仕事の道楽化

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とてもおとなしい学級で、児童の発言を増やすための手立て。

2016年02月03日 | 授業づくり
以前、自分の担任ではない学級で授業をする機会があった。

子供の実態は何もわからない状態である。

授業を始めてびっくりした。

とても発言の少ない学級だったからである。

自信を持って挙手できる子が少ない、実におとなしい学級だった。

答えが分かっているのに、挙手をしないのである。

子供たちのノートを見れば、答えを書いている。授業の内容は分かっているようである。

しかし、発言しないのである。

困った。

そこで、どうしたかというと、

質問の後には、一人一人のノートに丸をつけていった。

子供達が、考えている時間、ノートに自分の考えを書いている時間に、丸をつけていくのである。

「これ、いい考えだねえ。(マルッ)

「面白い、こんな答えを書いている人はいない。(マルッ)」

「この考えは短くてわかりやすい。ズバリと書いたね。(マルッ)

と、褒めながら丸をつけていった。

すると、その後には、手が挙がり始めたのである。

進んで発表しようとする雰囲気になっていった。



自信がなさそうだったので、丸をつけて褒める。

そうすることで、自信を持って発言するようになったのだと思う。

「発言が少ない時は、丸をつけて褒める。」

これが、発言を増やす一つの手立てである。







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