徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

エゾシオガマ

2013-08-19 23:01:41 | Weblog
 白馬大池の散策中、ふりかけさんとTさんが、「これ何だ?」と聞かれる。
 私は指さす方向をみてみると分からない・・・
 観察していてシオガマ属か!と頭に浮かんだので「何とかシオガマ、ヨツバシオガマの仲間だと思います。調べておきます」と答える。
 帰宅してから同定できるよう写真を様々な角度で撮影をしておき、調べてみたところエゾシオガマということが分かりました。
 ただ写真だと、しっかりとした同定に限界があります。
 規制が無い地域だと採取してくるのですが高山帯は基本的に保護区なので採取はできない。
 今回の同定も実は違っているんじゃないだろうか?なんて不安になったりしますので九分九厘エゾシオガマと答えておくのが正解なのかな~
 こんなことを書きながら、ふりかけさんもTさんもちゃんと自分で調べてよと思ったりもするのですが・・・(管理人)

                          

                         



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アオノツガザクラ

2013-08-19 22:46:07 | Weblog
 白馬大池近辺を散策中に、ふりかけさんが「これなんだ」と、いつもとおり聞いてくる。
 私は高山植物は正直なところ詳しくない。
 指さす先には果実がある。果実の形状を見るとツツジ科であることが分かる。
 更に葉の形状を見るとツツジ科ツガザクラ属であるということまでは分かりました。
 でも種名となると分からない・・・
 でも、属までは分かったので「分からない、ブログに載せるから見ておいてください」と答えておきました。
 白馬大池から帰還した翌日にもと思ったのですが、色々と書きたいことがあったので後回し。
 本当なら採取して持ち帰って同定をしたかったのですが国立公園内ですので採取はひかえ、可能な限り同定できるよう写真を撮っておきました。
 ただ、写真だけだと写真が不十分だと帰宅して同定できないことが多々ありますが今回は大丈夫でした。
 その正体はアオノツガザクラでした。
 アオノツガザクラは見た目は草本なのですが実は木本で、常緑矮性低木です。
 高山帯の過酷な気象条件に適応した木本です。
 木本ですので当然形成層をがあります。
 一度、矮性低木の切片をとって顕微鏡で観察して木本であることを確認したいものだと思っていますが矮性低木の生育地は保護地域であることが大半で未だ実現せずです。
 許可をとればよいのですが、個人的な好奇心では許可なんておりないので一生無理だろうな~と思っています。(管理人)



                         


                        


                        花の写真も掲載しておきます。
                        




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ハイカラマツ

2013-08-19 21:34:43 | Weblog
 先日の蓮華温泉から白馬大池間にある天狗の庭にハイマツに混じり矮化したカラマツを見かけました。
 中部山岳の高山帯では珍しい光景では無く、ちょくちょくと見かけます。
 こんな矮化したカラマツを見て初めて北アルプスに登った時のことを思い出します。
 その時に同行者の一人が「ハイカラマツがある」という。
 大学に入ったばかりの私は樹木のことを全然知らず、今のレベルと比較すると月とすっぽんの差ほどあります(今でもレベルは高い無いですが・・・)。
 当然、カラマツとは何かは当然知らないので「これがハイカラマツですか」「そうだハイカラなマツだからハイカラマツというんだ」「そうですか」と真面目に答えます。
 そのやりとりを見ていた他の人が「おいおい、何も知らない新入生に何を教えるんだ」、「おい、管理人ハイカラマツなんて樹木は無い。だまされるな。ハイマツをもじってハイカラマツと言っているだけだ」
 そのあと真面目な先輩は「ハイは匍うからきているんだ。ハイマツは匍う松が訛ってハイマツというんだ。その名の由来をもじって匍っているカラマツをハイカラマツと言っているだけだよ」と教えてくれました。
 カラマツは落葉針葉樹で通常だと樹高20~40mほどに生長する高木です。
 ただ高山帯の厳しい気象条件で樹高生長できず匍ってしまっているだけだったのです。
 ただ、初めてカラマツを認識して見たのが矮化したカラマツというのも・・・なんて思います。
 そんなことを四半世紀たった私は思いだしブログのネタにしてやろうと思い写真を撮ったのでした。
 今回のことに限らず大学で林学を学んだ私はよく先輩にだまされました。
 これは先輩が後輩の力量を図るために行われるもので、だまされたりすると、先輩がニヤリとして勉強しろよ!でした。
 そんなことをされた私も時折、だましてやろう!なんて考えたりします。
 ただ、これを森の案内をしている時に参加者にやったら、とんでも無いことになってしまうので自重していますが、実はやりたくて仕方がない自分がいたりするのでした。(管理人)



                           


                           


                           




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柵口万年雪

2013-08-19 20:54:06 | Weblog
 性懲りも無く、また新潟県糸魚川市能生町柵口の万年雪へ行ってきました。
 今年は海で泳ごうか!という話もあったのですが、暑い夏、雪の近くだと涼しいだろうという安直な考えの基、涼みに行ってきました。
 今年の万年雪は昨年より少なかったですが海に近い低標高地にある万年雪は珍しいです。
 この万年雪の下側に行くと涼しいというより寒いぐらい。
 万年雪の近くにいると夏を忘れさせてくれます。
 有名観光地として脚光を浴びてもおかしくない柵口万年雪ですが訪れる人も少なく、いつ行ってもひっそりとしています。
 ここに来ると本当に日本?と思ってしまう景勝地です。
 ただ、ここは1986年1月26日に大規模な雪崩が発生し13名もの人の命を奪っているところでもあるのです。
 そんなところなので積極的な観光開発が行われなかったのかな?と思います。
 柵口万年雪や雪崩災害のことを詳しく知りたいと思う人のために他のサイトへリンクしておきます。
 
 <低標高地の小規模万年雪>
 <柵口雪崩災害>

 あと何度も訪れている柵口万年雪の過去の記事へのリンクも貼っておきます

<権現カール>今年の春です。二ヶ月半でどれだけ雪が溶けたか確認してください
 <柵口の万年雪(2012年秋)>
<頸城権現岳大岩壁の秋>
<柵口の万根雪>昨年の夏です。今年より雪が多いのが分かります。
<柵口の万年雪>2010年の夏
まだ記事はありますがくどいから止めておきます(既にくどいと言われそうですが・・・)



                     


                     


                     




                     



                     



                     



                     


                     今年の春はここは一面の雪でした。
                     

                     



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