あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

まゆはけおもとの花

2017-10-26 21:35:09 | 植物
 咲きました。



 まゆはけおもと

 数年前、初めて見てからずっとあこがれていた花。花びらがあるのか無いのか、ほとんどがおしべでまるで化粧パフのような花。わたしはなぜか名前を「何とかパフ」と覚えていたのです。いや、思い込んでいただけかも。
 この夏今治の直販所で小さな鉢植えに「まゆはけおもと」と書いて葉っぱだけのが売られていました。それを見た瞬間

 あ、あの花だ!と思い買い求めたのです。葉っぱだけの鉢を見て、直感であの花だってわかるなんて、我ながらすごいと思うんですよ。まゆはけおもとなんて、記憶と全く違う名前だったのに。多分愛好家が増えたのを株分けして売っていたのだと思います。鉢も使い古しの汚れた鉢でした。値段は忘れたけど多分500円以下だったです。ネットでお値段を見て、いまさらながらよい買い物をしたと一人で得意になっています。

 夏の間日陰で放置していたのですが10月初旬に真ん中に白いものが見えているのに気づきました。

 やった!花が咲きそう。でもすぐには写真を撮りませんでした。県展の締め切りが迫っていたのと、これが咲くのはまだ先だろうと思っていたのです。ところが

 しまった、油断した!

 ほんの2,3日で茎がぐ~んと伸びました。


 そして花の中に黄色いものが見え出しました。



 一週間後





 これを見ると小さな花がたくさんあって、その一つ一つから黄色いしべがでてきそうです。

 おまけに球根の端っこから



 小さな葉が出ています。しめしめ、これから株が増えるに違いありません。冬場に枯らさないようにしなければ。

 そしてさらに1週間



 これがほぼ満開かな? ほんとうに柔らかい化粧パフのようでしょう? 和名は眉刷毛から来た名前で、ハエマンサスという彼岸花の仲間だそうです。

 先日とあるおうちの玄関先に、茎が5本も6本も伸びて花をつけているのを見かけました。相当の大株でした。うちのもあんなに大きくしたいなあ。夢はふくらみます。 
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長雨続きで

2017-10-22 19:40:03 | くらし
 この雨いつから降ってますかねえ。もう思い出せないくらい長い間降ってるような気がします。西条祭り、新居浜祭りが通して雨だったもんねえ。

 この雨ですっかり稲刈りのタイミングが遅れてしまった田んぼ。農家の皆さんはどれほどやきもきしていることでしょう。もう30年も前はうちでも稲を作っていました。天候が悪いと義母が気をもんでいたことを思い出します。

 実入りと水気で頭を垂れてしまっています。道路が田んぼよりちょっとだけ高いものだからまるで道を枕にしているような。



 これ以上頭が重くなると



 倒れるんですよ。義母はよく土俵ができると言っていました。なぜか丸く倒れていくので。それが田んぼ全体に広がったところも見られます。こうなると刈るのが大変。はたしてコンバインで刈れるのか。コンバインが田んぼに入れるようになるまでにまだしばらくはかかるでしょうね。

 すでに刈り取った稲も、昔ながらの稲木干しは



 わらの色が、腐った色。昔は干した稲から芽がでたこともあったそうな。これも義母の話です。これもそんなにならなければいいんだけど・・・・

 そんな中でまだ青く生き生きとした田んぼも



 ところがこれ、刈り取った後のひつじ田なんですよ。普通は青い葉がぱらぱらと出て、稲の穂がちょろちょろと出て、あまり実が入らないまま寒さで枯れてしまうんですけど



 こんなにたくさん実をつけて。収穫したらかなりあるんではないかしら。2回目の収穫する? いや、しないだろうなあ。

 謎なのはこの田んぼ



 どう見ても刈り取った後にしては苗が密集しすぎです。まさか二期作を試みてる? 近年の気温の上昇でそれも不可能ではなくなったのはひつじ田の稲穂でわかります。でも、日本はそれほど米を必要としなくなったし・・・どうするんだろうな。

 今日は洪水警報が出ています。そんな中西条の街中まで出かけて、もう1センチくらいで川の水が田んぼに流れ込みそうな所を見ました。あの田んぼどうなったかな?
 いろいろなことが気になる田んぼです。


 おまけ
 雨は時としてこんな光景も見せてくれます。



 あまり外をうろつかないからクモも巣をかけ放題。
 
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珍事件

2017-10-21 00:31:56 | 生き物
 今日の昼、わたしは今まで一度も通ったことのない道を車で走っておりました。別にネタ探しとかそういうことではなくて本当に気まぐれに、どんな道か行けるところまで行ってみよう、ということだったのです。その近くで用事を済ませ、ちょっとだけ時間にもゆとりがありました。

 わたしが通ってきた道を振り返ってみました。



 車1台ようやっと通れるだけの川の土手です。向こうの方に水門が見えます。多分、海水が押し寄せてきたときには閉めるのだと思いますが・・・ということはもう少し下に下がると海に出るのですね。

 あの水門の近くの橋を渡って、土手沿いにこちらの橋の手前までやってきたとき、対岸の道や橋の上に人だかりがしているのが見えました。なんだかおまわりさんがたくさんいて、事故でもあったのかしら、だとしたらあちらの方へは行けそうもないなあ、でも右に曲がればいいか、そんなことを考えながら橋に近づいたとき、みんな川の中を見ていることに気づきました。

 あら!



 白いハート型のおしり。まさか!



 そのまさかは当たっていました。川の中にいたのは、そう、鹿だったのです。

 土手に立っていたおまわりさんに、窓を開けて聞いてみました。
「野生の鹿ですか?」
「そうです。」
 今日日、町の中でもイノシシがいたりしますから、あり得ないことではないですが、それでもここは海に近い場所です。山はかなり遠いです。

 立派な角を持った雄鹿でした。



 いったいどこから? どうして川の中に?

 こんなおもしろいこと、わたしが素通りするわけありません。何人も警察官がいますからさすがに路上駐車は遠慮して、少し離れた空き地に車を停めに行きました。


 消防車もやってきましたよ。



 市役所の職員が交通整理をしています。

 川岸では二人の男性がロープを投げて鹿に引っかけようとしていますが、そのたびに鹿は跳ね上がって移動します。そのうちに疲れたのかロープが飛んできても逃げなくなりました。そしてひょーひょーと悲しげに鳴き出しました。

 みんな助けてあげようとしてるんだけど、鹿には通じないしねえ。
 そのうち橋をくぐってさらに川上に行きました。



 草のあるところは浅瀬になっているらしく、鹿も少し落ち着いたようです。が、何の進捗もないので野次馬たちも徐々に消えて、消防署員はライフジャケットは着たものの何もせずに帰ってしまい、警察官もいなくなって、わたしも帰ることにしました。
 なんでも、今は満潮で水が多いので、干潮で水が減るのを待って川下に仕掛けた網の方へ追っていくらしいです。
 
 あの鹿どうなったでしょうね。無事に山に帰ったことを祈りましょう。
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元気をもらった旅7 東京スカイツリー

2017-10-17 20:54:03 | 旅行
 東京は元気をもらうところではなく、元気を震いたたせるところ。ホテル、乗り物、レストラン・・・いろいろな人のサービスを受けましたが、過不足無くきちんとしているにもかかわらず、なにか無機質で無表情。が、そんなことにめげてはいけない。どんどん聞いて、目的は果たさねば。そしてどこへ行くにも歩くしかないので12000歩も歩いてー とにかく自分でエネルギーを放出しなければ行動できません。だから、東京へ来てからは「元気をもらった旅」ではなく「元気を出した旅」でしたね。

 旅行最終日は東京スカイツリーへ。二人とも昼間のスカイツリーへ上がったことがなかったので。

 

 

 

 青空に白い鉄骨?が美しい。
 
 中はわりとすいていてすぐに上へ上がれました。
 
 いやあ、すごい密集。多分あの雲のあたりが富士山だと思うけど。


 
 わたしはとてもこんな所には住めないわ。

 上空からの観光でしょうか、セスナがぐるぐると飛んでいました。


 アサヒビール本社の金のオブジェが見えますね。


 学校の屋上には学校名が書いてありました。企業のビルにも社名が書いてあるところがあって、これはいい宣伝かも。イチジク製薬ってあの○○薬?



 プールも屋上にあるんですね。たった3レーンしかない。十分運動できるのかなあー余計な心配ですけどー 上から見る東京の街はなかなかおもしろく見飽きませんでした。

 内部のディスプレイは9月のお月見にちなんでか、竹取物語のようでした。





 ちょっと見るだけでいいかと思っていたスカイツリーですが、お土産を買ったり食事をしたりしていたらずいぶん長居をしていました。

 さて帰りの飛行機までまだ6時間くらいあります。スカイツリーを出てわたしたちが向かったのは

 浅草橋。

 ここは革や金具、ビーズなど手作り材料のお店がたくさんあります。わたしたちのお目当てはもちろん革。でもあまりにもありすぎて選びきれませんでした。きれいな色の革を3枚ほど買って、邪魔になりつつも持って帰りました。

 旅から帰ったあとは、県展の作品造りとばあちゃん業とその他もろもろで怒濤の日々。
 ようやく落ち着いてきたので、ただいまバッグの制作中です。

 
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元気をもらった旅6 アートアクアリウム

2017-10-15 23:36:14 | 旅行
 2,3日お休みして旅行記の続きです。ここからはあまりにも写真が多くてどうまとめたらいいかしばらく迷っておりました。

 鶴の湯温泉を出てバス、新幹線を乗り継いで約5時間、夕方には東京の街を歩いていました。朝湯がきいたのか体がだるくて眠くて、新幹線の中ではほぼ熟睡状態。東京駅に降り立ったときには、のどかな秋田から大都会へ一気にワープしたような気分でした。



 なんとまあ人の多いこと、歩くのが速いこと、道がたくさんあること。
 ホテルについてテレビをつけたらいきなり、羽田行きのモノレールが停電で立ち往生したというニュースが飛び込んできました。あらあら。わたしたち、初めの計画ではちょうどそのモノレールに乗っているころです。でも、予定を変更して明日帰ることにしたのです。山一つ隔てた向こうの避難勧告と言い、モノレールの事故と言い、なんと近くに危険があったこと。
 
 さて、東京でのお楽しみは・・・
 最近メディアで紹介されて評判になっているアートアクアリウム。 会場のコレド室町はホテルから歩いていける距離にあります。そのころには雨もすっかり止んで、傘も持たずに身軽に。肝心なところでは雨に降られないわたしたちってやっぱり運がいいよね。
 
 噂では1回の入口まで行列ができているとか聞いたけど、平日の夜ではあり、チケットも購入済みなのですっと入れました。
 
 いきなりさかさまの金魚? 



 そして江戸切子の光の道に導かれて会場内へ



 中は、光と水槽と金魚の織り成す幻想的な空間




 こうやって金魚そのものを楽しめる水槽もありますが





 ガラスの複雑なカットで金魚の見え方が万華鏡のような効果をもたらすものも 

 





 また、薩摩焼や九谷焼のような高価な金魚鉢をならべてもあります。



 金魚だけでなくほかの水生生き物、たとえばエビとか熱帯魚とかさんごとか・・・カブトガニまでいました。

 これなんかまるで魚のゼリー寄せ


 そしてこんかいは竜宮城がコンセプトとのことで、大きな水槽にプロジェクションマッピングで四季を映し出したのもありました。

 海の中に桜が咲いていますよ。


 隣の小さなスペースは乙姫様の部屋でしょうか。 水墨画のような掛け軸


 もちろん金魚の影は動きます。
 
 玉手箱。金色の模様は18金だそうです。



 夜のアートアクアリウムではアルコールも販売されています。

 わかるかな?


 獺祭のスパークリング

 これが今回の旅で飲んだ最後のお酒。いやあ、この旅ではよくお酒を飲みました。そしてたっぷりと贅沢な時間を過ごしました。
 だけど・・・・人間て、美の追求のためには冷酷になるものですね。

 晩御飯はコレド室町の中華料理店で。
 ちょっといなかものの常識を超えるお料理でした。たとえば
 え? これが酢豚?野菜がない。



 水餃子。 スープに入ってないの?



 食器はすべて白で、そっけないくらいシンプルな盛り付け。 

 味はおいしかったのですがちょっとしたカルチャーショックでした。そろそろごちそうを食べるのも飽きてきて、翌日の昼ご飯はフードコートのカレー、夜は空港の空弁でした
  
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元気をもらった旅5 温泉巡り

2017-10-11 23:37:29 | 旅行
 旅行3日目、朝からザーザー降りの雨です。が、これは想定内。わたしたちが旅行すると必ず1日は雨になるのですが、一番大事な日には降ったことがありません。今日はほとんどが乗り物の中、お天気だったら森の中を歩こうと思ったのですが、湯巡り号に乗って7つの温泉を見て回ることにしました。

 屋根に桶を乗せたおもしろいバス



 朝一番のバスはわたしたちの貸し切りでした。

 鶴の湯を出発してしばらく山の中を走り、まず休暇村

ー妙の湯

ー大釜温泉



ー蟹場温泉ここでちょっと泊まって


ー黒湯温泉 


 このあたりからブナの森に霧が立ちこめ幻想的な風景になってきました。

 帰りにちょっとだけバスを停めてもらってドアを開け隙間から写しましたが、残念、霧はほとんど晴れていました。


 白神山地もこんな感じですかと聞いてみたら、こちらのブナ林はいちど伐採してもう一度生えてきたものなのでまだ若く木がまっすぐなんだそうです。そのうち白神と同じ雰囲気になるだろうけど、これはこれでいい雰囲気だと思う、との返事でした。わたしも同感。ブナの林は密なわりに明るく、歩いてみたかったなあと思いました。

ー孫六温泉 運転手さんの休憩のため15分ほど停車、あと同じコースを引き返します。


 わたしたちも車を降りてみました。


 近くの川の水がすごい勢いで流れ落ちていました。運転手さんの話だと、このあたりは山一つ隔てて岩手県になっており、ラジオも岩手放送の方がよく聞こえるのだそうです。つけっぱなしのラジオから聞こえてきたのは、岩手県各地に大雨警報がでているというニュースでした。

 帰りには乗客も増えて賑やかになりました。その中の一組のご夫婦の話を聞いていると、昨夜このあたりの温泉を歩いて回ったというのです。鶴の湯以外はまあまあ近くに固まっていますから不可能ではないけれど・・・雨の中3時間かけて、暗闇の中をー そのご夫婦、あとでお歳を尋ねたら、80が近いと言うお返事。あらまあ! ここでも元気なお年寄りに会えました。同じ頃に鶴の湯を出発したので、「お元気で」と言ってお別れしましたが。

 出発まで時間がありましたので夕べはいらなかった外湯の方に入りました。鶴の湯は、内風呂、貸し切り湯を含めると11もお風呂があるのです。そのうちの3つに入りましたが、日帰り入浴客で超満員。外国人もいました。せっかくだから露天風呂もー
 髪の毛さえ濡れなかったら大丈夫よ、なんて頭にタオルを巻いて外へ出たのですが、

 ひゃっ、つめたい!

 肩や背中にも雨が当たることを忘れてた。早々に露天風呂を出ました。

 こちらは、露天風呂の中でここが一番景色がいいんですよ。その代わり外からよく見えます、と説明を受けたお風呂



 タオルをかぶって写真だけ撮ってきました。お風呂のすぐそばを川が流れていて、もうちょっとで境目がわからなくなるくらい増水していました。
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元気をもらった旅4 乳頭温泉郷

2017-10-10 23:23:03 | 旅行
 田沢湖駅についたのは夕方5時過ぎ、まだ明るく定期バスも出ていましたが、旅行社のおすすめに従ってタクシーで行くことにしました。
 田沢湖駅から約30分のドライブでしたが、タクシーでよかったと納得しました。乳頭温泉郷に着く頃にはあたりは薄暗く、運転手さん曰く「薄暗い中山の中を走っていると、お客さんがだんだん疑いの目で見だすんですよ。」ちゃんと連れて行ってくれるのかどうか、疑いたくもなるような、なあ~んにもない山道。わたしはこんな道しょっちゅう走ってますが、都会の人は心配でしょう。後で調べたところ、東北の日没はうちの方より30分くらい早いのでした。
 しかも、行く道々運転手さんはガイドさんのように景色を説明し、乳頭温泉郷を説明し、これからいく鶴の湯の説明をし、車を降りてからも鶴の湯の建物について説明をして、さいごに「いろりの部屋ですか? いろりの部屋だと ○ ○ ○ ○ ○ 人気があってなかなかとれないそうですが・・・」
 楽しかったです。ほんとにタクシーで来てよかった。そして着いたところの景色を見てさらにテンションが上がりました。

 なんと風情のある・・・
 
 ここがバスを待つところ

 左手に見えるのが、温泉と宿泊施設

 
 事務所の入り口には水引草が飾られていました。



 そして通されたお部屋には、いろり!
 わたしたち、計画は自分で立てましたが、宿や交通のチケットは旅行社に手配してもらいました。出発前、たった一つ残っていた部屋が取れたと聞いていたのですが、いろり付きの部屋だったとは。わたしたちラッキーよね。(日頃の行いがいいから)

 今夜は団体客が多いので先にお風呂に入った方が混まなくていいというスタッフの助言に従って先に温泉に入りました。
 思いの外小さくて、ほんとうに湯治場の湯といった感じ。いわれたとおり、他に入浴客もおらずゆったりと入りました。

 部屋から見た、内湯へ行く通路


 通路から見たわたしたちの部屋


 草ボウボウです。あえて残しているという感じ。部屋に案内してくれた人の話だと、今年はススキの穂が高い、カマキリの卵も位置が高い、雪が深いのではなかろうか、ということでした。

 待ちに待った夕食の時間



 運転手さんが言っていたのはこのことだったのね。いろりの火でイワナを暖め、山の芋鍋(このあたりの名物だそうですが、二人分にしてはずいぶん多くない?)を暖めながら頂きます。左上の小さいお皿はイワなのお造り。アルミホイルの中身は野菜サラダでした。手前のお椀はなんとかそば、その左はマイタケの???忘れました。きのこはわたしの知ってるのは全種類出てきたと思います。

 地ビールを頂きました。


 あきた芸術村で作られた、ブナ酵母100%のびーるだそうです。これも飲みやすくておいしい。

 またしても満腹のおなかで眠りにつきました。 川のせせらぎの音と、到着直後に降り出した雨の音を聞きながらー
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元気をもらった旅3 秋田芸術村

2017-10-10 00:26:56 | 旅行
 何が何でも12時20分には駅に戻らなければー
 なぜなら、駅からシャトルバスが出るのです。
 革館だけでなくお土産物屋でも思わぬ時間をとってしまいました。お昼は手っ取り早くうどんでも、と入ったお店ではいつまでたってもうどんが出てこず・・・讃岐うどんと同じに考えてたらだめだね。

 東北の秋だというのに大汗かいて駅まで戻りました。結果、シャトルバスには余裕で乗り込みましたよ。次の目的地は、あきた芸術村です。

 林の中に、温泉、ホテル、劇場などが点在しています。


 
 森林工芸館側から温泉施設「ゆぽぽ」を望む。



 劇場が開場するまで、森林工芸館で木のお土産を探しました。

 そしてわらび劇場へ。右側の建物は田沢湖ビールレストラン。田沢湖ビールですって!ここで昼ご飯にしてもよかったか。ちょっと後悔。


 劇場


 ここでミュージカル「ジパング青春記」を見る予定。わたしは個人で旅行するときは、名所旧跡の観光だけでなく、できるだけ愛媛ではみられない舞台やコンサート、美術館などを見ることにしています。今回は秋田で郷土に根ざしたミュージカルを。
 開演までにコーヒーを買って、客席で飲むことができました。出演者たちがお土産や関連グッズを売りに回ってきました。 なにか昔の芝居小屋のような・・・愛媛の坊ちゃん劇場でも同じですね。
 注 坊ちゃん劇場は四国でただ一つのわらび座の常設劇場です。

 「ジパング青春記」は、支倉常長を団長とする慶長の遣欧使節にまつわる物語。
 1611年、三陸一帯を大地震と大津波が襲います。その被害は、東北大震災に匹敵するほどだったとか。そのわずか2年後、仙台藩主伊達政宗は巨大帆船サン・ファン・バウティスタ号を建造し太平洋へと乗り出すのですが、そこには伊達政宗の仙台藩復興の意図があったという解釈で物語は作られています。正宗は、領民に住む家と食べ物を与えて船建造のための木を切り出させ、領民を力づけます。木を切り出す仕事に携わった一人の青年は津波ですべてを失い自暴自棄になっていましたが、働く中で自分を取り戻し新たな夢を描くようになります。使節団の派遣という壮大な史実に絡ませて個人の友情や家族愛、夢や希望を描いた骨太の作品。
 いやあ、よかった。土着のミュージカルとでも言いましょうか、民謡や民舞を取り入れた群舞は力強く血が踊るような高揚感がありました。久々に心にごちそうを頂きました。

 帰り際に立ち寄ったゆぽぽのスタッフの皆さんが温かく親切で、これもまたうれしかったです。

 さて、わたしたちは再びシャトルバスに乗って角館駅へ。それから新幹線で一駅、田沢湖駅に降り立ちました。

 ホームの飾りは龍

 龍になった乙女の伝説で知られる田沢湖にちなんだ飾りでした。
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元気をもらった旅2 角館

2017-10-09 01:18:10 | 旅行
 旅行2日目
 ねんりんピックの魅力的なイベントを十分味わうことなく秋田市を出発。これがちょっと心残りではありましたが、旅を楽しむ計画がばっちり立てられていましたので・・・

 秋田駅
 多分秋田杉だと思うけど、木のぬくもりが感じられるすてきな駅

 スターバックスコーヒー



 竿灯をモチーフにしたディスプレイ


 ホームにあった看板


 とっても困ることではあるのだろうけど、のどかで笑えました。

 ホームに新幹線が入ってきました。



 こまち?号。全席指定なので予定の変更ができなかったのです。

 秋田から角館まで1時間もかかりませんでした。

 ホームに飾られていたのは、角館のお祭りで使う山車でしょうか。


 秋田駅でも角館駅でも、おそろいのジャンバーを着たおじさんおばさん(見かけはね。実年齢はおじいさん、おばあさんだけど)の集団がぞろぞろ。競技を終えこれから観光をして帰るのでしょう。

 あまり時間がありません。昼過ぎにはここを出なくては。
 まず、「角館の革館(かくのだてのかくのだて)」という店を訪ねました。メキシコ大学で美術の勉強をしたというオーナー作品は、鮮やかな色合いの革テープを丹念に編んで作ったバッグが特徴。けっこうなお値段だけど、しっかりした作りと、その美しい色合いに引き込まれました。その田中さん、東京から秋田に移り住んで、アートで秋田を盛り上げたいという熱い思いを語ってくれました。バッグにはとても手が出ないので絵はがきを。

 ちょっと長居しすぎましたか。早足で武家屋敷方面へ

 いい雰囲気の町です。


 とちゅうでどうもカメラの写り具合がおかしいことに気づきました。どうもレンズをよごしてしまったらしいです。せっかくのいい町並みがいまいち。お見せできる写真がありません。
 
 これは何でしょう。



 ヒント-「ありがとうおでん」
 そう、セブンイレブンもこんな感じです。

 銀行も


 町の雰囲気に合わせてシックな造りになっていました。

 時計台



 ゆっくり見学する時間がないので、1軒だけお庭を見せてもらいました。




ちょっとおもしろそうなお店。
 
 猫の店ですって。よってみたいけど時間が・・・

 紅葉の生け垣



 秋になったらきれいでしょうね。冬は葉が落ちるけど?

 角館はしだれ桜が有名ですね。その巨木を見て、春に来たいなあと思いました。桜を追いかけて北上する旅もいいよね、なんて話ながら、急ぎ足で息が切れました。
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元気をもらった旅1 ねんりんぴっくあきた大会

2017-10-08 00:51:57 | 旅行
 愛媛国体も盛り上がっています。友人たちは、ボランティアでお接待したり、観戦に行ったり。
 お接待で300人分用意した豚汁は10分で終了だったそうな。小中学校もいろいろな種目に別れて団体で観戦しています。トラオもサッカーを見てきたそうです。制作に追われていたわたしは、今までのところ、何の形でも参加してません。何か一つは応援に行きたいなあ。

 ボランティアの皆さんの奮闘ぶりを聞いて、ねんりんピックでの秋田の皆さんのおもてなしを思い出しました。

 ねんりんピックー全国健康福祉大会ー60歳以上の高齢者を対象としたスポーツ、文化、芸術など、高齢者の生き甲斐と福祉に関するの総合的なイベントと言ったらいいのでしょうか。その中の一つ美術展にわたしの作品も出してもらえることになり、それを見るためにはるばる秋田まで行ってきたというわけです。会場で総合案内のパンフレットをもらうまで、これほど多彩なイベントが行われているとも知らず、たった1日だけ秋田市に泊まるというもったいない計画を立ててしまいました。

 昼過ぎに秋田空港に到着。リムジンバスでホテル近くまで向かう間にちょうど松山市の堀之内公園に似た雰囲気の場所で長蛇の列ができているのを見ました。あの辺でなにかやってそう。

 まずは腹ごしらえから。
 ねんりんピック期間中の特別メニューだという稲庭うどんのセットを食べました。


 うどんは一般的な醤油のつゆと、胡麻味のつゆと二種類の味が楽しめます。
 マイタケの天ぷらはかりかり。
 ハタハタのやきものにぎざば(海草)の酢の物、いぶりがっこの漬け物、と秋田名物がぎゅっとつまったセット。おいしかったです。

 食事の後、さっそく美術館に向かいました。

 広々とした駐車場が用意されていました。



 秋田県立美術館では洋画と日本画を鑑賞。40号、50号の大作が並んでいました。雰囲気としては県展と同じようなものですが、タイトルの下に名前と年齢が書かれているのがちがうところ。なんとまあ80歳代などあたりまえで、90歳代の人もいます。最高齢は94歳だったかな? 
 50号の大きさは1メートルを超えます。
 大作を仕上げるのに必要なもの・・・感動する心+創作の意欲+体力+気力+根気 わたしはいつまで持ち続けられるかなあ? うん、がんばろう。

 美術館の周辺はテントが立ち並び大勢の人で賑わっていましたが、とくに人が集まっていたところ



 厚い人間の壁ができて、とてもとてものぞけません。声だけが聞こえてきます。

 「おっぱっぴー」 あれ、どこかで聞いたような声。
 そのうち
 「そんなのかんけーねー、そんなのかんけーねー」の大合唱。
 ははあ、来るとき見た大行列はこれを目当ての人だったのかな。

 先を急ぎます。わたしの作品はアトリオンという建物に展示されているみたいなのですが、場所がわかりません。スタッフらしき人に尋ねると、その人は、一番わかりやすい出口まで案内してくれてそこで次の道順を説明してくれました。まあ、親切丁寧だこと。

 

 高知の日曜市みたいに雑貨や食べ物を売るテントが並んでいる所を歩いて行きました。
 
 アトリオンて、どういう施設かいまいちわからなかったのだけど


 秋田の特産物がいろいろ展示してあったり、販売してあったり(ここで秋田のお酒をたくさん買い込んで送っておきました。まだ開封するなとぶじこにメールして)で、物産館なのかな?

 工芸作品の展示場です。



 奥の方にわたしの作品「花焰」が見えます。一つ置いてお隣も革の作品でしたが、人様の作品を勝手に載せるのもどうかと思いますので、その一部だけ紹介させて頂きますね。



 革に切り込みを入れたり編んだり、それも表革だけでなく床革とよばれるざらざらした革をつかったりと、レザークラフトらしい作品
 
 こちらがわたしの作品。ろうけつ染め


 並べてみると、同じ革から作られたものとは見えないでしょう? 革って多様な表現ができるんですよ。
 他にも切り絵や縮緬のつまみ細工、ちぎり絵など、材質も技法も多種多様な作品が並んでいました。
 ここでもボランティアの方たちが説明をしたりアンケートをとったり・・・しっかりとアンケートにお答えしておきました。

 さて、楽しみにしていた晩ご飯は・・・・

 まさかまさかの折り詰め弁当

 ひろい会場にずらっと折りが並んでいる光景は壮観ではありましたが、物足りない~
 たまたま隣り合わせになった愛媛の写真部門の女性と連れの方と、ばあさん4人で夜の街へくりだそうということになりました。居合わせたスタッフらしい人を捕まえてどこかおいしいところはないかと聞きました。その方、にこやかに向かいの店を教えてくれました。
 秋田のお酒5種類、一合ずつ頼んで4人で分け合いました。 日本酒の味にくわしいわけではありませんが、愛媛のお酒とは全然違います。フルーティーで口当たりが柔らかくとてもおいしいお酒。お料理もそれぞれが食べたいものを注文してみんなで分け合い、おなかいっぱいになってホテルに帰りました。

 考えてみたらわたし、折り詰めも全部食べたので、夕食を2回食べたことになるのよねえ。  


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