春雨って・・・きれいな言葉でつね

こんにちは。

ますます勢いを増しています田んぼの稲たち・・・ボッサボサ。

それでも、中干しにはもう少しと思いますのでしばらく放置プレイ。

今日は随分と湿っていて蒸しますね。

あたしにはそう思えるこの陽気が、稲たちにはイイのかよくわからない。

ただ、田んぼの水の中でグルグルと遊んでいるゲンゴロウを見ると、そう悪いものではないのだろう・・・と思っています。

あたしもゲンゴロウも稲も同じ命・・・か？
（多分間違いありませぬが、だからなんだ？という独り言）


さて、あたしは呉服屋です。

呉服屋の主人です。

経営者です。

午前１０時に店を開け、ご来客を待ちます。

待ちます・・・

待ちます・・・

滅多なことでは、ご来客がないのが玉にキズ・・・てへっ！
（それでも忙しい時は忙しいのだよ、明智君・・・年に数える程ですが・・・）


ということで、それならそれなりに朝から年寄りの食事作りに励んでみますた。

この頃のこの暑さですから、のどごしの良いものでないと食が進みませんね。

ツルツルと喉を通るようなものを考えて作りました。

トロロ汁。

ツルツルと食べていただけるでしょう。

メカブ入り白あえ。

豆腐でタンパク質を補充です。

中華風春雨サラダ。

ゴマ油がアクセントですよ。

と・・・

春雨をゆでて思った・・・

春雨って、長いやん。

若いものには気にならないですが、年寄りが食べるとなると、春雨って案外長いことに気がついた。（そうなのか？）

そこで、茹で上がった春雨を、箸でつまみながらハサミでチョッキンチョッキンと切ってやった。

ズルズルと食べるには心もとないですが、ズルズルとできない年寄りにはこれでいいと思われた。

「短い春雨があってもええのになぁ・・・」

呉服屋ですが、経営者としてのお客様目線が、ここで発揮される。

発揮しましたが・・・それまでですね。

とりあえず、じいちゃんばあちゃんが食べて頂ければ問題はありません。


先日のこと・・・

親しいお客様（６０代）とお話をしていて、

「わざと野菜を少し大きめに切って、アゴを使うようにしているのです」

と言いましたら、

「年寄りは、食べるのが何よりの楽しみなのですよ」

と言われました。

う～む・・・

たぶんね、お客様の方が当たりだとその時思われたんだ。

９５歳と８５歳のじいちゃんばあちゃんだもの。

今、気持ちの良いほうがええのだろうなぁと改めて気がついた。

いたらぬ息子でございました。

ごめんねぇ～


ということで、玉ねぎ人参トマトをミキサーでドロドロにして、キーマカレー作りますた。

歯ごたえは全くありませんが、食が進めば御の字でっす！

そんなんで、どうぞよろしく。