よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

続・くるみちゃん収穫!

2013年11月30日 | 農家ブランド


午前中は午前加工場。午後畑。


やっぱ見よう見まねで失敗。

昨日の杭掛け、若竹だったので二本がボッキリ!

が、それだけ実が詰まってるんだと解釈し修復。



シカ・シカ・シカ・・・・

腹ただしいのはこれが畝に沿って一列キレイにぎっっっっっっっしりと並んでること!

規則正しく食しては出し。。。キレイに喰われてます(笑)














どうしても丸一日出来ないので今日も終わらず!

ありがたいことにアニキをはじめ応援すっぞ!の声を頂くので、脱穀ん時に結集しようかと妄想中!

一日で選別まで終わったら、、、、奇跡だ!




トトロに見える!?


今日も気持ちよく終了。


よっちゃん農場納豆計画!【くるみちゃん大収穫祭!】

2013年11月29日 | 農家ブランド


いよいよ大詰め!

初めての大豆栽培。

水害もあり、ここ数週間でだいぶシカにも食われました!

よほどうまいんでしょーね、オラの育てた「くるみちゃん」(^^ゞ



実入りはあんまり、、、かもしれない。


んだげっとも、それを超える何かが大いに含まれる「地大豆使った自前の納豆を作りたい」という計画。



今日から収穫作業!



収穫を【豆ひき】といいます。

文字通り、引っこ抜いていくから。

んでも今では田んぼの稲と同じように大豆も機械刈り、機械乾燥がすすんでるのでそのうち語源もなくなっちまうのだろうか。

いやいやそんな事はさせない!



小雨ちらつく寒い中、チョビも出勤。必死の形相で応援しております!




稲杭がなかったので、唐竹を切り出してきて支柱にし杭掛けしていきます。

稲わらでもやったことがないけれど、要は見よう見まねでなんとか。



最後はこんなふうに自然乾燥!風味は大事。風景は大事。これだけで美味さ倍増!



もう手がカジカンデしまって今日は途中でおしまい。

まだまだ半分以上ある!

やるど!



デザインってすばらしい。東北新聞バックプロジェクト最終章へ。

2013年11月28日 | 復興プロジェクト


昨日に引き続き、朝から会議。

本日は陸前高田の服部さん、気仙沼の小野寺くんも合流して。




四万十で始まった新聞バック。

震災があって東北もそれを教わり、東北発の新聞バックが歩み始めた。



エコだよね! 身の回りの道具で作れちゃうもんね!


それだけではないんだな。をシミジミ実感。


資本主義、という世の中で、お金を中心に回ってきた。

それは豊かさという意味ではわかりやすい指標なのかもしれない。


けど、こんなに複雑になっちゃうと、お金以外での価値って表現もしずらいし伝えづらいし難しい。



それでも新聞バックに感じるものがあった。だから続けている。


すると、今回の震災で感じたもの、いいな、ダメだな、こうしたいな、こうあってほしいな、、、、、

いろんな想いが新聞バックを通じて発信され、沢山の共感する人たちと繋がってきた。


それを、まるごとデザインしちゃう梅原先生は偉大だ、とてつもなくそう思った。

モノの見栄えを作るデザイナーはたくさん、自分なりに会ってきた。

今日も「あ、自分とおんなじことを思っている」とはおもったけれど、そこまでの過程がやっぱりプロ。

梅原先生は違った。別格だった。

今回のような参加する人もさまざまなら事情もそれぞれ、そして描く未来はこんな感じ。。。。

それをものの見事に聞いてくれて咀嚼してくれて、デザイナーとしてみんなの気持ちをまとめあげ、共有できる一つに集約してくれた。

まさに、風景をのこすデザイン。

今オシャレだからとか品がいいとか、目指す目線を形にするだけじゃなくって、まさに根っこが張ったその大地からまるごと。

スケールが違う!

すごい!

あたりまえかもしれないけれど、こんな感動は初めてのことだった! 背筋がブルっときた。




それで導かれたのが新聞バックのコンクール、ニューヨークでやっちゃおう!

やっちゃおう!と書くとオモロイな。で終わっちゃうけど、

これはものごっつい真剣さがあって、これが成立して初めて、、

被災でタイヘンな人も、それを助けてきた人も、そんな人たちを内包した地域も、それを応援した遠くの人たちや地域が、



ひとつのチームになる。



これはとてつもなく大きな意味をもつ。

共感する価値を同じくするチームに。


そこにたどり着いてはじめて、このプロジェクトが完成する。




挑戦だ。


これは、海山もほっかぶりも、たぶん、自分と共感するあらゆるみんなが共有する価値だし、

それは自分で言えばよっちゃん農場とも深く関わる大プロジェクト。


やるのみだ!

楽しみだ!






東北新聞バッグプロジェクト。とは?

2013年11月27日 | 復興プロジェクト




ジモトツツムシゴト、で始まった2年目。

梅原先生をボスとしたチーム四万十は今回が年度最後!

来年、ニューヨークで開催する新聞バッグコンクールに向けた詰めね話し合い。

今回も中身の濃い話し合いの場になりました。





恒例の懇親会。

今夜はゲストなし。

チーム四万十と海山ネットでじっくりと楽しくやりましたー。




要は価値観の感覚、感性が、海山と四万十の共通項だなーと、そう感じました。

それはまた、四万十を中心にした輪だったり、海山としてお付き合い頂き今に至る団体、地域、企業の方々にも通じるもの。


新聞バッグはひとつのキーワード、通貨なのかもしれない。

風景をのこす為のデザイン、とは梅原先生の持論だけれど、

そこ輪を紡いできたのはお金ではなく、新聞バッグ。




経済優先の世の中で、価値ってなんだろう。。。

みんな何処かで答えを探しながら生きている。

答えが見つからないから、仕事をしお金を稼いでどんな価値にも手が届くだろうチカラを蓄える。。。


でも、きっと価値観なんてものは多様であって当たり前。
だからお金で答えは探せない。


お金、を一番に考えるとそれは手段であったはずなのにいつの間にか目的になってしまう。


では? と突き詰めていくと、そこにボヤッと見えてくるのは

お互いに認め合える”ブツブツ交換”なんではないだろか。。。

少しでも失ったものを取り返すために海山の新聞バッグは始まった。

関わる中で見え感じ考えてきた未来は、新聞バッグを通して四万十と通じ、企業と通じ拡がってきました。


そこにはやはり人の体温が核としてあった。

いつの間にかお金、というのではなく一人一人がお互いに面白がり認め合える何かが共通項になり、そこが飾らず居れる、世の中なんじゃないだろか。

その輪が大きくなった。した、のではなく大きくなった。

いつか、よっちゃんなんばんとMacの交換もあり得たら面白いなー。


そんな妄想がまた一歩すすんだ一日でした。






ちょいと酔ってるもんで、丁寧じゃないけど今日は感じたことまんま、書いときます。






一ノ蔵へ。

2013年11月26日 | 復興プロジェクト

行ってきました!





マーケティング室長山田さんに会いに。

震災以降ご縁を頂き、ほっかぶりも熱烈に応援くださっております!

そして海の手山の手でも様々なアドバイス頂いており、今日はそっちで打合せを。

会社を訪れると工場周りはお米を蒸す香り、発酵のにおい、気持ち良くなっちゃいそうなお酒の風味も漂っておりました。

さすが宮城を代表する蔵。貫禄があります。

事務所に向かうと社員の方々一斉にお出迎えいただきものすごく恐縮してしまいました。



な、なんと!

一ノ蔵のお酒と新聞バック、のタッグでの商品開発のお話です。

山田さんは時にに一ノ蔵、時にプライベートで、

公私関係なく新しい東北づくりに一生懸命尽力されていて、単に復興というものではなく、

今回の企画も「被災者の仕事を」で終わりじゃなく

どうせやるのなら一ノ蔵も海山も、相乗効果で伸びる方向でないと意味がない!とのお考え。

昨年までとは違い、改めて新聞バック、手ワザの価値作りに邁進すること海山とも合致する!

何としても形にしたいと思います!


新聞バックの打合せももちろんでしたが、その他の部分でもあんな話やこんな話。

学びの多い時間でした。ありがとうございました!

常にしっかりしたポリシーをもって戦うネー様の姿に感化され、明日からもがんばりまっす!