大人買い

おはよ。

昨日とは打って変わって冷たい朝となりました。

それでもあたしは絶好調～。

あの人もこの人も、今日も元気にお過ごしください。


さて、昨日は日中ヒマでしたので、かつて録画しておいたNHKのETV特集「吉本隆明　語る」という番組を観たのであります。

左翼がまだ左翼らしく、学生運動華やかなりし頃の傑出した思想運動家でありますよ。

あたしより１０歳くらい上の、いわゆる団塊の世代の人たちにとっては、青春のシンボルみたいな人かもしれませんね。

そして、ノンポリのあたしは、名前こそ知れ、この人の作品を読んだことがないのでありました。

ただ、日本近代にまつわる政治や経済や思想のちょっとした文献に触れるたび、この名前はチョクチョク登場しまして、少なからず興味を持っておりました。

昨年録画した番組を、今頃観ているというのがあたしらしいですが、初めて拝見しました吉本隆明さんは、８３歳のオジイサン。

足腰が立たないので、講演会場の壇上にずっと座りっきりで、それでも講演予定時間を無視して、ハツラツとして３時間しゃべり続けておりました。

８３年にわたり突き詰めてきたオノレの思想の一貫性を、どうしても話しておきたいという一念だったそうです。

内容はともかくも、そのパフォーマンスは、鬼気迫るものでありました。

う～～～む・・・

その番組を見終わった後、無性に本が読みたくなりまして、早速アマゾンで注文。

ただ、買ったのは吉本隆明さんではなくて、村上春樹さんのご本６冊を大人買い。

だって、村上さんの方が読みたかったんだも～～ン。

ということで、支離滅裂な行動の昨日でありました。

http://mainichi.jp/enta/art/news/20090302mog00m040057000c.html?link_id=TT002