水際作戦に失敗して、風邪を引いてしまいました。 症状はたいしたことないのだけれど、いつまでもぐずぐずと長引くので、パソコンをいじるのを自粛して、早寝していました。
久し振りに買い物に出かけて一つ確認をしてきました。
それは、
街路樹のクロガネモチ。
みごとに実がありません。
ここのクロガネモチは、例年なら3月、4月まで赤い実が残っているのです。 車や人の通りがあまりにも多いせいなのか、それともクロガネモチの実はおいしくないのか、いつも不思議に思っていました。
しかし、別の所で、やはり街路樹としてクロガネモチが植えられているところに鳥が群がっているのを発見。
今年は鳥が多いようですから、もしかしたら、いつもは残っているあの実も、今年は食べられているかもしれないと思ったのです。
予想通りでした。 鳥たちは本当に食べ物に困っているのかもしれません。
さて、最初にクロガネモチに群がっている鳥を見たのは20日ほど前。 そのときはまだ実が残っていました。
ここに鳥が群がっているのを見つけて、わたしはそばのスーパーの駐車場に車を止め、運転席からカメラを構えて写しました。 というのは、人が木に近づくと逃げてしまうのです。 止まっている車には警戒しないようでしたので。
動いている車もだめです。 車が走ってくる度に鳥は一斉に飛び立ちます。
さすがに街中の鳥、避難場所は人家の屋根とか
アンテナとか
気の毒に、屋根の上はかなりフンでよごれているようですね。
このアンテナの鳥、豆粒くらいにしか写っていませんでしたので、トリミングしてかなり拡大しています。 こうしてみるとなんだかいつも見なれている鳥とちがうみたい・・・・
それに、木にやってくる鳥も、肉眼ではどれも同じ鳥に見えたのですが、パソコンで見てみてみるとー
これはおなじみのヒヨ
つぐみ
黄色いくちばしは多分むくどり
といろいろな種類の鳥が入れ替わり立ち替わりやってきていたのでした。 レンズの力ってすごい!
その中にわたしが今まで見たこともない鳥が写っていました。
な、なんだ、このサングラス鳥は?
わたしが知っているサングラス鳥はモズくらいなものです。 でも、これはモズとは違う。 だって頭がモヒカンです。 いったいこれは?
わたしはネットで調べてみました。 たくさんの鳥の写真を片っ端から見るつもりで、お気に入りのサイトを探してみたところ・・・・・
けっこう鳥撮りさんたちのあいだでは人気があるのでしょうか。 案外簡単に見つかりました。
ヒレンジャク
念のためいくつかのサイトで確認しましたが、多分間違いないと思います。 羽の先としっぽの先が赤くなっています。 全体が陶器のようにつやつやとした感じで、かなりおしゃれ。
アンテナにとまっていたのもこの鳥のようです。
いやあ、街の真ん中でこんな鳥を見られるなんて。 当てずっぽうでもシャッターをおしてみるものですね。 ちょっと感動でした。