ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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食べたいという意欲は、生きたいということなのだ

2016-11-10 10:27:00 | ノンジャンル
おはよ。

昨日の定休日は、午前中孟ダッシュで名古屋でお仕事をしまして、11時には帰宅。

それから予約のありました、ばあちゃんがいるところの介護施設で、お医者さまからのお話を承りました。

およそ1年余をここで過ごしております87歳のばあちゃん。

2月にじいちゃんが亡くなってから、それが原因だとも思いますが、穏やかになったと言えば言えますが、壊れた感が進んでいます。

そんなこの頃、施設の人からの報告で、毎度のご飯を食べられなくなっていると聞いておりまして、それについてのお話を聞かせていただいたのでございました。


随分と若い先生でしたが、丁寧にお話をしていただきました。

彼から初めて聞いたのですが、食事の折、ばあちゃんは「ご飯が不味い」と言っていたらしい。

裏を返せば、もっと美味い物だったら、ばあちゃん食うのかな?

現在、かつて誤嚥性の肺炎を起こしましたので、なんというかドロドロのご飯なんだ。

はた目にも、およそ美味いことはないだろうとわかりますが、ばあちゃんはそれしか食えんのね。

もうすぐ死ぬんだから好きな物食わせてやりたい・・・と思うのは人情ですが、ことほど左様に簡単ではないのが渡世です。

それでも、少しでも生きている間の出来る限りのところで、ばあちゃんの尊厳を守ってやりたいと思いますから、この度、嚥下の検査をすることとなりました。

現在の嚥下の状態を調べて、問題がなければ、もう少し美味しいもの(それがどの程度かはお任せすることになりますが)を食べさせてもらえるらしい。

二日前にあったばあちゃんは調子の良い時で、相好を崩しておりました。

お陰さまで、歯も丈夫なんだ。

美味いもん、食べたいわなぁ・・・


食事が不味いと言ってご飯が進まないばあちゃんは、ひょっとすると、ウマいご飯が食えれば命を長らえることができるかもしれない。

それが幸せかどうか?はあたしにはよくわからんですが、生きるために食う、食うために美味い物をよこせ、という理屈は、あたしには理解できる。

能う限りの策として、今度嚥下の検査をしてみます。

ウマいもん、食いたいよねぇ・・・ばあちゃん。

今度こっそりと、ブタの醤油煮、食わせたろうかしらん?

(それで肺炎起こして死んでも、責任はあたしが持つ!)


あまねく穏やかでありますように。