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陸上豆知識 その11

2007年10月22日 | 陸上豆知識

 今回は冬季トレーニングについてです。
 陸上のトラック競技はそろそろオフシーズンに入ります。オフシーズンには冬季トレーニングとして、いろんなトレーニング方法があります。 
 
 冬季トレーニングの代表的なものは、ウェイトトレーニング、サーキットトレーニング、補強運動などの筋力トレーニングなどがあります。
 ウェイトトレーニング(以下ウェイト)はみなさんは、まだまだできないのですが、簡単に説明します。ウェイトリフティングという競技を知っていますか?何百キロもの重りをつけて持ち上げる競技ですね。あの重りはバーベルと言います。そのバーベルを使って、体に負荷をかけるトレーニングがウェイトです。ウェイトにはたくさんの種類があって、体の各場所を鍛えるのに動きが違います。代表的なものは、腕を鍛える「ベンチプレス」、足を鍛える「スクワット」、背筋を鍛える「ハイクリーン」などです。いろんな専門用語があって話が難しくなるので、ウェイトの話はこの辺で・・・。
 サーキットトレーニング(以下サーキット)は10種類ぐらいの補強運動を走りながらするトレーニングです。例えば、

腕立て伏せ10回→JOG→腹筋10回→JOG→背筋10回→JOG→ジャンピング→JOG→スクワット10回→JOG→・・・・・・

を、1セットとして3セットぐらいします。走りながらのトレーニングなので、持久力や持久筋力を鍛えるのに適しています。長距離の人には特によいでしょう。しかし、このトレーニングも中学生から始めるとよいでしょう。
 次に筋力トレーニング(以下筋トレ)です。筋トレの代表的なものは、サーキットの中にもありましたが、腕立て伏せ、腹筋、背筋などです。これらの動きはみなさんも知っていると思います。しかし、ただやればいいという訳ではなく、正しい動きでやらないと何の意味もありません。例えば、間違った動きで腕立て伏せを100回するのと、正しい動きで10回するのはどちらが効果的でしょうか?やはり正しい動きでする10回です。でもやり方が分からない人がいると思いますので、それはもし機会があれば教えます。
 
 先生の個人的な意見としては、みなさんはまだまだ成長期ですので、無理な筋力トレーニングはする必要はないと思います。しかし、だからといって何もしないとシーズンが始まったときに、思ったよりも記録が伸びないことがあります。ですので、少し刺激を与える程度でよいと思います。
 いろんなトレーニングがありますが、まず基本は体を動かしてください。雪が降って寒いからストーブの前で動かないのではなく、室内でできるバスケットボールやドッジボールは、学校の体育館で休み時間にどれだけでもできます。体育館の割り振りなどで、毎日はできないかもしれませんが、積極的に体を動かしましょう。
 もし冬季トレーニングについて質問があれば、コメントに書き込んでください。浅はかな知識ではありますが、教えたいと思います
コメント
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