さて、九州行きの朝、生まれて初めてであったミツバチの巣別れ。「分封」「分蜂」両方の表記があるようです。
これは、巣の中で新しい女王蜂が育つと、古い女王蜂が、半分ほどの働き蜂を引き連れて新しい巣を求めて旅立つことを言います。旅立ちの前に、巣の近くの適当な場所に大集合。弟は分蜂に備えて、蜂が集まれるような板を木に取り付けていました。
すごい! びっしりとかたまっています。これを捕まえて新しい巣に入れます。
巣別れした蜂を捕まえるための特別な網。 これも自作かな? 聞くのを忘れました。
一度捕まえたら、中程を縛り、捕まえた蜂が逃げないようにして、もう一度残った蜂を網に入れ、上の方を縛ったら捕獲は終わり。多分、下の方を開いて出せるようになっているんだと思います。じっくり観察したいところですが、フェリーの時間もあることだし急がなければ。とりあえず縛った網を木にぶら下げておきました。
結局予定より1時間遅いフェリーに乗り込んだのでした。
その後蜂はどうなった? ああ~それも聞いてません。あのドタバタ旅行ですっかり忘れていました。
さて、その4日後
今度は我が家のミツバチが巣の回りでブンブン騒ぎ出したのです。
「うわあ、これ分蜂するの?」 と聞いたら
「もう始まってますよ。」とぶじおくん。
昼頃に大騒ぎが始まって、じっと様子を見てたんだとか。ちょうど日曜日で良かった。
見ると、すでに柿の木に集合しつつありました。
始め2カ所に分かれていたのですが、やがて1カ所に集まってきました。
そしてきれいにまとまって
静かになりました。
ぶじおくんの捕まえ方は弟とはちがっていて、大きなステンレスのボールに蜂をすくい取るように入れます。
近くに用意しておいた新しい巣箱に上からどさっと放り込んでふたをします。ボールはつるつると滑りやすいので、1匹残らず巣の中に落ち込むのです。
木にはまだ少し蜂が残ってますが、これは放っておいても女王蜂のいる巣へ入ってくるんだとか。だからすくい取るとき必ず女王蜂を捕らなければならないのだそうです。
捕獲はあっという間に終わりました。
ところで、ミツバチは大変おとなしい蜂です。この作業をわたしはすぐそばで見ていましたが、刺されることはありませんでした。
以前、信号機にミツバチが大集合して大騒ぎになったことがニュースになっていましたが、たしかあのときは全部殺してしまったと記憶しています。万が一人が刺されでもしたらという心配からだったのでしょうが、無用な殺生だったと今でも思います。植物の受粉を助ける大切な虫ですのに。
それはさておき、その次の日、今度は桑の木に
2度目の巣別れです。昼間ちょっとブンブンしてたのですが、まさかまさか。夕方で気温が低かったせいかかたまってほとんど動きませんでした。巣箱の準備が整わないので、捕まえるのは明日の朝にすると言っていました。
そして更に3日後、
またもや柿の木に集まり始めたではありませんか。そしてみるみる増えて
こんなになりました。
すご~い
一つの巣箱から3つもの群れが分かれるなんて。
と思ったら、この群れはほんの10分足らず目を離したすきにいなくなったんですって。 飛び立つのがあまりにも早いので、これはもしかしたら巣別れではなかったのかもしれないとぶじおくんは言っています。女王蜂がいないと、また巣に帰ることもあるんだそうです。
それにしても、たった一つの巣箱が3つに。それぞれ別の場所に置かれて、蜂たちは新しい生活を始めたようです。ただ余り増えてもえさになる木々の花が少ないのでうまく育たないかもしれないそうです。ただでさえ、頻繁に柿畑の農薬が飛んでくる我が家は、蜂にとってはあまりうれしくな環境かもしれません。
これは、巣の中で新しい女王蜂が育つと、古い女王蜂が、半分ほどの働き蜂を引き連れて新しい巣を求めて旅立つことを言います。旅立ちの前に、巣の近くの適当な場所に大集合。弟は分蜂に備えて、蜂が集まれるような板を木に取り付けていました。
すごい! びっしりとかたまっています。これを捕まえて新しい巣に入れます。
巣別れした蜂を捕まえるための特別な網。 これも自作かな? 聞くのを忘れました。
一度捕まえたら、中程を縛り、捕まえた蜂が逃げないようにして、もう一度残った蜂を網に入れ、上の方を縛ったら捕獲は終わり。多分、下の方を開いて出せるようになっているんだと思います。じっくり観察したいところですが、フェリーの時間もあることだし急がなければ。とりあえず縛った網を木にぶら下げておきました。
結局予定より1時間遅いフェリーに乗り込んだのでした。
その後蜂はどうなった? ああ~それも聞いてません。あのドタバタ旅行ですっかり忘れていました。
さて、その4日後
今度は我が家のミツバチが巣の回りでブンブン騒ぎ出したのです。
「うわあ、これ分蜂するの?」 と聞いたら
「もう始まってますよ。」とぶじおくん。
昼頃に大騒ぎが始まって、じっと様子を見てたんだとか。ちょうど日曜日で良かった。
見ると、すでに柿の木に集合しつつありました。
始め2カ所に分かれていたのですが、やがて1カ所に集まってきました。
そしてきれいにまとまって
静かになりました。
ぶじおくんの捕まえ方は弟とはちがっていて、大きなステンレスのボールに蜂をすくい取るように入れます。
近くに用意しておいた新しい巣箱に上からどさっと放り込んでふたをします。ボールはつるつると滑りやすいので、1匹残らず巣の中に落ち込むのです。
木にはまだ少し蜂が残ってますが、これは放っておいても女王蜂のいる巣へ入ってくるんだとか。だからすくい取るとき必ず女王蜂を捕らなければならないのだそうです。
捕獲はあっという間に終わりました。
ところで、ミツバチは大変おとなしい蜂です。この作業をわたしはすぐそばで見ていましたが、刺されることはありませんでした。
以前、信号機にミツバチが大集合して大騒ぎになったことがニュースになっていましたが、たしかあのときは全部殺してしまったと記憶しています。万が一人が刺されでもしたらという心配からだったのでしょうが、無用な殺生だったと今でも思います。植物の受粉を助ける大切な虫ですのに。
それはさておき、その次の日、今度は桑の木に
2度目の巣別れです。昼間ちょっとブンブンしてたのですが、まさかまさか。夕方で気温が低かったせいかかたまってほとんど動きませんでした。巣箱の準備が整わないので、捕まえるのは明日の朝にすると言っていました。
そして更に3日後、
またもや柿の木に集まり始めたではありませんか。そしてみるみる増えて
こんなになりました。
すご~い
一つの巣箱から3つもの群れが分かれるなんて。
と思ったら、この群れはほんの10分足らず目を離したすきにいなくなったんですって。 飛び立つのがあまりにも早いので、これはもしかしたら巣別れではなかったのかもしれないとぶじおくんは言っています。女王蜂がいないと、また巣に帰ることもあるんだそうです。
それにしても、たった一つの巣箱が3つに。それぞれ別の場所に置かれて、蜂たちは新しい生活を始めたようです。ただ余り増えてもえさになる木々の花が少ないのでうまく育たないかもしれないそうです。ただでさえ、頻繁に柿畑の農薬が飛んでくる我が家は、蜂にとってはあまりうれしくな環境かもしれません。