よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

身体が疼く。

2012年04月30日 | 


やはり暖かくなると、身体を動かしたい。

今年の冬は寒く長かった分、なおさら。

あれもこれもと頭の中をヤルコトいろいろかけめぐりつつの
加工場仕事はもどかしい。

とはいえ身体は一つ。

いっこいっこ。。。



とうがらしもポットあげ開始。



いっこいっこ。。。。

顔をあげつづけること。

2012年04月29日 | Weblog



タケノコ初収穫しました。

あったかかったから「そろそろか」と夕方前にカミさんと裏山に入ってみると、
ゾクゾクと芽を出しつつありました。
一番早く採れる場所、というのがあるのですが今年は違う場所が早かった。
昨年末にひと月ほど、三陸タカちゃんの旦那、ショウエイさんの手を借り、
全体の数十分の一ほどですが、気を入れて間伐作業をしました。
そこが今年は一番だった。手を入れれば返してくれる山はありがたい。

夜、早速天ぷらと味噌汁に入れて堪能しました。最高!やっぱ最高!
シドケとタケノコはやっぱり一番好きです。

タケノコはその成長力からも想像出来ますですが、
疲労を取るチロシンをたっぷりと含んでいるし、
山菜全般に含まれる、いわゆる「アク」というのはあまり抜きすぎない方がいい。
あの"苦味"が身体の毒素を抜いてくれるから。"良薬は口に苦し"ですね。


…が、そんな山菜、林産物、今年は「販売」出来るのか不安です。放射能。
今日収穫したものから早速放射能検査をしてもらう為に、機関に送ります。
うちのタケノコ、今年は予定通りならとんでもない量が採れます。
それが全く販売出来ないとなると、とんでもないダメージ。
数年前から少しずつ多方面に販売するようになって、うちのしか食べない!
というお客さんもついてきたのにと思うと、お金以上にがっかりです。
今年で終わる話ではないのも始末が悪いです。


昨日の井戸端横丁イベントにて、宮城のタケノコ地域としては一番有名な丸森、
まさにタケノコ生産組合の代表の方と話が出来ました。
こんな事態が無かったらとても嬉しいご縁であり、
間伐、一次加工など、教えられることはなんで教えてあげる、とおっしゃってくれたので、
いいところはどんどん学びたいところです。



丸森では残念ながら今年タケノコ販売はダメだそうです。
先は全くわからない、と落ち込んでらっしゃいましたが、
一方で、出来ることをやるしかない、ととても前向きでした。


今日の昼間、テレビで、とあるアーティストKのカッチョいいエピソードとして、
ある言葉をお笑いタレントDが紹介してました。

D売れずに悩んでいた時期がありましたとさ。
「この先は無いんじゃないか…」
けれどライブだけ好評でそれが救いだった。
が最後の救いだったライブのお客も減って来ていよいよとふさぎこんだ時に、
友達のアーティストKから言われたそうです。
「ピンチの時こそ前を向け、顔を上げろ!元気を出せ!
雰囲気落ちてる時に顔を上げてこそ、
見ている人間は"この状況で上を向けるなんて何かあるんじゃないか!?"と気にかけてくれるんだ」
と。その言葉がとても大きかったから勇気を持てたし今があるんですよーというお話でした。




うまくかけないのですが、
すごく腑に落ちたような感覚がありました。

ここでも何度も書きましたが、震災後に海山の活動を通して得たものは大きいです。
何かものスゴイ危機感とチャンス感とがごちゃまぜな中で、
必死な事が多すぎて…。
そのうちに放射能問題が大きくなり、徐々に県外の売り上げが落ちるようになってきた。
が、また新しい縁がどんどん広がっていくようになり、売上を支えてくれています。

テレビの話を聞いていて、そのあたりの自分の心境にとてもリンクする気がしたのです。

世の中ってそんなもんなのかもしれない。
誰かがではなくって、今が自分がなにやるかをとりあえずやる。
見ていてくれる人は必ずいる。


出来ることをやるしかない!
そこに活路があるはずだー!















井戸端横丁。

2012年04月28日 | Weblog


三年前から年一回開催されている「泉マルシェ」の派生版。
泉にもコミュニティの発生するマーケットづくりをするべく、
昨年から毎月始まった「井戸端横丁」。

セルバ二階の外テントが会場です。
私らは今日2回目ですが、ようやくコンセプトが固まりつつあり、
それでも商売的にはまだまだで、結果は惨敗でした

仙台市内とまたひと味違い、どういう切り口がいいのか模索中。
原点に戻ったつもりで作戦を練ろうと思います!

それでもセルバ内1階「農直 穂のか」さんに卸している関係上
「いつも食べてるよ~」
と声をかけてくれるお客様が多いのはうれしいっす。
セルバ内でも社員人気が高いようで、あとはより広めるためには
我々の作戦次第ですねー。


となりのテントに山形・朝日町からの農家のご夫婦と仲良くなりました。
なんでも家は山形市内にあり、10数年前にどーしても農業がしたくって土地を求めたとのこと。
畑の産物はトマト、茶豆。
そして冬など畑が使えない時期は、自宅を改造して取得したという
お惣菜・お菓子製造の免許を活かして商品づくりし、イベントなどの販売に出展しているという。

販売していたのは

●古代米を使った色鮮やかな海苔巻き、
●ブルーベリー、ごぼう炒りのパイ。


このパイが面白い!そして、うまかったんです!ホントに。

「なんか面白い具材無いかなーと思って試したらっさ!」

と行き着いたらしいんですが、やっぱりあっという間に売れていました。

お!っと興味を引き、味見をしたらちゃんと美味しい。

という理想的な流れを作ってます。
奥さんがとにかくエネルギッシュで、農業を「定年無いし最高!」と楽しみ、
とことん前向きに考えてるというのがいいんでしょうねー!
参考になりました。
あんな人が地元にもたくさんいたら地域が変わる、間違いなく!





売上は撃沈でしたが、そんな刺激を受ける出会いがいっぱいあった一日でした。

がんばるぞー!




ヤツラがやって来た!!

2012年04月27日 | 農家ブランド

まるで梅雨、な一日。



庭の木蓮も綺麗に開花しました。



ここ数日いい事がありませんでしたが、
それを払拭してあまりある一日でした。

午前、東北村の中核機能を受け持つTさん、Mさん、Aさん三人が来訪。

東北6県の仲間で発足した東北村。
総会以来、久々の再会。

今後について、アイデアを出し合い、想いを共有していく時間は何と楽しい。
私がこの場所でやろうとしている事もお話しさせてもらった。◯●◯◯”◯も。
よっちゃん農場で世話になっている魚柄仁之助先生のバックアップ、
また、個人的に連携を持ち、学びと刺激の機会をと考えている、四万十地域も共通項になり、
組み込んでいく方向性も見えてきた。

組織ありき、の共有ではなく、
共有する想いを形にし、強固な組織を目指そう!という動き。
リアルイベントとしての高島屋催事からスタートしたけれど、
あらためて高島屋S課長の東北村への期待の大きさが"本気"である事を聞き、
引き締まる想いでもあるし、我々の感度にリンクする人たちが増えてるのは
背中を押される想い。



休止している七夕村プロジェクトを始め、
東北村以前にも私のやってきた事、考えて来た事は今の東北村に通ずる事がホントに多い。
格好良くいえば当時は"早過ぎた"のかもしれない。私自身が余裕がなかった。いろんな面で。
が、時を経て今、たくさんのご縁で繋がった人たちと共に、再び同じ局面を迎えている気がする。
螺旋の思想。
立ち戻ったのではなく、
時を経た分、仲間も増えた分経験値は立体的にレベルアップしている、ことを祈ろう。

深く話をしていくと、出会うべくして出会ったとしかいいようがないほど、
東北村Mくんと私がそれぞれつながって来た中での共通する人も出て来て、改めて運命。
運命共同体として、みんなで岩出山名物、宝殿の「伊達ラーメン」を食べました。



やっぱこれを形に出来なきゃ、おらの将来はない!というほどのプロジェクトだな、東北村は。




あわや!ニアミス。



イボを切る。

2012年04月26日 | Weblog


超寝不足で、フラフラです。
目が回ります。年でしょうか。



数日前に潰してしまった、首のイボ。
ばい菌が入ってしまい、日を追うごとに腫れ上がり、
首に真珠ならぬピンポン球でも埋めてるくらいに大きくなってしまってました。
夜は痛みで寝れないくらいになり、
堪らず病院にて抗生物質を処方頂きばい菌と戦っておりました。

会う人会う人にご心配頂き、頭部に近い事もあり、
一度気になるとおっかなくもありました。

今日再び病院に行き、切って膿を出しました。
ものすげー痛ってがったぁ~!
切ってすぐ先生が
「どう!? いい感じ?」
と聞くのですが、
「いや、とんでも無く痛いですっ!!」
と答えましたが、会計を終え病院を出ると、膿が出た分皮膚の攣りもとれ、
痛みも無くなりました。
また明日行きますが、ガーゼはおっかなくて取れません(笑)

でも、おおごとにならずに済みそうで、心底ホッとしています。
ご心配いただいた皆様ありがとうございました(まだだけど)!