同僚、上司から仕事を依頼されることがある。
そういう時は、その場で、どのような経過をたどって依頼事が達成されるかを伝える。第1の報告もしくは連絡・相談である。(殆どの場合断らない。相手は、自分のことを知っていて、自分だったらやってくれると頼っているわけだから、断らないことが多い。そういう意味で、自分には「断る力」はあまりない。)
次は、その仕事に取りかかって、何か進捗したとき、変化が起きたときに、報告する。
(「今、あの件は、こんな状態です。」「こうなっています。」というように。)
変化したとき、その都度報告する。連絡・相談する。
最後は、依頼されたことの結果が出たときである。
「あの件は、このようになりました。」
いずれも5秒もかからない。(ことが多い。)
その都度「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を行うことで、「ホウレンソウ」の時間は少なくて済む。
逆に、ホウレンソウが少ないと、かえって時間がかかる。特に、問題が発生してからだと100倍、1000倍以上の時間をかけてホウレンソウをすることにもなりかねない。
なぜホウレンソウが少ないと時間がかかると分かるのか、問題が発生してからだと時間がかかると分かるかというと、そういう失敗を自分がしてきたからである。
要は、依頼した人から
「あの依頼した仕事は、今どうなっています?」
と聞かれたらダメである。
聞かれる前に、ホウレンソウをこまめにした方が、かえって時間はかからない。
聞かれる前に、こちらから攻めて、先手を打ってホウレンソウをした方が、相手は安心してくれる。