毎週大寒波が来るとの予報でした。毎回毎回、最強の寒波と言われ、確かに徐々に寒さは厳しくなっていました。大寒ですものね。
先週は今年2回目の雪が降りました。ちょうど松山市へ出かける日、前日から明日は高速道路が通行止めになるかも、と報じられていましたので、休む気満々でいたのですが、家の周辺に雪はなく山のふもとの高速道路にも車が走っていました。そうか、高速が大丈夫なら国道はなおさら大丈夫よね、と、ちょっとだけ気乗りせずに出かけました。
確かに今年一番の寒波だったかもしれません。道端には泥で汚れた雪が固まっており、国道へ通じる細いわき道は雪が積もっていました。こりゃ、山間の集落の人は国道へ出るまでが大変だわ、と思いながら行きました。 桜三里の高い地点では集落が一面雪に覆われて、トンネルを過ぎてもまだ銀世界でした。
休憩のため立ち寄った重信川の河川敷で
早くも誰かがきて遊んだ様子。
南の山は雪模様。白く広がっているのは上林地区かしら。
南の山は雪模様。白く広がっているのは上林地区かしら。
雲のなかに石鎚山?
伊予富士かなあ? 子どものころから見慣れた山なのですが、どうも山と位置と名前とが一致しません。小学生のころ、図工の時間と言えば写生、写生と言えばこの山と手前の藁ぐろ、というのが定番でした。
桜三里の道端の雪は融けておらず、ちょっと車を停めて写真を撮りたいと思っても雪の広場へ車を突っ込む勇気もなく(若いときなら平気でしたけど)雪景色の写真はあきらめました。
翌日、今度は西条市側からの雪山です。
多分雲の向こうに石鎚山があると思うんだけど・・・
車から降りるのも面倒で、運転席から撮りました。
南の山に白い広場のようなものが広がっていますが、多分木を伐採した跡です。もうだいぶ前から雪が消えていません。
小さな川の土手を走っていたら、スズメの群れ
見えないけれどいっぱいいるんですよ。こんなアスファルトの隙間の草の実を食べているなんて。今年は餌が少ないのでしょうか。
そういえば今年はメジロが多いような気がします。平地にメジロが多いのは山に餌がないとき、と、聞いたことがあります。運動公園のサザンカの木にメジロがきていました。本当に間近で姿を見ることができたのですが撮影に失敗。
チャンスだったのに~
サザンカはどこでもにぎやかに咲いています。
ツバキはまだ。ウメは?ちょっと見に行く暇がありません。ロウバイは真っ盛り。もしくは終盤かな?
我が家のロウバイはバッサリと切られ、根っこまでユンボで引き抜かれました(怒)ここまでは切らないということだったのに。夫は機械を使いだしたら歯止めが効かない。
庭の瓶にさした枝に花が咲きました。ほんの少しの花なのにあたりには良い香りが漂っています。けなげです(涙)
トラオに手伝ってもらって引き抜かれた木々の移植を試みました。ニオイバンマツリ、コデマリ、サラサウツギ、ノボタン、シロシキブ・・・どれだけ活き着いてくれるかしら。
最後に「ヤマタノオロチがあるのよ。」と見せたら
トラオ「うへ~」
トラオ「うへ~」
とぐろを巻いたヘビでしょ? なぜ根元がこんなになったのか訳が分かりませんけど。
週末は雨というので干してあった餅を取り込みました。
これ鏡餅なんですが、ひびが入るたびに細かく割っていきここまで小さくなりました。まだ塊があるのでもう少し干さないといけません。これをどうするかというとオーブンで焼いてあられにして食べます。
子どもの頃は小正月にも餅をついて、それは丸めずに平たく伸ばして乾かし、包丁でさいの目に切ってさらに乾かし、自分の家であられを作っていました。寒のこの時期はカビも生えずあられ作りには都合がよかったんですね。
鏡餅と小さなお祝い餅(水神様、荒神様、などに飾ったもの)は表面が乾きすぎて煮ても焼いても食えぬ状態なのですが、乾燥すると食べられることに気が付いてからはずっとあられにして食べています。暖かくなったらこのまま冷蔵庫に入れて冷蔵庫で乾燥させると一年は持つのです。
孫たちは油で揚げたのが好きですが、オーブンの方がもっと手軽。トレーに直接広げる方が早く焼けます。
でも、大きさがバラバラなので油断すると
焦げました。
今日は節分、そして2月4日つまり立春の翌日から椿祭りが始まります。立春と椿祭りがこんなに接近している歳は珍しいんじゃないかしら。伊予路に春を呼ぶと言われている椿祭り、そのころは寒いというのが定説でして、その通りの寒さでした。椿さんが来れば春はすぐそこ。しかし、去年のように夏が早く来て遅くまで夏という異常な気候にならないようにと願うばかりです。