おはよ。
一昨日昨日と臨時休業の張り紙をして、次男と熊野へ行ってまいりました。
以下、回想。
4月22日水曜日は定休日。
今日から一泊二日で次男と熊野詣でに参ります。
5年ほど前になるかと思いますが、熊野三山へのお参りはあたし個人としてはバイクですでに成しております。
そんな中、旅行好きの次男とどこかに行こうと計画をする段になって、次男は連れて行ってくれるならどこでもよいので、あたしが行きたいところを優先して旅程を決めるのでした。
バイクの一人旅なら、環境さえ許せばあたしはどこまでも行きたいと思う。
ただ、今回は次男と愛車フリード君での一泊二日という条件下での計画なのだ。
次男が喜びそうで、あたしが行きたくて、一泊するなら温泉は外せない。
・・・ということで、今回は和歌山方面へと出かけました。
当日、朝6:00 何とか天気も良さそうで、しゅっぱ~つ!
旅への出立はいつも早いのです。
熊野というか紀伊半島は大変道路が複雑ですので、ナビ子ちゃんのお世話になります。
湾岸道路から伊勢自動車道へ入り、42号線をひたすら南下。
昔はなかった新しいバイパスもできていて、当初和歌山はとても遠いというイメージがありましたが予想外に順調に走ることが出来まして、やがて山の中の道を超えると目の前に海が・・・
おぉ!太平洋だがね。
ここからしばらくすると、まずは獅子岩。
「獅子の顔に見えるねぇ・・・」
「そうだねぇ・・・」
・・・と言うことで、次へ。
そのすぐ先にあるのが、花の窟(はなのいわや)神社。
どでかい岩がご神体のこの神社は、日本最古の神社と言われているらしい。
(たぶん、神社という様式がなかった頃から、この岩を崇めていたことが由来だと思われる?・・・相変わらずあまりよく勉強していないP・・・でも、何かスゲェと思うから好きよ)
自然の中のきれいとかすごいとか、それは別段大きさとか景色とかばかりではなくて、そこの気配みたいな何か圧倒的なものに感動してしまうのが縄文以来の感性だと思うのですが、それに呼応しているなと感じられる自分を認識した時、あたしは「おっ?あたしはやっぱり日本人なのだな?」と思っちゃったりして、それが我ながらに面白いと思っています。
そういう旅があたしは好きなんだな。
岩に向かって、次男とともに祝詞を奏上。
さて、次男は次男で、お父さんに連れて行かれるがままながら楽しんでいる様子が見て取れたので、ちょっと安心。
その後、太平洋に沿った海岸がとてもきれいな七里御浜を左に見ながら、今日の最初の目的地の神倉神社に到着。
熊野速玉神社のすぐそばにありますこのお社。
先ほどの花の窟神社同様、ゴトビキ岩という岩がご神体。(というか、磐座なんだろう)
実は、熊野三山はかつてあたしは来たことがあると言いましたが、ここはなぜかスルーしていた。
そして、その後にいろいろ知るにつれ、今回ここはぜひとも行きたいと思うところだったのね。
どう説明してよいかわかりませんが、熊野というこの地方に、最初に神様がいらしたのがここだったらしい。
大きく日本に神様が降りた場所としての高天原みたいな感じかな?
ただ、このご神体のゴトビキ岩は、お山の上にあるのです。
だから、お参りするには登らないといけない。
・・・次男と登るのだ。
すっげぇ急な階段でっす。
(帰りにはここでコケてひっくり返って転げ落ちたご婦人もいた・・・怪我がなくてよかったです)
御嶽山を一緒に登った次男が、あまりの急角度にたじろいでいた。
「ここでこけると下まで落ちて大怪我をするから、慎重に斜めに登るんだよ」
そして二人で、エッチラオッチラと登りました。
画面で見てわかるかな?
段はありますが、急なうえに足元の幅が狭い。
一足分の幅がないんだな。
だから次男がビビったんです。
「これ、絶対転げ落ちた人がいるよなぁ・・・」
と、あたし。
ここに入る前にも、「飲んで登ってはいけません」という警告が書いてあった。
・・・飲んで登ったら死にますね。
(それでも登ろうとする人がすごいかもしれないけど)
最初こそそんな急な階段でしたが、やがて少し穏やかになってきた。
で、しばらく歩けば無事お社に到着。
ドン!
そして、居合わせた方にお願いして、二人でドン!
あたしの念願が一つ叶いました。
ありがとうございます。
あまねく穏やかでありますことを祈り、無事にお参りをして戻りました。
そして次は、すぐ近くにあります熊野速玉神社へお参り。
朱塗りのお社は、ここに限らず何となく華やかで美しい。
しっかりとお参りをして、次は<span style="color:red">熊野那智大社へと向かいます。
と、ちょうどお昼前となりましたので沿道沿いのうどん屋さんで昼食。
ランチタイムでオネイサンが「今ならおうどん大盛りが無料です」と言われましたので、次男だけ大盛りにしてやった。
うどんもうまかったですが、天丼もうまかったなぁ。
次男も大満足・・・旅はこうでなくては・・・よかよか。
お腹いっぱいの二人は、これから那智大社に向かうのですが、実はこれからが今回のメインイベントなのだ。
那智大社へと向かうのに、大門坂というところから熊野古道を歩いて向かうのですよ。
それがおよそ1時間。
まずは大門坂駐車場へと行きました。
平日のせいもあって、フリード君無事駐車。
そしてここから歩くのだ。
旅人のために杖も置かれていまして、それを借りて二人でいざ出発。
出だしこそ一般道ですが、すぐに山へと向かう道に入ります。
ここからしばらく民家のそばの小道を通って、こんな。
大きなお山の上にある神社へ向かう参道のようなきれいな熊野古道。
下調べでは、ここが一番距離が短くて歩きやすいというのも納得ができました。
熊野古道の本来は、もっと修験者が歩くような山道が大半なのだと思っていますが、観光客というのか?車で来てまた元に戻らないといけない場所としてはここしか見つからなかったのね。
それはそれで、雰囲気はあるからよいと思います。
次男と歩くには、あたしにはありがたい熊野古道でした。
途中蛇が目の前に現れたりして、上り坂に次男が少しへこたれていましたが、それでもやがて最上部まで。
と・・・これで終わったかと思えど・・・
さらに目的地の那智大社までの急な階段を目の当たりにして心が折れそうになる次男を励まして、無事目的地にとうちゃ~く。
孔也君、大変よく頑張りますた。
熊野那智大社と隣り合わせの青岸渡寺を合わせて無事お参りしまして、遠くに見える那智の滝まで行こうと思います。
一瞬次男の顔が曇りましたが、お父さんは意に介しません。
おとうさんは・・・いぐ!
ということで、那智の滝の方に向かって歩き出します。
こんな道を通って・・・
やがて・・・
おぉ・・・着いたぜ!
ここからまた少し歩いて、いよいよご神体の那智の滝を拝します。
おかげ様で、ここまで来れました。
ありがとうございます。(あな、うれし)
お参りを済ませましたので、また二人で大門坂まで熊野古道を下ります。
あたしと何度かお山を登った次男ですから、下りにはこんなことを言いました。
「下りは楽だね」
そうなのよ・・・何事も上に向かうのはきついのですが、下るのは楽なのだ。
そんなお父さんの口癖を、次男は覚えたようです。
そうそう・・・
途中ではこんなことも。
大門坂の登りで、この後姿を見たのです。
ちょうどそばに中年の方が寄り添っていたので、
「お嬢さん、きれいですね」
と後ろから声をかけたのさ。
そして振り返ったそのお嬢さんは・・・妙齢のおばさんですた。(失礼)
大門坂の上り口に、観光客用の貸衣装屋さんがありまして、どうやらそこの衣装をお召しだとはわかったのですが、まさかそれがおばさんとは思わずに、てっきり親子さんかと思って声をかけてしまったのだね。
ま、お嬢様で悪くはなかったのが幸いだと思いましたが、商売柄の口癖で、つい考えより先に言葉にしてしまうのは気を付けないといけないなと学習した一コマですた。
でも、おばちゃん、きれいだったよ。(これ、ほんと)
無事に大門坂駐車場に戻りまして、この時点で午後2時過ぎ。
とりあえずの今日のイベントは、思ったより早く終了しました。
そこで今後を思案する親子。
「チェックインができるなら、宿に向かってもいいんだがな?」
お父さんがそういいますと、あたしの持っていないスマホを駆使してホテルの確認をしてくれる次男。
「いけそうだよ」
ということで、他に時間をつぶすよりも、ホテルでのんびりしようとなりました親子は一路本日の宿「ホテル浦島」へと向かいました。
ちなみにこのホテル、海を挟んだ向かいの島にありまして船に乗らないといけませぬ。
だから、いったん駐車場にフリード君を置いて行かないといけないのだよ。
それがこちら。
船着き場からほど近い駐車場にフリード君を止めて、来客用のマイクロバスで5分ほど先の乗船場まで運んでくれます。
そして、そこにやってきたのがこちら。
海上彼方から向かってきたこれを見て、
「お?あれはイルカか?マナティーか?」
というあたしに、
「あれは亀だよ、浦島だもの」
と言った次男。
孔也君。キミは、すばらしい!
何故かこの時に雨が降ってきましたが、すでにイベントを終了していたあたしたちは雨にぬれることもなく船に乗って今日の宿「ホテル浦島」へ。
なんかしらんけど、このホテルでかい!
で、早速チェックインしてお部屋へ。
一気にくつろぐ次男。
そして、夕食までの間に、ここのウリの洞窟温泉へと参りました。
(残念ながら画像なし)
海に向かうふきっさらしの洞窟に大浴場がしつらえてありまして、それはそれでよかったです。
そして、何より卵の腐ったような硫黄のニホヒは、温泉らしくてよかったですね。
しばらくして、夕食時間です。
今回のホテルは、夕食も朝食もバイキング。
すっかりおなかの空いた親子は、指定時間と同時に会場へ。
が、このホテル、なにせでかい!
そして、夕食会場が一番遠いところにあった。
そこに行くまでがこちら。
まずは第一のエスカレーター。
そして第二エスカレーター。
とどめの第三エスカレーター。
・・・
今朝ほど神倉神社の階段や熊野古道を上ってきたあたしたちが、「これがあったらよかったのに」と思ったのは言うまでもありませぬ。
それほどなが~いエスカレーターで、ホテルいうところの32階のレストランでバイキング。
この時期、那智というところでどれほどのお客様があるのかとも思いつつも、レストランは大変にぎわっておりました。
そして、席について早速に食事。
バイキングというとおざなりのものかとも思わないではありませんでしたが、どれも大変うまかったです。(さすがに器がちょっとちゃちかったな)
中にはこんなことも・・・
マグロの解体ショー!
すでに腹いっぱいでしたが、これを見て食べないわけにはいかないと、さばいたばかりのマグロの刺身を次男が持ってきてまた食べてやりました。
おとうさん、もう、食えません!勘弁してください!
西の海に面した窓からは、見事な夕日。
夕食をここでしたと言うのも納得です。
これだけでも、価値があったというものでした。
あぁ・・・満足。
この後部屋に戻りまして、疲れたのとお腹いっぱいなのとで二人とも8時に就寝。
・・・
明日に続く・・・
一昨日昨日と臨時休業の張り紙をして、次男と熊野へ行ってまいりました。
以下、回想。
4月22日水曜日は定休日。
今日から一泊二日で次男と熊野詣でに参ります。
5年ほど前になるかと思いますが、熊野三山へのお参りはあたし個人としてはバイクですでに成しております。
そんな中、旅行好きの次男とどこかに行こうと計画をする段になって、次男は連れて行ってくれるならどこでもよいので、あたしが行きたいところを優先して旅程を決めるのでした。
バイクの一人旅なら、環境さえ許せばあたしはどこまでも行きたいと思う。
ただ、今回は次男と愛車フリード君での一泊二日という条件下での計画なのだ。
次男が喜びそうで、あたしが行きたくて、一泊するなら温泉は外せない。
・・・ということで、今回は和歌山方面へと出かけました。
当日、朝6:00 何とか天気も良さそうで、しゅっぱ~つ!
旅への出立はいつも早いのです。
熊野というか紀伊半島は大変道路が複雑ですので、ナビ子ちゃんのお世話になります。
湾岸道路から伊勢自動車道へ入り、42号線をひたすら南下。
昔はなかった新しいバイパスもできていて、当初和歌山はとても遠いというイメージがありましたが予想外に順調に走ることが出来まして、やがて山の中の道を超えると目の前に海が・・・
おぉ!太平洋だがね。
ここからしばらくすると、まずは獅子岩。
「獅子の顔に見えるねぇ・・・」
「そうだねぇ・・・」
・・・と言うことで、次へ。
そのすぐ先にあるのが、花の窟(はなのいわや)神社。
どでかい岩がご神体のこの神社は、日本最古の神社と言われているらしい。
(たぶん、神社という様式がなかった頃から、この岩を崇めていたことが由来だと思われる?・・・相変わらずあまりよく勉強していないP・・・でも、何かスゲェと思うから好きよ)
自然の中のきれいとかすごいとか、それは別段大きさとか景色とかばかりではなくて、そこの気配みたいな何か圧倒的なものに感動してしまうのが縄文以来の感性だと思うのですが、それに呼応しているなと感じられる自分を認識した時、あたしは「おっ?あたしはやっぱり日本人なのだな?」と思っちゃったりして、それが我ながらに面白いと思っています。
そういう旅があたしは好きなんだな。
岩に向かって、次男とともに祝詞を奏上。
さて、次男は次男で、お父さんに連れて行かれるがままながら楽しんでいる様子が見て取れたので、ちょっと安心。
その後、太平洋に沿った海岸がとてもきれいな七里御浜を左に見ながら、今日の最初の目的地の神倉神社に到着。
熊野速玉神社のすぐそばにありますこのお社。
先ほどの花の窟神社同様、ゴトビキ岩という岩がご神体。(というか、磐座なんだろう)
実は、熊野三山はかつてあたしは来たことがあると言いましたが、ここはなぜかスルーしていた。
そして、その後にいろいろ知るにつれ、今回ここはぜひとも行きたいと思うところだったのね。
どう説明してよいかわかりませんが、熊野というこの地方に、最初に神様がいらしたのがここだったらしい。
大きく日本に神様が降りた場所としての高天原みたいな感じかな?
ただ、このご神体のゴトビキ岩は、お山の上にあるのです。
だから、お参りするには登らないといけない。
・・・次男と登るのだ。
すっげぇ急な階段でっす。
(帰りにはここでコケてひっくり返って転げ落ちたご婦人もいた・・・怪我がなくてよかったです)
御嶽山を一緒に登った次男が、あまりの急角度にたじろいでいた。
「ここでこけると下まで落ちて大怪我をするから、慎重に斜めに登るんだよ」
そして二人で、エッチラオッチラと登りました。
画面で見てわかるかな?
段はありますが、急なうえに足元の幅が狭い。
一足分の幅がないんだな。
だから次男がビビったんです。
「これ、絶対転げ落ちた人がいるよなぁ・・・」
と、あたし。
ここに入る前にも、「飲んで登ってはいけません」という警告が書いてあった。
・・・飲んで登ったら死にますね。
(それでも登ろうとする人がすごいかもしれないけど)
最初こそそんな急な階段でしたが、やがて少し穏やかになってきた。
で、しばらく歩けば無事お社に到着。
ドン!
そして、居合わせた方にお願いして、二人でドン!
あたしの念願が一つ叶いました。
ありがとうございます。
あまねく穏やかでありますことを祈り、無事にお参りをして戻りました。
そして次は、すぐ近くにあります熊野速玉神社へお参り。
朱塗りのお社は、ここに限らず何となく華やかで美しい。
しっかりとお参りをして、次は<span style="color:red">熊野那智大社へと向かいます。
と、ちょうどお昼前となりましたので沿道沿いのうどん屋さんで昼食。
ランチタイムでオネイサンが「今ならおうどん大盛りが無料です」と言われましたので、次男だけ大盛りにしてやった。
うどんもうまかったですが、天丼もうまかったなぁ。
次男も大満足・・・旅はこうでなくては・・・よかよか。
お腹いっぱいの二人は、これから那智大社に向かうのですが、実はこれからが今回のメインイベントなのだ。
那智大社へと向かうのに、大門坂というところから熊野古道を歩いて向かうのですよ。
それがおよそ1時間。
まずは大門坂駐車場へと行きました。
平日のせいもあって、フリード君無事駐車。
そしてここから歩くのだ。
旅人のために杖も置かれていまして、それを借りて二人でいざ出発。
出だしこそ一般道ですが、すぐに山へと向かう道に入ります。
ここからしばらく民家のそばの小道を通って、こんな。
大きなお山の上にある神社へ向かう参道のようなきれいな熊野古道。
下調べでは、ここが一番距離が短くて歩きやすいというのも納得ができました。
熊野古道の本来は、もっと修験者が歩くような山道が大半なのだと思っていますが、観光客というのか?車で来てまた元に戻らないといけない場所としてはここしか見つからなかったのね。
それはそれで、雰囲気はあるからよいと思います。
次男と歩くには、あたしにはありがたい熊野古道でした。
途中蛇が目の前に現れたりして、上り坂に次男が少しへこたれていましたが、それでもやがて最上部まで。
と・・・これで終わったかと思えど・・・
さらに目的地の那智大社までの急な階段を目の当たりにして心が折れそうになる次男を励まして、無事目的地にとうちゃ~く。
孔也君、大変よく頑張りますた。
熊野那智大社と隣り合わせの青岸渡寺を合わせて無事お参りしまして、遠くに見える那智の滝まで行こうと思います。
一瞬次男の顔が曇りましたが、お父さんは意に介しません。
おとうさんは・・・いぐ!
ということで、那智の滝の方に向かって歩き出します。
こんな道を通って・・・
やがて・・・
おぉ・・・着いたぜ!
ここからまた少し歩いて、いよいよご神体の那智の滝を拝します。
おかげ様で、ここまで来れました。
ありがとうございます。(あな、うれし)
お参りを済ませましたので、また二人で大門坂まで熊野古道を下ります。
あたしと何度かお山を登った次男ですから、下りにはこんなことを言いました。
「下りは楽だね」
そうなのよ・・・何事も上に向かうのはきついのですが、下るのは楽なのだ。
そんなお父さんの口癖を、次男は覚えたようです。
そうそう・・・
途中ではこんなことも。
大門坂の登りで、この後姿を見たのです。
ちょうどそばに中年の方が寄り添っていたので、
「お嬢さん、きれいですね」
と後ろから声をかけたのさ。
そして振り返ったそのお嬢さんは・・・妙齢のおばさんですた。(失礼)
大門坂の上り口に、観光客用の貸衣装屋さんがありまして、どうやらそこの衣装をお召しだとはわかったのですが、まさかそれがおばさんとは思わずに、てっきり親子さんかと思って声をかけてしまったのだね。
ま、お嬢様で悪くはなかったのが幸いだと思いましたが、商売柄の口癖で、つい考えより先に言葉にしてしまうのは気を付けないといけないなと学習した一コマですた。
でも、おばちゃん、きれいだったよ。(これ、ほんと)
無事に大門坂駐車場に戻りまして、この時点で午後2時過ぎ。
とりあえずの今日のイベントは、思ったより早く終了しました。
そこで今後を思案する親子。
「チェックインができるなら、宿に向かってもいいんだがな?」
お父さんがそういいますと、あたしの持っていないスマホを駆使してホテルの確認をしてくれる次男。
「いけそうだよ」
ということで、他に時間をつぶすよりも、ホテルでのんびりしようとなりました親子は一路本日の宿「ホテル浦島」へと向かいました。
ちなみにこのホテル、海を挟んだ向かいの島にありまして船に乗らないといけませぬ。
だから、いったん駐車場にフリード君を置いて行かないといけないのだよ。
それがこちら。
船着き場からほど近い駐車場にフリード君を止めて、来客用のマイクロバスで5分ほど先の乗船場まで運んでくれます。
そして、そこにやってきたのがこちら。
海上彼方から向かってきたこれを見て、
「お?あれはイルカか?マナティーか?」
というあたしに、
「あれは亀だよ、浦島だもの」
と言った次男。
孔也君。キミは、すばらしい!
何故かこの時に雨が降ってきましたが、すでにイベントを終了していたあたしたちは雨にぬれることもなく船に乗って今日の宿「ホテル浦島」へ。
なんかしらんけど、このホテルでかい!
で、早速チェックインしてお部屋へ。
一気にくつろぐ次男。
そして、夕食までの間に、ここのウリの洞窟温泉へと参りました。
(残念ながら画像なし)
海に向かうふきっさらしの洞窟に大浴場がしつらえてありまして、それはそれでよかったです。
そして、何より卵の腐ったような硫黄のニホヒは、温泉らしくてよかったですね。
しばらくして、夕食時間です。
今回のホテルは、夕食も朝食もバイキング。
すっかりおなかの空いた親子は、指定時間と同時に会場へ。
が、このホテル、なにせでかい!
そして、夕食会場が一番遠いところにあった。
そこに行くまでがこちら。
まずは第一のエスカレーター。
そして第二エスカレーター。
とどめの第三エスカレーター。
・・・
今朝ほど神倉神社の階段や熊野古道を上ってきたあたしたちが、「これがあったらよかったのに」と思ったのは言うまでもありませぬ。
それほどなが~いエスカレーターで、ホテルいうところの32階のレストランでバイキング。
この時期、那智というところでどれほどのお客様があるのかとも思いつつも、レストランは大変にぎわっておりました。
そして、席について早速に食事。
バイキングというとおざなりのものかとも思わないではありませんでしたが、どれも大変うまかったです。(さすがに器がちょっとちゃちかったな)
中にはこんなことも・・・
マグロの解体ショー!
すでに腹いっぱいでしたが、これを見て食べないわけにはいかないと、さばいたばかりのマグロの刺身を次男が持ってきてまた食べてやりました。
おとうさん、もう、食えません!勘弁してください!
西の海に面した窓からは、見事な夕日。
夕食をここでしたと言うのも納得です。
これだけでも、価値があったというものでした。
あぁ・・・満足。
この後部屋に戻りまして、疲れたのとお腹いっぱいなのとで二人とも8時に就寝。
・・・
明日に続く・・・