春に一度お会いしていたのですが、今回は10月1日の「日本酒の日」にやるイベントで具体的に制作ワークショップの時間を含め、

酒造組合の方、そして誌面提供してくれる岩手日報さんまで待っていて下さって、そこに海山が入って具体的な打ち合わせ。



インストラクターの黒田さん、上條さんも行ったのでさっそくアイデアを形にして目で見ながら打ち合わせは順調に。

この2人は凄い。新聞紙、紙を自在にあやつってカタチを作り上げる。センスもあるから余計に凄い。



ワークショップで作るカタチ、ばっぐになった時の誌面の見え方やデザイン、イベントに参加した方へ贈るもののたたき台まで一気に進みました。

なかなかいい感じです。

せっかく出来た日本酒のご縁なので、当日もみんなで行くことにしました。もちろん泊まり。楽しみです。



打ち合わせも大成功でテンションはあがり、みんなで盛岡市散策。良い商店街、お店がけっこうあって時間がたりなかった。



福田パンはやっぱり大人気でした。


その後は上條さんと「よしっ!食ったことないから”わんこそば”行きますか!?」と盛り上がって、人生初挑戦!



まー次々に パコン パコン と軽快におかわりをあけていくおばちゃんにノセられて食べに食べた。

なんといっても向かいに座る上條さんがすごい。100近くなっても平然と「ん〜・・・まだイケるかな」と言いつつ食べ進むもんだから、

「こりゃ負けれん!」とライバル心メラメラ。曽木さん、黒田さん、カミさんは傍らで爆笑しながら見てました。

結果、

上條さん驚きの 150杯! 

私は大差をつけようと限界までがんばって 180杯!

ふぅ〜、、、もう当分そばは見たくない。。。。

となりの座席で挑戦したカップル、1人でやってきたさすらいのわんこそば初挑戦の学生くんとも仲良くなって面白かった。



帰りに光原社に寄ったときに商店街で見つけた。心躍った自分へのお土産。









激辛よっちゃん。/ ほっかぶりJAPAN焼き肉。/ 台風。

2016年08月30日 | 農家ブランド

東北にまともに初上陸な台風が気になって仕方がないが、雨は予想より少なく後は風がほどよく過ぎてくれれば言うことなし。

田んぼもなんばんも大丈夫だろうが、大豆が心配。

そんな天気だったので終日加工場。



こちらも生ラー油同様に最近メキメキとチカラを出している「激辛よっちゃん」

これもきっかけは大したこと無く、よっちゃんなんばんを試食したお客さんからの、

「あれ、、、”なんばん”っていうからもっと辛味あるのかと思ったぁ〜・・・」

というほんのりガッカリした顔を見て製造開始。

通常の10倍のなんばん量です。これも2種類のなんばん入っています。

辛味の調整はかなり難しくて、単純に量で測れるものではなくって熟度にもよります。

当初は通常のよっちゃんなんばんもかなり辛めにしてました。

が、あまりにも「うっ!辛い!」という反応に心が折れてしまい、今の塩梅に行き着いたわけです。

やっぱり辛味好きにはストレートに伝わるようで、ここ2,3年急激に伸びている商品です。









昨夜はお天気まつりではないけれど、

偶然にも8月29日の焼き肉の日だったらしい夜、久しぶりにほっかぶりJAPANメンバーで呑みに呑みました!

農業共済新聞に市の事を取り上げて頂き、記事づくりにうちのリーダーが全力でがんばってくれたので、そのおごりで(笑)

みんな農家で会議と市では会うものの、呑みは久しぶり。酒もたっぷり焼き肉たっぷり、20年前にハッスルした焼肉屋さん以来のお会計伝票にびっくり!

帰りの代行車中もほとんど記憶にないくらい呑みました。。。

市のネタ出しから愚痴からいろんなモノを吐き出し合いましたが、根底にはやっぱり地元ふるさとに対する愛があってモノを育てる農業をやり、

共有する想いが重なってこのメンツが集ったわけで、濃厚でおもしろかった。

アタマで関わり、伝え合いを広げようかな、、、と考えるとムリが出てくる。

志というのか、表現としては「合っていて」も、、、、、つまらないことが多いなぁというこのごろ。タテマエでは心躍らない。

直売所とかいろんな組織もそうだけれど、最終的なところでお客さんは商品以上に空気感だったり人となりはみられているわけで、

取ってつけたようなものは通用しない。これからもっとそうだと思う。

そこを飾らず、本心でくだらねぇ!と笑えるけれどもやってみようか!?といえる仲間がいることは幸せなことだ。

身近で、こういう共感をさらけ出せる場をもてたことは、自営業をやってきて本当に幸せなことの一つだとしみじみ思った夜。



直子ちゃんのぶっちゃけは最高だったなー。

明日からはまたお口に程よくチャックでまたがんばります。




生ラー油がいっぱい。 / 台風が心配。

2016年08月28日 | 農家ブランド


昨日に引き続き、加工場ではラー油にかかりきり。



よっちゃん生ラー油

なんで ”生” なのか?

使う唐辛子は2種類くらいありますが、農家らしいものを作りたいと始まったのがきっかけ。

当時仙台に住んでいた魚柄仁之助先生と偶然にも勾当台公園でお会いし、教わったレシピ。

中華料理の辣油のように、熱した油は使わず引いた粉をじっくりとねかせて作るラー油です。

なので酸化もしにくいし、香りが最後まで味わえます。


毎年育てる唐辛子も精魂込めてますが、ごま油も厳選。

魚柄さんに紹介してもらったもので、昔ながらの圧搾絞り、純度100%の希少なゴマ油を使っています。

純度100%はめったにないです。はい、高くって。

そうやって作って7、8年ですがゆっくりじっくりと応援してもらってだいぶ出るようになってきました。

やれることはシンプルだけどもしっかりと、これからも続けようと思います。





しかし、、、今度の台風は大きそうで心配だ。。。



初モノ、秋さんま!

2016年08月27日 | 農家ブランド

今日も曇天。

春に桜まつりやったプロジェクトチーム会議なからお弁当注文頂き、

タイミング良く、震災でご縁頂いた南三陸白石さんから初サンマ送って頂いたので、

みんなにも、と看板メニューにしました。





蕎麦カフェ・田伝のシフォンも美味しいのでデザートに。

いつもお弁当は気合と緊張いっぱいだけども知ってる面々だと倍増。




午後はずーっとラー油詰め。

草刈りまで行けず終了。


もーすぐ秋だね〜〜。






よっちゃん農場・繁忙期ピーク。/ 蕎麦カフェ・田伝。

2016年08月26日 | 農家ブランド


夏なのかなんなのか、ザーザー、ポツリポツリ、と毎日畑が乾くことがない。

今週からうち、委託先の唐辛子も最盛期突入で毎日”炭通し”作業。

まだ平均30キロだけど、30キロ焼くのに3時間はかかるので身体に応える。涼しいて天気でも玉のような汗がとどまることを知らない。

会議なんて入った日には疲労感倍増だ。

「もっと楽に出来る方法あるんでないの?」

とはよく言われるが、これはうちの畑の調子、素材と向き合う、加工へ向かう大事な一歩。

信を入れる大事な仕事なのでやれるうちは手仕事で続けるつもり。

備長炭にもだいぶ慣れてきた。いい炭。ぜひとも白炭を焼く現場にも行ってみたい。


早朝からの草刈りも始まったので、体力は削られるばかりだが、

今日は午後からちょっと息抜き。



鳴子の農家・中鉢さんがオープンした「蕎麦カフェ・田伝」初訪問。

こう毎日暑くて蒸し風呂のような食欲を削られる天気が続くと蕎麦が美味しい。

ガレットも美味しかった!

近いうちに、うちの商品も使っていただく予定です!楽しみ。

同じ農家として着実に自分のフィールドを拡げてる中鉢さんはすごい。勉強にも刺激にもなります。




その後は鳴子・阿部旅館でまったり温泉。これまた効いた。最高でした。

おチビちゃんの手描きが雰囲気出してる。


明日は早朝からお弁当作り。

メインシェフのカミさんに少しでも力になればとマイ包丁を購入。張り切ります。



来月は一年で一番忙しい月。少しずつ、上げていきます。

メルは久々にこってりと遊び、アゲアゲです。