前回の豆知識その11での補強運動のやり方について、説明したいと思います。
腕立て伏せのやり方
1,両腕を肩幅に広げて肘を伸ばし、背すじを真っ直ぐにする。(すみません。画像は少し曲がってしまいました・・・。)
2,肘を90度に曲げる。
3,この姿勢を崩さないように元の姿勢に戻る。
肘を中途半端に曲げて、腰だけ落としてはいけません。できれば顔を床ぎりぎりまで近づけましょう。
最初は無理をせずに、10回を目安にやってみましょう。慣れてきたら回数やセット数を増やしていきましょう。
腹筋のやり方
1,足を何かで固定するか、誰かに押さえてもらう。足が痛いときはクッションや座布団を利用する。
2,膝を曲げて、両手は頭の後ろに組む。
3,上体を床ぎりぎりまで倒す。
4,上体を起こす。
腹筋はやり方によって負荷のかかり具合が違ってきます。最初のつらいときは腕は組まずに、上体を倒すときも床に着いてもよいと思います。慣れてきたら、上に書いてあるとおりにやってみましょう。これも腕立て伏せと同じような回数とセットを組んでやります。ちなみになぜ腕は頭の後ろに組むかというと、腕で反動を使ってしまうからです。
背筋のやり方
1,うつぶせになり両手を頭の後ろに組みます。足を誰かに押さえてもらうか、何かで固定する。
2,反動をつけずに上体を反る。
3,床ぎりぎりまで、元の姿勢にもどす。
背筋も腹筋と同じで、腕を組む、組まない、床に着ける、着けないで違ってきます。慣れてきたら負荷のかかる方法で、やってみましょう。
理想的なのは、腕立て10回、腹筋10回、背筋10回を1セットとして、3セットぐらいできればよいと思います。もちろん回数を増やして20回、30回、4セット、5セットしてもいいですよ。でも無理はしないでください。腹筋は筋肉痛になると、くしゃみをしたり笑っても痛いですよ。ちなみに・・・先生は背筋が嫌いで、腕立てと腹筋ばかりしていました。そうすると、筋肉のバランスが悪くなって走りにも影響することもありました。好きな種目ばかりせずに、バランスよく鍛えましょう。