おはよ。
お盆期間中、台風7号がやってきまして、それぞれお盆休みを楽しみにされていた方々は大変なこともあったようです。
ご先祖さまも、台風に乗ってグルングルンとやってきて、またグルングルンと帰って行かれた。
新幹線が動かなくて、ご苦労された方もおられましょうが、そんな光景もご先祖様はご覧になって帰って行かれたのだと思います。
「お墓参りは嬉しいが、無理せんでもええのよ。たまの一度、思い出してくれたらそれでええんよ。」
とでも、うちの先祖なら言っているような気がします。
そうして、現世のあたしたちの幸せを念じてくれている気がします。
大してお構いできませんでしたが、日日の線香だけは欠かさずにおりますので、また遊びに来てちょ。
ただし、台風は勘弁します。
あらあらかしこ、あらかしこ。
さて、回想。
そんなお盆期間中は、甥の直久が家族で、じいちゃんばあちゃんのお参りに来てくれた。
それぞれに曾孫たちが線香をあげてくれて、両人は喜んだと思います。
数年前に大腸癌を患って、今もストーマつけながら、東京に単身赴任で頑張っております。
己の身こそ大事だろうと思いますが、こうして時を見て、人に心を寄せてくれる大変よくできた甥っ子でした。
若くして幹部として会社が認めてくれているのも、そんな君だからであろうと推察しています。
体には気を付けてください。
直ちゃん、ありがとう。
そんな彼からのお土産がこちら。
「カブトムシ2023」という、非常に不思議な日本酒。
フルーティと言うのだろうと思いますが、大変酸っぱい。
酸っぱいお酒というのを初めて飲んだ。
不味いわけではないですの。
ただ、酸っぱい。
次男とありがたくいただきました。
ごっちゃんでした。
稲が無事、出穂した。
15日に台風が直撃してさすがに田んぼを見に行けず、翌16日に見に行ったら、出ていた。
この後、昨日今日と見に行くと、あちらこちらからゾワゾワと生えてきております。
毎年思いますが、出て当たり前だと確信はありながら、眼前の精気に満ちた稲穂を見るのは、とても感激します。
無事に出てきてくれて、ありがとう。
今年も、たくさんお米がとれますように。
(結局、欲が出る)
台風で家の中にいたから、ヒマなので本でも読みましょうと、どうしても捨てきれなかった本の中からこれを取り出した。
河井寛次郎・いのちの窓
彼のアフォリズムというのか、時々に放ったのであろう何気ない言葉が載っています。
「助からないと思っても 助かって居る」
あたしの好きな言葉の一つです。
30年位前に、京都の河井寛次郎記念館?へ行った折にでも買ったご本かもしれませんが、その後手に取ることはなく、齢65にして改めて読んでみると、それはそれで感慨ひとしきりのものがありますね。
遮二無二前進している子供たちや甥っ子たちに、かつてのあたし自身を重ねてみる時、そうしていつか、君たちがスバラゴイ人生であったと感じられる時期が来たら良いなと、年寄りは念じております。
・・・が、おじいちゃんもまだ死なない。
人生、楽しむでぇ!
「助からないと思っても 助かって居る」
いろいろご迷惑もかけることかと存じますが、どちら様も、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
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