ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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次男と山口旅行 その2

2016-04-23 13:49:00 | ツーリング
その2です。

旅行二日目の4月21日は、朝からものすごい暴風雨

お父さんたちは、こんな中でも走らないといけませぬ。

ということで、8時ごろ宿を出発。

この日の予定は、まず日本海側に出て、金子みすず記念館に行きます。

「みんなちがって、みんないい」の金子さんです。

山口県を南から北へ縦断しますが、結局前日走ったカルストロードをもう一度走ることになった。



さすがに雨では、景色が台無しでしたね。

それでもズンドコと走りますと、やがて仙崎というところです。

ここに金子みすずさんの記念館があるのだよ。

大変狭い路地に入っていくと・・・あった。



外観は、その昔住んでいたと言われる昔の本屋さんのたたずまい。

そこに、当時のままの文机とかタンスとかが置かれて、彼女の紡いだ言葉が読めるように並べられていた。



この時点で、かなりウルウルしております。

そこから順路に従って、奥の展示室へと繋がっていた。

その先は小さいながら大そう立派な展示場になっていた。

でも、ここからは撮影禁止で画像なし。



なかなか趣向を凝らした展示がしてあって、良い空間でした。

あまり彼女を知るものではないですが、この人、男運が悪くて、結局27歳で自殺してしまうのね。

惜しまれる才能でした。


さて、そこを出てもまだまだ雨はザーザー風はビュービュー。



そんな中、次の目的地が元の隅稲荷神社

仙崎からしばらく海沿いを走りますと、出た!



岬の先っぽから朱塗りの鳥居が、それでも100柱くらいかな?並んで参道となっています。

お社は小さな祠があるだけですが、ちょっと不思議なこの風景を面白いと思いました。

雨の中、次男と参拝。



天気が良ければ、海の景色もきれいだったろうと思われます。


さて、次。

角島というところへ参ります。

ここもまた、バイカーがぜひ行きたいという橋があります。

日本海沿いの道を仙崎からず~ッと走りまして、お昼前に角島到着。

島へ渡る橋の手前で記念撮影。



晴れていると、こんな感じ。



また来てね・・・ということだったかもしれない。


ちょうどお昼だったので、どこかで食事と思いまして、角島に渡れば観光客相手の何かがあるだろうと思って行ってみましたが、あるにはあったが、あいにくハンバーグとかオムライスみたいなのしかなかった。

お父さんとしては、ここまで来たら次男にうまいイカを食べさせたかったんだ。

5、6年くらい前に、バイクで九州へ行く途中、萩のあたりで食べた男命イカ(これで、みこといかと読みます)が、衝撃的に美味かった。

それを食べさせたかったんだな。

しばらく探してみたけれど、そこ以外にお店が見当たらず、角島を後にしてお店を探すべく走ってみた。

すると、道の駅を発見。

そこにイカ丼があったので、ここで食事といたしました。



箸を付けてから撮ったのでちょっと画が汚い。

残念ながらイカが白くて、活きたイカをさばいた感じではなかったですが、それでも次男がうまいうまいと言ってくれたから良しとしよう。

いつか、もっとうまいイカを食べさせてあげましょう。


そこを出まして、この後は下関へ入ります。

今日の宿が下関グランドホテルというところで、唐戸という地区にありますが、下関に入ってもまだ3時ごろだったと思います。

時間が余っちゃったんだな。

仕方がないので、観光地図で桜山招魂社という神社へ行ってきました。

ここは、維新の志士たちがたくさん鎮められています。



あたくし、歴史は全く苦手で(得意なものがあるかと言われるとないですが)、坂本竜馬の名前は知っていても、その時だれがどこで何をしたかということを知らない。

でも、こうしたところを見ると、この地で長州の志士たちがいかに激烈に動いたかということを知ることができた。

ちょっとだけ勉強になりますた。


さて、他に当てもなくなりましたので、レンタカーを返してホテルへと向かいます。

途中に、韓国街みたいなところがありましたので、次男と二人傘をさして歩いてみました。



韓国も近いから、こういうところができたんだろうと思いましたが、いかんせんかつての栄華を偲ぶほどもなく、商店街のシャッター通りみたいになっておりましたね。

世の流れでした。

それから時間つぶしも兼ねて、ずいぶんと濡れながら30分ほど歩いて、無事ホテル着。

4時半ごろだったと思います。



関門橋が目の前の海側の7階の部屋でしばらくくつろいで、ここでは食事は外でしますので、またボチボチと二人で外へと出てみた。



(雨にけぶって、あまり見えませぬ。)

ホテルからすぐのところが、唐戸市場

その手前にレストラン街みたいなのがありましたが、時間が早いのと平日だから、ほとんどお客さんがおりませぬ。

それでも開いているお店があったので、二人で突撃してみますた。

下関ならフグでしょう!と入ったお店でした。(おのぼりさん、丸出し)

ドン!



フグのついでにクジラも食べて、満足でした。


結局この後はすることもなくなりまして、部屋でごろごろして、9時就寝。

魚三昧の本日終了です。

でも、うまかった。

ごちそうさん。


・・・つづく。


次男と山口旅行 その1

2016-04-23 10:10:00 | ツーリング
おはようございます。

20日から22日まで、2泊3日で山口、福岡の旅次男と二人でしてきました。

その記録です。


4月20日 午前6時半の電車で、さて出発です。

地元知多半田の駅から、まずは名古屋まで。

そこから新幹線に乗りますが、次男と電車の旅をするときは、毎度のイニシエーションを行います。



新幹線ホームのきしめんを食べて、いざ山口へ!


まずは道中の岩国へと参りますので、広島まで700系のぞみで行きまして、そこで500系のこだまに乗り換えて新岩国まで。

10時ごろには到着しました。



ここでは、まだあたしが見たことのない錦帯橋を見に行きます。

駅からタクシーでものの5分ほど。

運転手さんが、「公園を歩くのも良いですよ」と教えてくれたので、公園の方から歩いて錦帯橋へと向かうことにします。

で、着いたところがそれは立派な公園でした。



山の上にはお城もあってロープウェイで行けるそうですが、そこまで時間はないのでそれはパス。

園内には神社もありまして、二人でお参りして、あとはぶらぶら歩いて行きます。

天気が良くて、本当に気持ちよかったです。



やがて、錦帯橋。



当初の計画で、時間があるから見るだけ見てみるか?程度に思っていましたが、これがなかなか立派で美しかったですの。

天気に恵まれたのもありましたが、来てよかったですね。

この岩国というところは、これ以外にはめぼしいものがないのでこれにて終了。

再びタクシーで駅に戻り、次の新山口へと参りました。




さぁて本命の山口到着。

ここからはレンタカーで二日間走ります。

駅チカのニッポンレンタカーで今回はFitを借りまして、ナビ子ちゃんを頼りに出発します。

最初に向かうは、秋吉台

40分ほどでつきそうです。

ちょうどお昼でしたので、途中見つけたレストランで昼食。



これが当たり!

次男も大喜びのお昼でした。


さて、再出発。

しばらく何もない道を走りまして、秋吉台到着。

車を置いて、展望台へ登ってみた。



なんとも不思議なカルスト台地が、ここでは突然現れますのよ。

この不思議な光景を見るというのもあるのですが、実は何であたしがここへ来たかったかというと、バイク乗りが是非走ってみたいというのが、このカルストロードという道なのだ。

だから、本当はバイクで走りたかったんだけれど、次男にも一度見せてやりたいから、お父さん先に車で走ってみました。



車で走って気持ちがいいんだから、バイクならさぞ楽しいでしょう。

お父さん、いつか走ってみよう。

長男がFBで、「先に車で走ってしまうのは愚の骨頂」と書いてきましたが、気にしないでおこう)


今日のメインイベントは終えましたが、まだ時間はあるのでもう一つ。

来た道を戻って、瑠璃光寺というところへ寄ります。

ここは、五重塔が国宝らしい。

着いた・・・



さほどに広いわけではないですが、五重塔はさすがに立派でしたよ。




この後の予定はなかったですが、まだ時間があったので、近くの神社へ行ってみました。

お伊勢さんを模したという神社で、外宮と内宮がありました。

それながらのご由緒を読みましたが・・・ここの名前、忘れますた。


さて、少し早いですがもう見るところもなくなりましたので、宿へと向かいます。

本日のお宿は、湯田温泉の梅の屋さん

入ったのが4時ごろだったかな?



この頃の地震は実は山口でもあったらしくて、そのせいかどうかはわからないけれど、お客さんが少なかったです。

それだからか?通されたお部屋は15畳もあるでかい部屋



二人ではもったいなかったですね。

早速に温泉に入って、やがて食事。



料理がおいしいということで選んだ宿でしたが、確かにおいしかったです。

これも、当たりでした。


次男と二人での道行きながら、たまには色気もあると良いと思いましたので、



嫌がる部屋付きの女中さんを無理やり押し倒・・・いや、仲良く写真だけ撮らせてもらいますた。


そうそう、ここ山口は獺祭(だっさい)というお酒で有名なんですが、土産に買えんかな?と思いましてこの人に聞いてみたら、丁寧に調べて、宿の近くの酒屋さんを紹介してくれました。

せっかくでしたので、食後に次男と歩いて出かけてみた。

確かにそこに売っていましたが、3本欲しいと言いますと、そこの奥さんが渋い表情をしておられた。

ん?と思っていると、その奥さん、壁の張り紙を指差した。

曰く「おひとり様、一本限り」

そんなに人気があるんだなぁと思いつつ、3本だめかな?と再度お願いしたら、売ってくれますた。

おかみさん、ありがとう。


一升瓶3本持って帰りましたが、さてこれを持って今後動くのはしんどいので、ホテルの人に頼んで家に送ってもらいました。

いろいろ無理を言いましたが、ホテルのみなさん、嫌な顔せず引き受けてくださいました。

あたしも見習おう。

そして、ありがとうございました。


9時に就寝。

そして、明けて21日は打って変わって

・・・見事な暴風雨!!!

天気ばかりはどうにもならんと覚悟を決めて、まずは食事。



朝食も美味しかった。

そして、8時過ぎには宿を出発しました。

ひどい雨と風の中を今から走ります・・・


ながくなりましたので、この続きはまた次回。


さて、ツーリングはどうしよう?

2016-04-18 11:22:00 | ノンジャンル
おはよ。

明日は脳ドックを受けて、その翌日から2泊3日の次男との旅行に出かけてきます。

楽しんできたいと思います。

当初の予定では、九州の指宿温泉黒川温泉へ次男と行って、5月に入ったらツーリングで中国・四国地方を巡りながら再び九州へ行こうと思っていた。

寒いのが苦手なあたくしですので、この季節、北に向かおうとは思っておりませぬ。

そんな中、当初の九州行が急遽反故になりましたので、明後日からの旅行はとりあえず改めて決めましたが、5月のツーリングを・・・さて、どこ行こう?

ただ今思案中でございます。

それに向けて、こんなものもこの頃届いております。



ピントがももちゃんに合っておりますが、バイク用のツーリングマップル(地図ね)5冊。

ここから西へと向かう一式をアマゾンで揃えますた。

お父さん、やる気は満々!

今回は、これまでと違って気ままに行ってみたいと思いますので、実はどこへ行ってもかまわんのです。

ただ、せっかくバイクで行くからにゃ、それながらのところは行ってみたいと思っています。

・・・

こうして夢見心地で行く先を考えているのもまた、バイクツーリングの楽しみの一つなんです。


九州へも・・・

少しでいいから、上陸してやろうと目論んでいます。

どこか現地で、支援飲みをしてみたいと思っています。

・・・

不謹慎のそしりは、甘んじて受けよう。






予定変更

2016-04-17 15:18:00 | ノンジャンル
こんにちは。

来週次男と行くはずだった九州旅行が、大変な地震で取りやめになりました。

とは言え、かねてより休日までとってその日を心待ちにしていた次男が不憫でしたので、お父さんは次善の策を講じます。

九州はあきらめましたが、山口へ行こうと思います。

まだまだ日本で行ったことのないところはありますが、その上に次男が喜びそうで、温泉もあってという条件をクリアーしないといけません。

あれこれ調べまして、結局山口県で2泊します。

今朝もスケジュール作りをいたしまして、宿の手配とレンタカーの手配が完了。

新幹線だけは当日買うことにして、たぶんこれでばっちりです。

あとは、天気なんだな。

見どころはいろいろありますが、天気が悪いとダメなところも多いのよ。

まぁ、その時はしゃぁあんめぇよ。

二人で楽しんできまっす。


今日お昼過ぎに、黒田君が来た。

昔の修業先での仲間で、今は大そうご立派に商いをしておられます。

日本一のお祭り専門店・・・らしい。

http://www.hashimotoya-maturi.com/

お祭り用品のことなら、橋本屋をどうぞごひいきに。


で、地元半田のお祭りをお仕事の上でも参考にと思ったのか、わざわざ静岡から来てくれた。

ついでに、あたしの店に寄ってくれた。

お土産までもらっちゃって、黒田君、ありがとう。



では、早速いただきまっす!





ちろり

2016-04-15 12:53:00 | ノンジャンル
こんにちは。

昨晩、九州では大きな地震がありました。

お嫁さんのご実家が近いので、ちょっと心配しています。

lineで尋ねても、まだ返事が来ません。

穏やかでありますようにと祈っています。


こうした普段と違うことに出会って、初めて「はっ!」とすることがある。

あまり悪いことで「はっ!」としたくないですが、悪いことでないと「はっ!」と出来ないこともある。


「 世の中は ちろりに過ぐる ちろりちろり 」

あたしの好きな閑吟抄の一節。

厭世的に考えれば、所詮世の中どうにもならんことがあるから、勝手に好きなように生きたらええ・・・と言う考え方がある。

一方、普段当たり前と思っている穏やかな今がで、はっ!として目が覚めた時に現実に気が付くという考え方もできる。

今回もそうですが、他所ごとながら「はっ!」として、あぁ、これまでが夢だったか?と感じられた。

それだけ、今までが穏やかだったという裏返し。

それはとてもありがたいことなんだけれど、はっ!として、それが夢のようなことだったと知れたことが何よりも大事。


あなたは私。

私に降りかかっていないけれど、我が身のこととして感じられることは、とても大切な感性だと思われる。

かつて震災後の東北を見て、年寄りの老いて死んでいく様をそばにし、けなげに生きる次男と暮らし・・・そんないろいろからその感性はますます育ったような気もしています。

それがイイとか悪いとかとは全く次元の違う話。

何事もなければ「ちろり」と過ぎる今のあたしの命の時間かもしれませんが、どうやらそれでは足らぬあたしの人生なのだと、どちら様からか教えられているような気がした今回の九州の出来事です。


被災地の皆様が、どうぞ穏やかに過ごされますように。

あまねく、穏やかでありますように。


合掌