昨日に引き続き、朝から会議。
本日は陸前高田の服部さん、気仙沼の小野寺くんも合流して。
四万十で始まった新聞バック。
震災があって東北もそれを教わり、東北発の新聞バックが歩み始めた。
エコだよね! 身の回りの道具で作れちゃうもんね!
それだけではないんだな。をシミジミ実感。
資本主義、という世の中で、お金を中心に回ってきた。
それは豊かさという意味ではわかりやすい指標なのかもしれない。
けど、こんなに複雑になっちゃうと、お金以外での価値って表現もしずらいし伝えづらいし難しい。
それでも新聞バックに感じるものがあった。だから続けている。
すると、今回の震災で感じたもの、いいな、ダメだな、こうしたいな、こうあってほしいな、、、、、
いろんな想いが新聞バックを通じて発信され、沢山の共感する人たちと繋がってきた。
それを、まるごとデザインしちゃう梅原先生は偉大だ、とてつもなくそう思った。
モノの見栄えを作るデザイナーはたくさん、自分なりに会ってきた。
今日も「あ、自分とおんなじことを思っている」とはおもったけれど、そこまでの過程がやっぱりプロ。
梅原先生は違った。別格だった。
今回のような参加する人もさまざまなら事情もそれぞれ、そして描く未来はこんな感じ。。。。
それをものの見事に聞いてくれて咀嚼してくれて、デザイナーとしてみんなの気持ちをまとめあげ、共有できる一つに集約してくれた。
まさに、風景をのこすデザイン。
今オシャレだからとか品がいいとか、目指す目線を形にするだけじゃなくって、まさに根っこが張ったその大地からまるごと。
スケールが違う!
すごい!
あたりまえかもしれないけれど、こんな感動は初めてのことだった! 背筋がブルっときた。
それで導かれたのが新聞バックのコンクール、ニューヨークでやっちゃおう!
やっちゃおう!と書くとオモロイな。で終わっちゃうけど、
これはものごっつい真剣さがあって、これが成立して初めて、、
被災でタイヘンな人も、それを助けてきた人も、そんな人たちを内包した地域も、それを応援した遠くの人たちや地域が、
ひとつのチームになる。
これはとてつもなく大きな意味をもつ。
共感する価値を同じくするチームに。
そこにたどり着いてはじめて、このプロジェクトが完成する。
挑戦だ。
これは、海山もほっかぶりも、たぶん、自分と共感するあらゆるみんなが共有する価値だし、
それは自分で言えばよっちゃん農場とも深く関わる大プロジェクト。
やるのみだ!
楽しみだ!