ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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昔取った杵柄

2013-12-27 16:47:00 | ノンジャンル
こんばんは。

今日もありがたく終えようとしています。

本日は、同級生から

「娘が嫁と行くから頼んだよ」

と電話をいただきました。

しばらくして母娘様ご来店。

実はこのお母さんも、かつてあたしが通っていました茶道の大先輩。

久しぶりの邂逅でしたが、彼女は当時のままの朗らかな笑顔が素敵なお母さんでした。

立派なお嬢さんを見るにつけても、独身だった当時のお互いからこれまでの年月を感じておりましたよ。

あれから25年も経っちゃったんだなぁ・・・


我が仏 となりの宝 嫁姑

戦の行方 人の生き死に



・・・良い師匠にめぐり合いましたおかげで茶道が面白くて、浅学ながらあれこれ片っ端から本を読み漁っていた頃に覚えた文句。

2畳台目の小間の茶室は、母の胎内と覚え、相席する者は同胞とせよという意味を含んでいます。

そんな席での禁句を綴った言葉です。(こういう話題はしてはダメよという戒め)

彼女の顔を見たら、ふとそんな言葉を思い出しました。

25年経った今、当時はよくわからずに、それでも未だに染み付いているような言葉がありますよ。

かつて母の病気を契機に、一切のつながりをリセットしましたが、お稽古に通うことこそなくなりはしたものの、年を重ねて当時の言葉の意味を改めて知ることも多くあります。

あの時があっての今・・・

あの時の言葉もまた、今のあたしを形作っていました。