ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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2020年 営業最終日

2020-12-28 13:38:00 | ノンジャンル
こんにちは。

12月28日、本年度の豊坂屋の営業最終日です。

コロナによるドタバタが続いておりますが、目下のところ、成人式がどうなるのか?という喫緊の課題の前になすすべなく、ただ、それでも、やるという前提で準備は怠りなく進めています。

そんな中、お客様も連日ご来店をいただきまして、それぞれにおっしゃるには、「せっかくだから、やりたい。やらせてあげたい。」という声が届くのを、心から祈っています。

商売のこともないとは言いませんが、最近の報道による圧力もすごいと反面思っています。

それ、ほんとかよ?

こうして、同調圧力がかもし出されていくのかな?と、少し斜めにみているあたしです。

・・・

思考を停止させないようにしたいと思っています。


まぁ、それはそれとして、直近のお話。

先日購入しましたこちら。



26章からなる500ページのご本ですが、さすが哲学っぽい内容で、ざっと読んだだけでは何も頭に入らない。

たとえばね、

「この世界には、まだまだ未知の生物がたくさん存在している」

という言葉があったとして、通常これは、大多数の日本人に理解されるとされている。

(この言い方まで、哲学っぽくなっているぞ)

が、ここで哲学的な方法でこの言葉を解析すると、

未知の生物が未知であるならば、どうしてそれが存在すると言えるのか?

という疑問が出てくるんだな。

・・・

こういうところが、あたしはとても面白いのでした。


そんな話がいろいろ書かれていますので、一日に1章ずつ読んで、ようやく10章までたどり着いております。

断っておきますが、あたしゃ哲学が何かも知りませんが、何か惹かれることがあるのは、言葉にとても厳密に向き合うところかな?

なにげに話している言葉が、果たして相手にどう結ばれた像になっているのか?

というのは、気にしなければそれで過ぎてしまうところですが、コロナの報道ではないけれど、「お前さん、いったいどういう了見でそう言っているのだ?」というあたし自身の視座を見極めるのには有効だと思っています。


ついでに、このごろはまた、コチラも読み返しています。



何度読み返してもわからない、正法眼蔵

何年も棚に置かれたままになっていましたが、先のご本をきっかけに、また読んでみようと引っ張り出してきた。

これを書いたのが道元さんというお坊さん。

この方が、ともかくも口をすっぱくおっしゃっているのが、

言葉を解体せよ。とことん解体せよ。そして、その意味を理解せよ。

(そういう言い方ではないですが)

・・・

言葉を解体するって、なんやねん?

と、読んではじめての時にそう思った。


そこに、こんな解説がある。

「舟に乗って、川を下っている。

遠くに、山が後方へと景色として流れていく。」


これをこの道元さんはこうおっしゃる。

「流れているのは、あたしか?はたまた山か?」


あたくし、しびれるのでございます!(たぶん、ばか)


調子がいいので、もう一つ。

仏教のお勉強の方法として、公案(禅問答という言い方もあるのかな?)というのがありまして、例えば、

「両手を叩いて、ポンという音がした。

さて、これは、右手が鳴ったのか?左手が鳴ったのか?」


というのがある。

似たような例えが、最初のご本にも別の話で載っていますが、こういうのが、あたしはとても面白い。(やはり、たぶん、ばか)


コミュニケーションの道具としての言葉には、なおのことに心理的な作用もしますが、その前に、なにげな言葉(他人のことのみならず、おのれの使っている言葉に対しても)にだまされない練習として、哲学的な言葉の理解の仕方と言うのは、いけてると思っています。


・・・う~む・・・

なんか今日はおかしいな。

まぁ、たまにはええだろう。


先日、神棚を掃除しました。



掃除が好きでないあたしですが、大掃除として、年末に神棚だけは掃除をしてよしとしています。

ここだけ掃除すれば、あとは枝葉末節の部分なあたしです。


洗車もしましたが、その後の雨で、すっかり汚れました。

でも、気にしません。

店のウィンドウも磨きました。

が、コチラも雨で、また汚れました。

でも、気になりません。

大掃除、やったもん!

こうして、すっかり新年を迎える準備が出来ました。


年内にブログを書くかどうかわかりませんが、どうぞどうぞ皆さまが、良いお年を迎えますようにと念じながら・・・

さぁ、飲もう。

あまねく、穏やかでありますように。

良いお年をお迎えください。



今年一年、ありがとうございました!