あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

冬の鳥 その1 何の鳥?

2013-02-26 00:19:39 | 生き物
 この冬は鳥が多かったです。しかも、鳴き声から判断すると、いろいろな種類の鳥がいたようです。だけど、運良く姿を見ることができても、たいていはカメラを持ってないときで、証拠写真が撮れません。そうこうしているうちに、だんだんと春めいてきました。
 たくさん集まって賑やかだったメジロが、単独あるいは2羽で行動するのを見かけるようになりました。ウグイスの地鳴きらしき声も聞こえるようになったし・・・・うかうかしているうちに遠くへ行ってしまう鳥もいるでしょう。

 そこで最近では、洗濯物を干すときにもカメラをさげ、庭仕事の時にも傍らにカメラを置き、たまたま鳥を見かけたら大急ぎでカメラを取りに帰りして、やっとこさ何枚かの写真が撮れました。

 でも・・・・名前がわかりませーん。どなたかご存じでしたら教えてください。

 カメラはコンデジですので、写りは悪いです。
 
 

 仲良く並んだ(この距離感は微妙かも)2羽の鳥。 もしかしてホオジロ? トリミングして大きくしてみます。



 夏に高いところでとってもきれいな声でさえずる鳥がいるのですが、この鳥かしら? この鳥たちが止まっているパイプには、夏は山芋の蔓が絡んでいたのですが、そこに小さな子ども用のお椀くらいの巣があったそうです。
 こんなにも人に近いところで子育てをしている野鳥がいるなんて。ちょっとうれしいです。

 うれしいと言えば、これ



 こんな風にかたまって電線に止まっている鳥は、うちの方では珍しいので、じい~っとながめていたのですが、このしっぽと頭!
 わたしは大慌てでカメラを持ってきました。 はじめはもっとたくさんいたんだけど、残念、これだけになっていました。でも写すことができて良かった。 これは多分緋連雀。おとどし街中のスーパーで見かけて、この鳥がこちらでも見えることを初めて知りました。
 
 電線から飛び立った鳥が近くの柿の木にもどってきました。

 

 ああ、やっぱり緋連雀です。特徴のある頭。



 尾羽の先にわずかに赤い色が見えます。 それで緋連雀。 これが黄色だと黄連雀なんだそうです。

 うちの方にも来てたんだ。 感激です。

 それから


 これは、モズですね。 なんとなく秋の鳥と思っていましたが、先日、数羽が群れでいるのを見かけました。
 でも、モズには、大勢でいるよりこのポーズがお似合いです。

 で、気になったのはこちら



 モズが止まっている木のすぐそばのミカンの木にいたのですが、これは何の鳥? たくましいくちばしから考えて、これもモズかしら。 モズの特徴であるサングラスのような黒い毛がありませんが、メスかもしれません。
 
 この、オスとメスとで姿が違うというのも混乱のもとなんです。全く同じ姿をしてくれてたら名前も覚えやすいのに・・・

 最後に、どうしてもわからない鳥がいます。



 なんだ、ヒヨドリじゃないかって? たしかにわたしはヒヨドリを写したつもりだったんですが、たまたまツーショットで写ってしまった、小さい鳥。 

 

 ときどき飛んでいるときに、羽にあざやかな黄緑色が見える鳥がいるのですが、この鳥なのでしょうか。 いろいろ調べて「アオジ」かな?とも思うのですが、よくわかりません。

 ともあれ、肉眼ではどれもスズメにしか見えなかったけれど、カメラに写すと実はいろいろな種類があったことがわかりました。 写してみてよかった。
 
コメント (8)
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リヒテンシュタイン展

2013-02-19 11:59:55 | お出かけ
 リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝展



 義妹に誘われて、高知まで見に行きました。総勢29人のバス旅行です。詳しいことは何にもわからないままバスに乗り込みました。

 会場の高知県立美術館は、とても立派な建物。



 建物が広ーい池に浮かんでいるような造りです。 こんなの、どこかで見たことがあるんだけど・・・ 池の中をお掃除ロボットが動いているー どこだったか思い出せません。


 ここで、パンフレットからの受け売りですが、リヒテンシュタイン公国の美術品について少々

 リヒテンシュタイン公国は、スアルプス山中のスイスとオーストリアに囲まれた場所にあり、世界で6番目に小さい国です。ここを治めるリヒテンシュタイン侯爵家は、代々、美術品収集を家訓(?)としており、その数30000点に及ぶと言われています。第2次大戦中も戦火の中を守り抜いた美術品ですが、2004年にようやく一部を夏の離宮(オーストリアのウィーンにある)で公開されるようになりました。
 展覧会は、1985年ニューヨークのメトロポリタン美術館で開かれた以外はほとんど例がなく、日本で開かれるのはもちろん初めてです。というより海外へ出たことがないのです。
 すご~い。 しかも日本での公開は、東京、京都、高知の3カ所だけですって!

  中に入ると、お菓子で作られた夏の離宮が。

 
 バロック様式でたてられたこの離宮は、建物そのものが美術品のように美しいそうです。

 ルーベンス、ヴァン・ダイク レンブラントといった有名な画家の絵だとか、工芸品だとか、展示されている美術品のすばらしいこと。ルーベンスの「キリスト哀悼など」本当の死体を見ている気分になってしまいました。 でも、写真なしで感想を述べてもわかりにくいだけなのであとは省略します。

 さて、ここで終わりかと思ったら、次々といろいろなところに連れて行ってくれました。
 
 まずはひろめ市場で昼食。 ここは、たくさんの食べ物屋さんが集まっており、高知の特産物もいろいろ売られています。
 塩だれの鰹がおいしかったそうです。(わたしは別のものを食べました)


 それから歩いて高知城へ



 天守閣まで登りました。 しんどかったー



 でも、お城は松山にもありますしね、とくに珍しいと言うこともなかったのですが、



 屋根にずらっと並んでいる鳩に目が行ったりして・・・

 次に
 五台山竹林寺の展望台へ
 そして、竹林寺で般若心経などを唱えて、



 
 竹林寺のそばにある牧野植物園に行きました。冬なのに・・・・
 と思ったら運良く蘭展なんぞが開かれていて



 うれしかったです。でも、

 痛恨のバッテリー切れ

 確かにバッグに予備を入れたはずなのに、ありません。家に帰ってもなかったから、どこかで落としたのかも。
 で、上の貴重な蘭の写真は、巳年にちなんでヘビのオブジェ。 上の階には頭がありました。

 大きなバナナの花がぶら下がっていましたが、実は成ってませんでした。



 ふふ・・・うちの方が勝ってるね。

 外は冬枯れ。パンジーやプリムラ以外に咲いている花はありませんでしたが、ただ一株、高知県の植物を集めたエリアに咲いていた花がありました。



 バイカオウレン だったかな?
 牧野博士が、春を告げる花としてことのほか愛した花だそうです。確かに、枯れ野の中でこれを見つけたらとても幸せな気持ちになると思います。

 前回ここに来たのは真夏で、植物も人もぐったり、
 今回は冬で何もかも枯れて、寒さに震え・・・
 次はベストシーズンに行きたいものです。 
  
追記 ごめんなさい。重大なミスをしておりました。
   「キリスト哀悼」の作者ーレンブラントではなくルーベンスです。本文を訂正しておきます。 
コメント (12)
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冬越しの虫

2013-02-10 01:45:35 | 生き物
 前回の虫の続きで

 今の時期、動いている虫の姿を見かけることは全くといいほどありませんが、虫はしっかりと生きています。

 刈り取られたススキの茎にくっついているのは、カマキリの卵。 大きくて立派なところを見ると、オオカマキリかもしれません。一つ所に3個もありました。



 風に吹かれて川に落ちないといいけど。

 この木にはさびしげな枯れ葉がくっついています。



 ところが・・・・

 

 葉っぱに見えたのはミノムシでした。
 

 それにしてもまあ、たくさんくっついていること。



 ミノムシで財布を作るという話を聞いたことがありますが、本当でしょうか。

 それから



 カラスウリの蔓が膨らんでいます。先日、この蔓を片付けていたら、膨らんだ部分が壊れて、中から黒いものが出てきました。



 蔓の膨らんだ部分には、何とかバチの幼虫が入っているらしいのですが、これは幼虫ではなくさなぎのようです。

 さらに別の蔓では



 何かにつつかれたのか、中から食い破ったのかー

 このぶつぶつしたのは何なのでしょうね。



 卵かなあ、幼虫かなあ、それともカラスウリの蔓の一部? どうもはっきりしませんが、ちょっと気持ち悪いです。

 虫たちは、ひっそりといろいろな形で冬越しをしています。春を待ちわびるのは人間だけではないようです。 




  
コメント (9)
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花のように

2013-02-04 00:09:14 | 生き物
 昨年の暮れ、ユキヤナギにぽつぽつと白いものがくっついていました。



 わたしは、季節外れの花が咲いたのかしらと思いました。うちのユキヤナギはとんでもないときに花を咲かせることがよくあるのです。
 たしかに、花も咲いていたのですが・・・・



 それはほんの少しで、花かと見えたものは





 どうも虫のようでした。白くてふわふわして、綿ふきアブラムシの仲間かと思ったのですが、先日この虫の形が崩れてきたことに気づいて、ピンとひらめいたのです。

 

 この白と赤!



 わたしが思い浮かべたのは、姿は全く違う虫ではありますが。



 カイガラムシ。これはかなりきたないですが、真っ白のもあります。
 この虫がかなりやっかいで、殺虫剤をかけても死にません。ちゃんとカイガラムシ用の殺虫剤を買ってきたのに。
 結局これは、木にこびりついているのを木ぎれか何かでこそげおとすしかないのでしょうか。しかし、この虫を木からひきはがすと、まるで出血したかのように赤い汁が出るのです。それがいやで・・・・

 この赤と白。わたしのカンが、同じ仲間だと言ってます。
 そこで調べてみましたら、やはりカイガラムシの仲間でした。そしてあの赤いのはー

 カイガラムシのこどもでした。おお~ あれが全部おとなになるのか~
 肉眼では見えないくらい小さいのですが、こうしてパソコンで写真を見てみると、確かに小さな虫がうようよしています。卵らしきものもあります。



 この幼虫の時に殺虫剤を撒くと退治できるんだそうです。気がつくのがおそかった。
 普通のカイガラムシは、成虫になると樹木にはりついて動きません。そして樹木の汁を吸って生きているんだそうですが、

 このカイガラムシはおばかさんだと思いますよ。



 だってね、木にぐるぐるとまきついているでしょ。これは木にへばりついているんではなくて木に巻き付いたカラスウリの蔓にへばりついているのです。
 カラスウリって冬には枯れてしまうのよねえ。ここから養分をもらうことは不可能ではないかしら。
 
 
コメント (7)
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