こんにちは。
退院までいよいよ3日となりました本日、こちらのブログに書き残しておこうと思ったことがありましたが、いざパソに向かうとそれが多すぎてなのか、書いても己自身でしかわからんだろうということに気が付いて、すこし元気になってからの俳句を残しておこう。
モノを書く、読むということ(それだけにとどまらす、あらゆること)が、病気になった人はわかると思いますが、極めて億劫になっておよそその上に俳句をひねるなどとは無理でしたが、心身が回復するとともに、そのやる気が戻ってきた。
これは、そんな気分になってきた5月5日の子供の日からの作句です。
穏やかに 吾子育ち来し こどもの日
行く春や 病床で見る 腕細し
老病に 意味はありしや? 春の暮れ
ありがたし 生受く春に 友の声
望外の 吉報嬉し 遅き春
瑞兆の コウモリ見たり 蒼き朝
退院の 感謝の礼に 夏も泣く
俳句の良し悪しは別にして、ここまで来れた体と心に感謝するのでした。
今朝も担当の医師が回診に来た折、
「少し早いですが、大変お世話になりました」
と、ベッドの上で、これもこの頃ようやくできるようになった正座をして礼を申した時、思わずポロっと涙が出たのは自分でも驚きましたが、あたしの中の純粋な気持ちの発露だったと思っています。
あと3日、皆様に感謝しながら、過ごしたいと思います。
よろしくお願いしまっす!