新聞の小さなコーナー。日替わりで植物紹介がされています。
ヒヨドリジョウゴー名前だけはおもしろいので知っていました。そして赤い実は西山興隆寺のもみじ祭に行ったときに見たことがありました。ばらばらに覚えていた二つのことが、この記事でようやく一致しました。さらに、花ですが、どこにでもあるイヌホオズキにそっくり。
え?この花、もしかして・・・・
この花、志河川ダムに行ったときたくさん咲いていた、あれじゃない? イヌホオズキより柔らかで繊細な感じがしたけど、それは山陰の日の当たらないところで育ったからだと勝手に解釈して、写真も撮りませんでした。あれってもしかしてヒヨドリジョウゴ?
どうしても確かめたくてもう一度道草を。
先週は花だけだったのに、青い実が付いていました。実の色さえ分かればどちらかはっきりするのに。
まん丸な実です。ヒヨドリジョウゴはちょっと長めだったんじゃないかなあ。
ヒヨドリジョウゴは蔓性で全体に毛が生えているんですって。これはどうかな? 触って確かめました。
う~~ん、つるつるではなく毛が生えているような気もしますが・・・・
だけど実の付き方が、違うように思いました。ヒヨドリジョウゴは一つ一つが枝分かれしてぶら下がっているようですが、わたしが見つけたのは実をひとまとめにくくったような、花束のような付き方です。
新聞の絵と比べながらひとしきり悩みました。
結論
これはヒヨドリジョウゴではない。
だけどイヌホオズキとも言い切れません。うちの畑などに生えているのと比べるとあまりにもひ弱で優しげなので。
ちょっとがっかりして引き上げることにしました。これがヒヨドリジョウゴだったら、あの透き通るような赤い実がたくさん見られたのに・・・・
赤い実といえば、近くに冬イチゴもありました。
それからビナンカズラ
竹に高く高く這い上っていました。
もう一つ、電柱に這い上っている蔓にも
赤い実が付いていたのですが、どれも横にひしゃげたような付き方。ビナンカズラのような違うような?
ついでに他の花も紹介します。これが結構群れで咲いていたのですが
シソ科の花の名はどうも覚えられません。この花は10月にキツネノカミソリの種を探しに来たときから咲いていました。
新たに発見。あまりにも鮮やかな黄色なので、誰かが黄菊を植えたのかと思いました。
だけどよく見ると菊ではなく、むしろニガナやコオニタビラコに似た感じの花でした。
これも新聞で見たような気がします。ヤクシソウだったっけ? 葉っぱもしっかりと写してくるべきでした。
そしてびっくりしたのはこれ
あまり近づけない場所だったのでいいところを写せませんでしたが、吉祥草でしょ?
これって園芸植物じゃなかったの?うちにも咲いています。たしか高知の日曜市で売られていたのを買って来たもの。
調べてみると野生にもあるらしいです。
行くたびに小さな発見があるから山道は好き。
で、我が家の吉祥草は
おまけでビナンカズラも
たった一つだけ実がなりました。