あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

うちのかえるくん

2012-11-28 23:02:24 | 生き物
 シソの実を採って庭を片付けていたとき、いつの間にかカヤツリグサが枯れて汚いどぶのような水だけが残っているのに気がつきました。
 うわぁ、こんな水ためていたらボウフラの天国になってしまう!
 あわてて水を捨てたのですが、ボウフラはいませんでした。 だけど

 何か動いている! 確かに水底が少し揺らいだ気がします。

 よくよく見ると



 トンボのヤゴでした。下の方丸で囲んだところ。わかるかしら。ぶれていて申し訳ないです。
 
 そして、更に激しく動いたものがいます。え?え? もしかしてかえる?

 今年の夏、庭先でときどきカエルが鳴いていました。鳴き声からするとアマガエルかな。いや、ちょっと声が野太いような気もするけど。
 
 いつも鳴いていたあのかえるくんかなあ。何とかしてカメラに納めようとするのですが、狭い蜂の中で暴れて撮らせてくれません。
 やっと写せたのがこれ。



 オレンジのカエル?
 いやカエル君は必死で枯れ葉の下に隠れたつもりなのです。右の後ろ足と前足が少しのぞいています。
 これはアマガエルではないですね。ツチガエルでもない。もう少しからだが大きくて7,8センチはあるでしょうか。でも、ウシガエルほど大きくありません。ツチガエルなら体がでこぼこしてるんだけど、これはつるっとした感じです。

 まさか、トノサマガエルか? このろくに水もないところでトノサマガエルが暮らしているとも思えませんが。でも、カエルはひっそりと暮らしていたんですね。

 そうそう、ほんとはもう1匹いたんですよ。これは多分ツチガエルだったようにおもいますがー
 なんと、車庫の前にできた雨水の水たまりの中に潜んでた こんな所にいたら車にひかれてしまう、と思いつつ後回しにしてたら、案の定轢かれて死んでしまいました
早く助けてやればよかった・・・悔やまれました。
 
 だから、まだほかにもいたことがわかってとてもうれしかったのです。わたしは大急ぎで水を足してやり、元の場所に置きました。来年春にはヤゴが上ってこれるよう、新しい水草を植えておきましょう。
 
 川も用水路もない、水を撒けばすぐ染みこんでしまう、こんな乾燥した畑地の中に立っている私の家ではカエルはいないものと思っていましたが、本当にそうだったのでしょうか。
 よくよく考えてみれば、子どもたちが小さいときはアマガエルはいた・・・そうそう、グレーのバケツの中に灰色に変わったカエルが潜んでいたり、体色が緑から赤に変わるかと、赤いバケツに放り込んでみたり・・・・
 冬に地面を掘り返せば土色のカエルも眠っていたように思います。それがー
 
 こんなにも姿を見かけなくなったのは、カエルが急速に減ったと言うことなのでしょう。カエルが住みにくくなったのはなぜか。これが小さな警告でなければいいのですが。
 こんなに個体数が減ってしまうと、もう繁殖は無理なのではないかと心配しています。あくまでも我が家の庭での話ですが。(田んぼに行けばまだカエルはたくさんいます)

 その後、もう1匹見つけました。



 マンゴーの木で休むアマガエル。貴重な一匹です。 

 


 

 
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三つの香りオイル

2012-11-26 23:01:49 | 野菜・果物・料理など
 もうだいぶ前の写真ですが



 我が家の庭に勝手に生えてきたしそに花が咲いて、実がなって・・・・
 せっかくだからシソの実の佃煮にしようと、引き抜きもせず放置していたものです。こんなのが狭い庭いっぱいに。 花や木はどこにあるんだという・・・・
 いや、見えるでしょ? 紫のトレニアと、小さなキンモクセイが。

 肝心のシソの実が、早くも茶色っぽくなってしまいました。しまった、こうなるとすでに熟した種の状態で、佃煮は無理かも。

 かろうじて青い実だけをこそげ取りましたが、予定してたのよりずっと少ないです。どうしようかなあとネットで検索していたら、「シソの実オイル」なるものを見つけました。

 シソの実を洗って乾かし、塩と一緒にオリーブオイルにつけ込むだけだって
 なんとも私向きの利用の仕方! 

 それなら同じシソの仲間のバジルもいけるんじゃなかろうか。



 花が咲いています。で、これも花ごとこそげ取りまして



 同じようにオリーブオイルにつけ込みました。
 
 一ヶ月ほどしたら中の実が黒くなりまして、オイルがやや緑がかってきたような・・・・
 瓶の写真ではわかりにくいので、お皿にとってみます。



 ありゃ、どちらがシソだったかな?
 多分右がシソ、左がバジルですね。

 このバジルオイルで炒めた野菜が、娘には評判がいいの。野菜は、レンコンやじゃがいも、にんじんなどあまり癖のないのがおすすめです。
 一方のシソの実オイルは、同じように野菜を炒めるのにも使いますが、サラダのドレッシングにもします。また、三杯酢に垂らして和風にも使えます。

 そしてもう一つ


 
 にんにくとローズマリーをたっぷり入れて作ったオイルサーディン。この残りの油がー

 

 ただ茹でたジャガイモを炒めて塩で味付けしただけですが、なかなかおいしくて、これまた娘には好評です。
 香りオイルを使えば何でもかんでもイタリアン
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守りたい野の花

2012-11-24 21:08:06 | 植物
 雨上がり、とある場所に出かけました。ちょっと確認したいことがあったので。

 これこれ!



 この笠をすぼめたような種。晴れた日に来たら、丸い種がくるんと跳ね上がっておもしろい形になっていたと思います。これ、やっぱりゲンノショウコですよね。

 実は、9月頃ここでこんな花を見かけたのです。





 多分ゲンノショウコだろうなと思いましたが、特徴のある種ができたらもう一度見てみようと思っていました。
 
 日頃私が歩いて観察する範囲は限られていますが、退職するまでは、野外観察やら遠足やらにはよく行きました。でも、このゲンノショウコに出会えたことはなかったと思います。私が子どもの頃よく見ていた花。こちらでこの花を見ないのはさびしいことでした。
 たった一カ所、日当たりのよい畦にピンク色のゲンノショウコが咲いているのを見つけたことはありますが、それも数年前に消えてしまいました。その懐かしい花が、群れ咲いているのを偶然に見つけたときはうれしかったです。
 でも、ここもやがて消滅するかもしれません。これは私の仮説ですが、ゲンノショウコは、適度に湿り気があって、しかも回りに丈高い植物のない、あるいは丈高い草が定期的に刈り取られている場所に生えているように思うからです。

 でも、ここの畑の持ち主は、機械が入る部分の草を刈るだけで精一杯のようです。徐々にセイタカアワダチソウやら、蔓草やらが進出してきています。
 種を持ち帰ってうちの近くに撒いてみようかしら。でも、乾燥しすぎた畑地では無理なような気もするし。 当分の間は、毎年観察を続けたいと思います。

 この近くにたしか野菊もあったような・・・・
 でも、見当たりません。ほかの場所で写してきました。



 こちらはもう花の時期を過ぎています。それにしても、少ない。以前はもっとたくさん生えていたのに。この可憐な野菊もだんだん減ってきているように思います。

 ゲンノショウコとは反対に、こちらで初めて見つけた花もあります。

 

 ええと、種を見てもらったらよくわかるのですが、


 
 センダングサですね。これから春先にかけてうっかり草の中でも歩こうものなら、もうたいへん。ズボンにびっしりとくっついてきます。
 なんともいまいましい植物なんですが、普通のセンダングサやアメリカセンダングサには白い花びらがありません。これは、花びらのついた「シロノセンダングサ」あるいは小型の「コシロノセンダングサ」と思われます。
 この花、わたしの行動範囲の中では、ここにしか咲いていません。2,3年前まで、たった一株しかありませんでした。種はいまいましいですが、見るだけならかわいい。これも消滅させずに守っていきたい花です。
 ところが


 
 見渡したところ、あちこちに白い花びらが・・・・・
 これは守ってあげなくとも勝手に広がっているようでした

 


 
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イチジクで焼き肉のたれ

2012-11-22 20:55:31 | 野菜・果物・料理など
 我が家には3種類のイチジクがあります。

 ジャンボイチジク(品種不明)と、ドーフィン種



 さすがジャンボは大きい、と思った方

 ちがいます!

 大きいのがドーフィンで、小さいのがジャンボ。何ででしょうねぇ。一緒に苗を買ったのですが、お値段もジャンボの方が高かったと思います。なのに・・・木もまだ小さくてドーフィンの半分くらいしかありません。食べ頃になってもまだこんな緑のままで、うっかりしていると時すでに遅し。いくつも食べ損ねて腐らせました。
 ただ、味の方はめちゃくちゃ甘いです。ドーフィンもおいしいのですが、とうていジャンボのおいしさにはかないません。おいしい分、育てにくいのか。来年はもっとたくさん食べられますように。

 3つめのイチジクは、多分日本イチジク。というのは家から離れた田んぼに、夫がいつの間にか植えていたので・・・



 一度にこんなにも採れるんですよ。 なんで10本も植えたのかしら。

 日持ちのしないイチジクをどうやって消化するかが問題です。もちろん、ジャムは作りました。イチジクのワイン煮もつくりました。
 それから試しに小さく切って乾燥してみました。完璧に乾くにはだいぶ時間がかかります。待ちきれなくて半乾きで食べてみたら、あのプチプチした感触と、甘さと酸っぱさとが凝縮されてとってもおいしかったの。で、ひとりで全部食べてしまいました。最近太ってきたのは、イチジクと柿のせいだと思う・・・・

 2回目のジャム作りー

 

 焦がしてしまいました。おなべいっぱいあるのに。

 そのときひらめいた! これで焼き肉のたれを作ったらどうかしら。

 でも、いろんなものを大量に使ったあげく失敗だったーというのはいやなので、材料は一つずつ足し算方式で。

 一つのボールにイチジクジャム50CCと同量の醤油 もう一つは味噌で作ってみます。
 ちょっと甘い。でも、合います。醤油と味噌を倍に増やしました。まだちょっと甘めだけど、元がジャムだから・・・ ついでにちょっとだけ残っていたワイン煮の煮汁も放り込んでおきました。

 にんにく一かけ、ショウガはその倍くらいすり下ろして入れます。



 おお、違和感なく溶け込んでる。 ふんふん、このあんばいだと、タマネギ入れても大丈夫かな。タマネギ4分の1個ずつすり下ろしました。



 写真はいずれも味噌の方です。

 生のタマネギ入れたから煮込んでみよう。
 すでにとろっとしているので水50CC足しました。 味噌のほうは少し塩分が足りないみたい。醤油を少々加えます。 このあたりから量もさじ加減も適当になってしまいました。(毎度のことだけど)後は自分の舌で調整。

 胡麻も入れてみるかなあ。


 こちらは醤油の方です。すった胡麻をかき混ぜて完成。
 
 案外、ではない、予想通りと言うべきか、なかなかよい味のたれができました。
 さっそく半日ほど牛肉を漬け込んで、焼きましたが、

 おいしかったです 
 
 味噌だれを持って帰ったぶじこのうちでも評判は上々でした。
 
 にんにくとショウガはもう少し増やしても良さそう。タマネギは先に炒めてミキサーで混ぜたらどうかしら。というか、はじめっから生のイチジクとほかの材料とを混ぜて煮込めばいいんじゃないの? 砂糖を減らして、みりんを足して。

 さあ、これでいくらイチジクがあっても大丈夫。 たくさんたれを作って冷凍しておくことにします。
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椎茸を守れ

2012-11-20 23:35:38 | 野菜・果物・料理など
 しいたけびっしり



 肉厚で、焼き椎茸にするとおいしいんですよ。

 中にはこんなにでっかいのも

 
 大きなフライパンに入れてみました。こんなのは一度に食べきれないので、3回くらいに分けて使っています。

 そんなおいしい椎茸が


 穴だらけ
 特に地面に近いところが多いのですが、

 現行犯


 まだほかにもいた!



 先日大量のカタツムリを捕獲したばかりなのに、まだまだ残っていました。



 まさかこのまま冬ごもりするんじゃないでしょうね。

 そこで2回目の捕獲作業を行いました。
 小雨の中、ぶじことふたりでその辺り一帯を捜索したところ、いるわいるわ。びわの木にも柿の木にも桃の木にも・・・・ 380匹捕まえたところで雨脚が大きくなって捕獲作業打ち切り。

 写真はー
 もう載せません。あんなの2度とみたくないでしょ?
 
 午後になって雨がやんだのでもう一度創作して192匹捕まえました。 はぁ~ 
 椎茸を食べるカタツムリはこの中の1割にも満たないでしょうけど、いつ何時しいたけのおいしさにめざめるかわからないので、遠くの空き地に捨てに行きました。日当たりがよすぎる場所だけど、雑草が生い茂っているので地面近くはきっと快適でしょう。

 いっとき次から次へと椎茸が出るので、何にでもかんにでも椎茸を入れて食べました。根菜類の煮物はもちろん、冬瓜とエビの煮物にも、高野豆腐の卵とじにも、小松菜のおひたしにも。
まつたけごはんも、椎茸で水増し。まつたけはトルコ産です。初めて食べた!


 うわ~、やっぱりカタツムリに似ているわぁ。
 
 それから贅沢に椎茸と昆布の佃煮。お玉に乗せたら、4枚でいっぱい。



 いかがでしょう。この肉厚なこと。われながらとってもおいしくできました。
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アスファルトの上の紅葉

2012-11-16 22:00:41 | 植物
 紅葉は木の上だけではないのです。

 アスファルトで舗装されたところに、浮島のようにかたまっている草。これ、気になります。いったい何の草かしら。



 それが緑から赤に、そして茶色っぽくなってきました。
 しまった、もっときれいなうちに写真撮っとけばよかった。



 これ、多分、一株か二株しかないです。それが立ち上がらずに横へ横へ広がっています。コニシキソウではないかしら。
 よく見るとなかなかすてきなんですよ。



 繊細な銀細工のようです。
 それにしても、アスファルトのわずかな隙間から、よくぞ芽を出したと思います。
 
 もう一つ



 これもすごい。元は土のあるところに生えているのかもしれませんが、広くアスファルトにせり出しています。たしか、ヒメツルソバだったと思いますが、最近植物の名前が思い出しにくくて・・・

 小さくて地味な花ですが、秋になると所々が真っ赤になるので人目を引くようになりますね。

 足下に目をやれば、ここでもひっそりと紅葉が進んでいます。

 地面ではないですが、モルタルの壁をよじ登っていた蔓植物。赤くなった葉がいい具合に壁にへばりついていたのですが、

 あらら・・・強風で吹き飛ばされちゃった。



 きれいなのはこれだけしか残っていません。濁りのない朱が鮮やかです。



 残念だなあ。 これぞ秋!といった風情だったんですよ。悔しいので落ちている葉っぱを集めてみました。



 なんて優しい色。
 目にも鮮やかな紅葉はもちろん好きですが、こんな柔らかな色合いの紅葉も好き。

 
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初めて撮った

2012-11-14 22:56:20 | 植物
 UPしたいネタがいくつかあるのですが、最近インターネットがつながらないときがあって、それが頻繁になってきました。(原因は何かしら?)うまくつながっているときにまとめて予約投稿しておきたいと思います。しばらくの間1日おきに更新する予定です。が、パソコンがこんな調子なので、コメントのお返事や皆様への訪問が遅くなるかもしれませんがお許しください。

 まずは紅葉つながりで・・・・

 桜三里のなかごろに、小規模ながら非常に美しい銀杏の並木があります。



 ここは小さな発電所の入り口で、毎年、紅葉の頃になるとカメラ愛好家がたくさん訪れる場所です。が、わたしはいつも横目で愛でながら走りすぎるだけ。
 何年か前に上から撮ったことはあります。
 
 こんな感じね。



 私が桜三里を走るときはいつも先を急いでいるか、時間があっても時期が早すぎたり遅すぎたり、あるいは人が多くて車を停める場所がないか、まあそんなところなのですが、この日はたまたますべての条件がよかったのです。

 銀杏はほんの少し盛りを過ぎたようですが、まだまだきれいでした。
 時間的に余裕があったし、
 居合わせたのはお年寄りのご夫婦だけ。
 おまけにいつもは立ち入り禁止で閉じている扉が開いていたし(開放してくれてたのだとおもいます。)



 初めて発電所の敷地内に入って銀杏の写真を撮りました。

 

 なんとまあ静かでロマンチックだこと。踏まれて砕かれた銀杏の実がほのかに臭かったですけど。

 そして、桜三里を抜けると、国道ぶちにアメリカフウ(?)トウカエデ(?)の並木が続きます。



 これも、いつも、きれいだなあと思いながら写真が撮れずにいた所。これも初めて写真が撮れました。



 この近くの神社に車を止めました。
 神社から山へと続く脇道から見る眺めも豪華。


 
 ちょうどきれいな木が並んでいるところでよかった。
 この並木は何キロも続いているのですが、途中、元気がなくて葉を落としたり、枝が貧相だったりするのもあるのです。

 銀杏が葉を落としてしまうころ、桜三里では、ようやくほかの木々が紅葉を始めます。

 
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紅葉狩りドライブ

2012-11-10 21:34:30 | お出かけ
 紅葉便りが、石鎚山から里の方にも下りてきました。 紅葉の名所、面河渓に至る道で、いろはもみじがきれいに色づいたそうです。近頃とみに気弱になって、近場の紅葉をみるだけでいいという母を誘って面河渓までドライブすることにしました。が、一つ問題が・・・・・

 例のいろはもみじの道は、多分、黒森峠を抜けて笠方ダム経由で面河渓へ行く道だと思うのです。でも、この道がね~
 
 すみません、ここからは地理を知らない方にはちんぷんかんぷんだと思いますがー
 
 黒森という名の通りうっそうと茂る山の中をくねくねと走る道で、狭いところでは車の離合さえ難しいところもあるのです。 この道を母と二人で行くのは・・・・(父はデイサービス)
 すると母も同じことを考えたらしく、あの道をあんたと行くのは心細い。あんたに何かあったらどうにもできん。というわけで、かなり遠回りになりますが三坂峠を越えて、旧上浮穴郡久万町、美川村経由で行くことにしました。こちらは大型観光バスが通れる快適な道です。
 
 あ、そちらから行くんなら私も行く、とぶじこ。
 ははは・・・・みんな同じことを考えてたみたい。

 案の定三坂峠はまだ紅葉してなくて、まあ面河へ行くまでにはどこか紅葉が見られるだろうとのんびり走っていきました。
 久万高原町の中心部へきてびっくり。
 久万中学校(東京ラブストーリーでロケに使われた学校です)あたりから上野尻にかけて、ずっともみじの並木が続いていたのです。おおかた色づいたその通りの華やかなこと。



 いつからこんな並木があったのかなあ。夏きたときは青々としていたので気にも留めていませんでした。



 これは、帰りに寄ったカフェ「プティ・クリフ」あたりからところ。ここのケーキはおいしいんですよ~。で、帰りのお楽しみに残しておいた場所です。 ケーキはおいしかったんだけど、紅葉並木がちょっと途切れて、一番きれいな場所ではありません。残念。おまけにどうもカメラの具合がおかしい。

 国道を逸れ、面河へ通じる県道へ入ったところで所々に赤く色づいたもみじが見られるようになりました。しかし、時刻はすでに2時過ぎ。このままでは面河渓までは行けそうもありません。どこかきれいな場所を見たら引き返そうと言っていた矢先に見つけた場所。



 ちょうど車を停める場所がありました。



 ほんの4,5本植わっているだけだけど、存在感あります。

 さて、帰りは元来た道ではなく、畑の川回りで帰ることにしました。途中、四国88カ所の札所である古岩屋や、久万のふるさと旅行村を通るので、どこか見所があるかもしれません。面河への道はいろいろあるということですね。
 
 この道を選んで正解でした。
 国民宿舎「古岩屋荘」の前は奇岩群そびえ立つ景勝地になっていますが、



 きれいに色づいていました。



 もみじだけでなくドウダンツツジもこのとおり



 これで母は十分満足し、ぶじこは山里のレトロな風景に満足し、ぶじおJr.はケーキに大満足。わたしもほっと安心。

 帰りに立ち寄ったドラッグストアに、紅葉がかざってありました。それを見てぶじおJr.は
「ぼびじ!」
 と叫びました。
 ドライブ中は、ケーキ以外興味なさそうだったのにね



 

 



 

 
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1匹2匹なら・・・・

2012-11-06 21:31:38 | 生き物
 かたつむりは平気ですか?
 多分、1匹や2匹ならね。
 小学校では教材にもなってましたから、きっとみんなさわったことがあると思います。
 
 そのカタツムリが大発生しているのを発見してしまいました。



 植えてから10年以上たつ桑の木の根元。ここだけで10匹はいると思います。それだけじゃなくて木の幹にも植えの枝の方にも。
 これは放っておく訳にはいきません。なぜなら、近くに



 椎茸があるのです。時々かじられた跡があって、ナメクジだとばかり思っていたのですが、犯人はこれだったのか。

 ぶじこが拾い集めて遠く離れたところに捨ててきてくれました。

 何匹くらいおった?
 さあ、100まで数えていやになった。、多分200匹くらいかなあ。

 そこで、捨てた場所へ見に行きました。

 さあ、ここからは、ぐにゃぐにゃの嫌いな方はご用心。

 すごいですよ~

 うわぁ~ 貝塚みたい って、本物の貝塚は見たことないけど。
 ほんと! 
 あんたも見たことないでしょ?



 折り重なって押し合いへし合いしているのが、ちょっときざんだ椎茸に似てたりして



 子どもにこんなの見せたら、かたつむりも椎茸も嫌いになって、学校生活に支障をきたしそうです。

 ぶじこは木の上のも捕ってくれたんでしょうね、と、上を見上げたら




 夏の名残のセミの殻とカマキリの卵とがくっついていました。

 
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地中の花

2012-11-02 22:19:42 | 植物
 地中の花ーなんだかミステリアスでロマンチック。ファンタジー小説みたいだけどそうではありません。
 現実に、土の中に咲く花があるのです。それがこれ。



 こんなのが花と言えるのかどうか。
 でも、ちゃんと種ができていますから、花なんでしょうね。しかも、ちゃんと黒くなって熟しているようなのです。調べてみると、閉鎖花というそうで、7中にちゃんと花びらもおしべもめしべもあるんですって。自家受粉するそうです。



 この植物は、もちろん地上にも花を咲かせます。



 マルバツユクサです。昔からあるツユクサに比べると花の色が薄く、葉っぱが丸く周囲が波打っています。なにしろ辺り一面に広がっていますから、花がが一斉に咲くと、星をちりばめたようになります。



  これがうちの畑にあるのに気づいたのは、4,5年前だったと思います。そのときはちょっとしかなかったのに、今では辺り一面ツユクサだらけ。もちろん、毎年引き抜いて退治していたのですけれど。地上にも地中にも種を作ったら、はびこるのはあたりまえですね。
 ただ、この草は茎を何本も長く伸ばして広がりますが、根っこは丈夫ではなくてすぐに引き抜くことができます。一本抜くとその辺がすっきりするので、草取りという面では楽で私は好きです。

 こちらは、なじみ深いツユクサ。




 木の陰にひっそりとさいていました。考えてみると、ここまで澄み切った青い花ってあまりないように思います。
 これも雑草で邪魔者なのですが、マルバツユクサの勢いに比べるとなんだか慎み深かそうで、守ってやりたいような気がしてくるから不思議です。
 でも、ツユクサって除草剤がききにくく、なかなかのしたたか者だそう。清楚な姿に惑わされてはいけません。


 
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