じいちゃん その後

こんにちは。

昨日から介護施設に入所しましたじいちゃん。

昨日夕方６時に見に行きました。

いつもなら自室のベッドの上で寝こけていましたが、こういうところはこういう風なのだと思いますが、大きなテーブルにたぶん入所者のほとんどの方が椅子に座ってボーっとしていました。

することがないからボーっとしているのか、することもなくて座らされているからボーっとしているのか、ボーっとするしかないからボーっとしているのか、どれもよくわかりませんが、初めての一日を過ごしたじいちゃんも、その輪の中に入ってあたしを見つけるまではボーっとしていた。

それでもあたしに気が付いて、「ばあちゃんは元気ですか？」と言った。

周りの皆様はどうやら認知というのか痴呆というのか、そういう雰囲気の方が多いようですね。

だから、静かなんだが、生気のない雰囲気です。（それをボーっとしていると感じたのでした）

ここにいると、じいちゃんもきっとこうなるなぁと案じますが、ここにいれば安全ではあります。

今後のことはあたしもよくわからんのですが、今しばらくはここで頑張ってください。


そして今朝も、じいちゃんを見に行った。

昨日と同じようにテーブルを前に、他の皆様とボーっと座っていた。

あたしに気が付いてようやく表情筋が動いた。

「よく眠れましたか？」

「はい、眠れました」

としっかりと答えた。

多分、環境の変化はあったにせよ、彼の個室はこれまでの家よりは格段に居心地は良いだろうと思っています。

トイレはどうしたのか？とかいろいろ思うところもあったのですが、それはまたいずれ、一日付き添って様子を見てやろうと思っています。

昨日出かけた時よりも、血色はよくなっていたんじゃないだろうか？

ご飯もしっかり食べたからかな？


その後ばあちゃんのところにも行きまして、いつものあれやこれや。

「ばあちゃん、昨夜はよく眠れたでしょう？（じいちゃんがいないから）」

と聞けば、

「よく寝た」

と言いました。

それで良いのです。

そして、朝食をしっかり食べました。

悲しかろうが淋しかろうが、腹は減るし眠くなるのです。


じいちゃんもばあちゃんも、がんばれよ～！