あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

偶然見つけた

2019-06-30 23:59:19 | 植物
 毎日のように通る家の周辺の道と違って、実家や松山市に用事のあるときだけ市が通らない桜三里の山道。 だからこそ通る度に違った景色を見せてくれるある楽しい道です。何十年も通っていてなぜ気がつかなかったのかというような発見もあります。たまたま、ちょうどよいときにしか出会えない植物。

 この日わたしは気まぐれに道前渓温泉のそばの道を通って国道へ出ました。すると



 高い木に星のように小さな花が無数についているのを発見。車を停めて見に行きました。



 多分テイカカズラの花ですね。



 うちのハツユキカズラは滅多に花が咲かないのに。まるで天の川のようにてっぺんまで伸びているのでした。

 帰り道、またまた白いかたまりを発見。


 それは桜三里で普通に見かけるホタルブクロだったんですが


 道の法面にひょろっと1本ずつ生えている印象でした。しかしここにあったのは



 ホタルブクロの群生といったようなものでした。見れば小さな小さな、何日か前に芽生えたばかりの苗もありました。

 そして1本に数輪の花がぶらさがっているという、よく見かける姿ではなく



 枝分かれまでして花をつけているという、たくましさ。この一株にざっと20輪もの花をつけていたのです。来年も見られるといいなあ。この場所覚えておこう。

 覚えて起きたいわけがもう一つ。近くに青い実をつけたサルトリイバラが。



 わたしたちの地方ではかしわもちといえばもっぱらサルトリイバラの葉っぱです。最近は秋にリース用に取る人も増えたのか手の届くところにはなかなか見つからなくて・・・・こんど十数枚葉っぱを頂きにきましょう。
 ここはよほど土地が肥えているのか、サルトリイバラの葉っぱも手のひらくらい大きかったです。

 桜三里はいつ走っても、とても楽しい道です。
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桜三里の屋根付き橋

2019-06-29 23:52:57 | くらし
 緑濃くすっかり夏の景色になった桜三里。車を走らせながらちらっと横目で確認することがあります。
 一つは1箇所だけ道ばたにあるまたたび。夏になると白い葉が木立の上の方まで這い上がります。初めてマタタビに気づいてから何年たったのか。ずいぶん成長しました。桜三里の往路、復路、どちらからでも目立つようになりましたが、もうわざわざ車を停めてまで写真を撮りません。交通量も多く制限速度以上の早さで通り過ぎる車がひっきりなしですから。

 もう一つは、
 
 屋根付きの橋
  
 南予の方にはいくつかあるそうですが、中予の方で屋根のある橋を、ここ以外に見たことがありません。
 ちょっと時間があったので寄ってみました。深い緑に包まれて、よほど注意してないと通り過ぎてしまいます。もうずいぶん前に気がついて一度はブログに書こうとしたのですが、何らかの理由でしていませんでした。ちょうどいい、もう一度訪ねてみましょう。
 そんな気になったのは、以前に比べて見つけにくくなってる=草木に隠されている、そんな気がしたものですから。

 いえ、向こうの家ではなく白い柱の陰にちらと見える



 これです。





 「あけぼのばし」と堂々とした看板が掛かっています。おお、前には気がつきませんでした。



 なかなかすてきでしょう? 







 国道側から渡ってきて出口に立て札がありました。多分こちらが入り口。



 もう字も薄れかけてなかなか読みづらいのですが、あれこれ調べたこととあわせますと

 周布郡(今の西条市)から久米郡(今の松山市)へ抜ける道「中山越」(今の桜三里)の中山川に架かる鞘橋(刀の鞘のような形状の橋?)景勝地にかかっていた。それが京都東福寺の通天橋に似ていると言うことでかつては多くの文人が訪ねてきた名勝地だったが、今その景勝地はダムに沈んでない。 といったところです。

 そうか、まだ作りが新しいと思ったのは、昔あった橋を模してここに残そうとしたと言うことか。時代の移り変わりを物語る橋だったとは。

 この橋のたもとに



 立派な桑の木

 草に覆われたはまゆう あじさい(写真なし) あきらかに誰かが植えたものですね。
 ちょっと古い歴史には似つかわしくないような、オキザリス(いかにも現代風)



 これは? 白花のオキザリス?





 橋にいたる道のそばは草が刈ってあり、だれかこの橋の付近を手入れしている証のように思えます。放っておけば過疎化の波にのまれてそれをする人もまたいなくなって、橋への道も草に覆われて、解説の文字も薄れて、やがて人々は忘れていく・・・いえ、これはわたしの勝手な想像です。 
 せめて立て札だけでも黒々と書き直してもらえませんかねえ? そして国道からもわかるように。

 おまけ すぐそばの畑はきれいに手入れされていました。


 キャベツの穴の空き具合があまりにもすごかったので。
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ユリの花

2019-06-28 21:47:38 | ガーデニング
 梅雨の日にまさか「雨あめふれふれ」を願う羽目になるとはねえ。
 昨日テレビで見たの天気図の解説では、雨雲は太平洋側と日本海側に流れ、瀬戸内海沿岸は降ってもほんのわずか。見事に外れています。

 雨が降らないので今日も荒れ地の開拓です。今日の場所は



 マルバツユクサがびっしり。だけどこの草は扱いやすいので好き。まず根元を探り当ててそこを引っ張れば簡単に抜けますし、枝分かれして長く伸びているので、1本抜けば水分たくさん仕事をしたように思えるし、おまけにこの場所はかちんかちんの土ではありませんでしたので、作業ははかどりました。
 ただこの草、地中花というやっかいな物を持っていまして、地上でも地中でも繁殖するのですごい勢いで増えます。



 それから かわいい月見草。





 これも横に広がるタイプですので1本抜けばあたりがきれいになります。

 夕方1時間半ほど作業しました。昨日の場所より広いくらいです。ここにはユリの中のコスモスを抜いて移植するつもり。

 そのユリですが、年々勢いがなくなり、今年咲いたのは4種類です。



 テッポウユリは一番先に花開きました。だけど病気で葉っぱが順々に枯れていきました。
 次に赤いすかしゆり





 大きくて華やか。だけど数はうんと減って2,3本しかありません。
 
 白のすかし百合
 




 同じ白でもテッポウユリよりさらに白いという印象を受けるのはなぜでしょう。茶色のやくがアクセント。

 最後に黄色が咲きました。これは去年から大きくて立派だったのですが、ことしも他の花に比べると大きいです。



 去年全くお世話しなかったのだから、消滅した球根もたくさんあるようです。今年は背の高いコスモスの陰にならないようにするつもりなんです。
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やっと梅雨入り

2019-06-27 23:17:55 | ガーデニング
 先々週からずっと天気予報の雨マークが逃げていってました。明日降るかと思えば明後日、明後日になって見たらまた明後日、という具合に。火曜日はいよいよ雨が降るぞと思いきや、朝から降る予定は14時からに、14時になると予報は15時からに、15時になると予報は16時に、とどんどん逃げていって18時頃、雨でも外作業ができる程度に降りました。
 でもこれで、四国地方はやっと梅雨入りです。今朝はかなり大粒の雨のようでしたが、午前中のにやんでしまいました。

 雨を待って、生えすぎたマリーゴールドを移植しようと、10日も前に草だらけの空き地を開拓して待っていました。

 わずか3畳ほどの広さですが、草はコンテナ2個には収まりません。



 石ころは端っこに集めました。



 草と一緒に生えていたハブ茶(エビスグサ)



 もう20年くらい前、義母がハブ茶を飲んでいたなごりです。特に思い入れもないけれど、20年も命を繋いできたのですから、抜かずに残しておきましょう。

 そして昨日、梅雨入り宣言を待ちかねてマリーゴールドを植えました。



 青いホースから上の部分。開いているところにはキバナコスモスが生えてくるはず。相当密植しましたがまだこんなに残ってる・・・・



 そこで今日は新たな場所を開拓しました。
 
 丈高く生えていた草をきれいに抜きました。

 

 だけどこの長い草は何でしょう。あまりにも強くて抜きにくいので、雨が降ったら少し抜きよいかなと、今まで抜かずにいたのですが、雨が降ってもなかなか抜けなくて苦労しました。いつの間にか指に2箇所も切り傷がついているしーもちろん手袋はしてました。多分鋭い葉できったものと思われます。こんなに頑丈な草は今まではあまりなかったのですが・・・・わたしの知っている草でこれに似ているのは「稗(ヒエ)」 稲と一緒に生えてきますが、なんで畑に?とにかく、種をつけないうちに退治できてよかった。

 今朝方かなり激しい雨が降ったと思うのですが、地面を掘ってみると



 ほんの1センチほど掘っただけで乾いた白い土が出てきました。 

 そのとき、ズボンの中で何かもぞもぞと動く物が・・・どうやら脚をよじ登っています。もしかして?
そっと裾をまくり上げ見てみると、案の定、大きなムカデが出てきました。
 昔、草引きをしていてうっかりさわってしまい指先を噛まれたことがあります。指に小さな穴の痕が残っていました。傷口をぎゅっとつまんで毒を押しだし流水で流してから病院に行きました。その日は微熱がでましたが、ひどい人は腕全体がぱんぱんに腫れて高熱も出るそうなんです。わたし痛みには鈍いですからさほど苦しまなかったのですが、痛さも相当なものだとか。
 ムカデも人間が怖いのだと思います。敵意を見せずそっと扱えば噛まずに逃げていきます。噛まれるのは不運な出会いをしたときだけです。
 へたに振り払おうとすると噛まれますから、あくまでそっと、そっと鍬の先で落としました。あぶなかった~

 畑で一番乗りのひまわりが咲きました。



 気分はもう夏です。
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新宮あじさいの里2 いろいろなあじさい

2019-06-26 21:17:23 | お出かけ
 下に下りるとき、わたしは狭い急な道を選んで下りました。展望台に置いてあった杖がとっても役に立ちました。

 こんな素敵な小道が

 

 素敵なあじさいにたくさん出会いました。
 似たような色の花を集めたところもあれば、





 赤系と青系が隣り合っているところも(同じ土なのに、不思議。)



 淡い色もいいけれど



 シックな色も素敵



 
 数少ない赤は目立ちます。








 ああ、やっぱり「くれない」を植えたいなあ。

 別名七変化と呼ばれるだけあって、色の変化も美しいです。





 これ、すごくおもしろいと思います。

 一輪の中にこんなに色の変化が。こんなの初めて見ました。


 
 おまけに花房の大きさがほんとにバラバラ。
 一株の中にどれだけたくさんの色は入っているんでしょう。



 お客さんも来ていましたよ。



 あじさいの本当の花がしっかり咲いています。虫はちゃんと本物を知っている。

 こうして下りも急斜面の細い道をショートカットで下りてきたらトラオたちはまだ下りてきていませんでした。

 帰りにウマオのリクエストで新宮ダムに寄りました。



 水が・・・・・ 

 普段は多分向こうの緑の際まであるんでしょうけど。
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新宮あじさいの里

2019-06-25 22:09:44 | お出かけ
 愛媛県の東の端、四国中央市新宮のあじさい祭りに行ってきました。
旧宇摩郡新宮村の中心部から山の中へ入る道は、あじさい祭りお目当てのような車と、あじさい祭り帰りのような車とが難儀して離合するような道でした。
 会場が近づくにつれ路上駐車の車が多くなってきました。山裾の広くなっているところはたくさん車が停まっていて、わたしたちの停めた場所は山際のこんなところ。



 杉林の奥の方まで青いあじさい。とてもいい雰囲気でした。初めて来たトラオパパはこれを見ただけで感激したようす。

 しばらく歩くと、あじさい茶屋の水車が見えてきました。気持ちのよいトイレもありました。
 さて、わたし、ちょっと腰の状態に不安があるのでモノレールに乗りたいな。
 なぜなら、こんな急斜面の上の方まで行かなければ(行かなくてもいいけど、行きたい)ならないからです。


 
 モノレール乗り場はすぐ近くにあったのですが、待つ人の列が・・・・



 30分以上待ったと思います。
 やっとついた列車はわたしたちの前で満員。先頭で待つことになりました。待つ間に運転手のおじさんにいろいろ聞きました。モノレールは30日までやっているそうです。平日はさほど混んでないとか。



 上まで続いていますね。こんなんで大丈夫か、というくらい簡単な作りで、座席と座席の間はこんなロープを渡しているだけです。



 ひゃあ、こわい!こちらは右側。

 左側は



 もっとこわかった。

 あとで遠くから撮った写真があります。



 街灯の柱とモノレールの角度とを比べてみてください。
「真上に上がっていくかと思った・・・」トラオの感想です。
 山の中腹の駅について、モノレールは引き返します。



 ちなみに座席はシーソーのように体重のかかった方へ傾くようになっています。これ、下りの方がもっと怖いと思います。

 ここからしばらく広い道をあるいて、うどんを売っているテントへ。お昼を食べるつもりです。が、ここでもわたしの目の前でうどんの玉が品切れ。おいしいという団子も最後の一つが目の前で買われていって、わたしたちは下までうどんを取りに行った車を待つ羽目になりました。

 それからトラオたちはさらに上の展望台へ。あとから追いかけたわたしは頭上よりはるか上に道があるのを見てがっくり。あそこまであがるのかぁ。
 そこで、

 ショートカットを試みました。

 急な斜面をまっすぐ上がる獣道みたいな細い道をあえぎあえぎ上っていくと。



 民家の庭先でした。
 うわぁ、ごめんなさい。通らせてください。
 どうぞどうぞ、この上もきれいですよ。というので広い道に上がり、歩いて行くと



 このあたりまであじさいは続いていました。だけど展望台は?

 ショートカットのしすぎで、上がりすぎたみたいです。来た道を引き返し、展望台に来ました。なんだ、こんなに下だったのか。でも、トラオたちはいません。結局ばらばらに下りて下で合流することにしました。

 ここからは、あじさいの植えられた景色が一望できました。


 
 すごい数のあじさいです。前に来たときより増えている気がします。山間の小さな集落でこれだけのあじさいを守り育てるのは大変な苦労があると思います。シニアの皆さんが多い中で、モノレールとうどんの場所には若いお嬢さんがきびきびと働いていて、清々しかったです。


 案内板

 
  
 緑色に塗られている部分の中をS字状に曲がりくねって走っているのがあじさいロードと呼ばれる、車で行ける道。わたしはSからさらに左に上ってヘアピンカーブのところまで歩いたわけ。そして現在地と書かれている場所まで引き返したのです。腰痛はどこへ行った?
 うどんを食べた場所は「あ」の字の上あたり、トイレと家のマークがあります。そうとう近道をしちゃった。
 さて、引き返す道々は、どこを見ても絵になる景色ばかり。たくさん写真を撮りましたので、次回にご紹介します。
 

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松山の土曜夜市へ

2019-06-24 22:07:47 | お出かけ
3時を過ぎたので松山市へ向かいます。令和初の商店街の夜市



 夕方になるにつれ人通りも多くなってきました。さっき神社であんなに元気に走り回っていた子どもたち、うってかわって無言で歩きます。ウマオはわたしの手をしっかり握り、もう一つの手は財布の入ったバッグをしっかり抱えて。肩掛けバッグですから手は自由にしててよかったのに。

 昔は各商店が大サービスの商品を店の前に並べて、掘り出し物を探し出すのも楽しみでしたが、今はそういう商品はあまりなく、食べ物とゲーム(くじも)。唐揚げがやたらと多かった気がする・・・ しかも店の前に何も出てなくて広々した場所もありました。

 さいころゲームと的あてゲームのところには子どもたちの行列ができていました。



 わたしには初めて目にする新しい物もありました。
 電球ソーダ


 ソーダの中がきらきら光っています。 その仕組みは、何のことはない、容器にサイダーを入れ、底に三色に光るライトを取り付けて、ハート型のストローをさしこんだもの。ウマオはこれを買うためにお小遣いの半分を費やしました。

 かわいい手作りの椅子。小さな子どもにちょうどよい高さです。どうぞ写真を撮っていってと言われたので撮らせてもらいました。引き返して帰って来たときは椅子が減っていたような気がします。よかったね。
人出は多くても、なかなかお金を落としていく人は少ないように思いました。

 

 こちらは銀天街と大街道とを繋ぐ交差点。



 大街道へ入ってから、おもしろいブースを見つけました。商売とは無関係そうに見える愛媛大学農学部のブース。昆虫標本をいくつか置いて、オープンキャンパスの宣伝もしていました。



 これ、全部蛾なんだそうです。ちょうちょに見えるけどね。わたしが注目したのはこれ



 そばにいた学生さんに「これによく似た蝶がいたでしょ?」と聞いてみたのですが、この人は蝶には詳しくなかったみたい。
 別の学生さんが「ジャコウアゲハですね。」と教えてくれました。
 そうそう、わたし名前をど忘れしてたんです(最近それが増えたようで、内心危機感を持っています)。
 それで日頃の疑問をぶつけてみました。
「うちでジャコウアゲハを見つけたんだけど、えさになるウマノスズクサがどこにも見つからないの。」
「大学にも最近よくジャコウアゲハが飛んでくるんですよ。どこかにウマノスズクサもあるんだと思うけどどこにあるのかわかりません。」
「これは蛾で、ジャコウアゲハはもうちょっと大きいのよね?」
「そうですね。」
だとすると、以前わたしが見つけたのはやはりジャコウアゲハです。これより一回り大きかったもの。
 夜市でまさかの昆虫談義。楽しかったです。

 帰り際、これもわたしには初めましての



 試しに買ってみました。



 小麦粉ベースの生地を丸くうすくのばし、その上に天かすをこれでもか、というくらいたくさんのせまして、その上に割り箸を置き、はしからくるくると巻いていきます。最後にソースを塗って、チーズやネギをトッピングして出来上がり。家に帰ってから食べてみたら、天かすがしめってつぶれてしゃきしゃき感がなくなってしまっていました。

 かえりぎわに気がついてのですが、専門学校が空き店舗を使って子ども向けのワークショップをしてたんですね。種類もいろいろあっておもしろそうだったのですが、子どもたちは
「もう、帰る。」と言って入ろうとはしませんでした。本当に人混みでは萎縮しちゃってる、ねっからの田舎ボーイだったです。それでもウマオは「楽しかったね。」と言っていましたから、心の中では楽しんでいたのかも。
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ちょっと寄り道ー惣河内神社へ

2019-06-23 22:30:37 | 植物
 土曜日、今年初めての夜市があるので松山市へ出かけました。たっぷり時間があるので途中でちょっと寄り道。山の中の惣河内神社へ行きました。ここはいろいろな種類のあじさいがあるので人気です。もうあじさいはちょっと遅いかな?と思いましたが、そうでもなかったです。

 木立の中のあじさいがいい感じ



 前に来たときも雨の少ない年で、地元の有志の方に水やりが大変なんだというお話をききました。今年のあじさいは、あのときに比べたらまだいきいきしているように思いました。そして山あじさいだけでなく普通のあじさいも増えているように思いました。
 

 これはうちにはないあじさい。蝋細工のように堅い感じがします。


 一つ一つのお花については前の記事の方が詳しいので
こちらをどうぞ。

 ここでは神社で見かけた他の植物を紹介します。

 総河内神社の隣に立つ金比羅寺。伊予13仏寺の一つです。



 こちらも静かなたたずまいで魅力的なのですが、(ほんとうは両方お参りしなくちゃね)今回は山門まで。

 神社とお寺との境に樹齢1000年以上とされる大きなウラジロガシがありました。



 鉄の柱で支えています。木全体を見ると


 根元にしめ縄を張ったご神木です。
 何年か前、ここの樹齢何百年もたった2本のひのきが何者かによって枯らされたことがありました。根元に穴をあけ除草剤を注入したらしいです。枯れた杉は伐採され県外の材木業者に引き取られたと言うことですが(わたしの記憶が正しければ)その後犯人が見つかったのかどうかわたしは知りません。そういえば対にそびえ立つまっすぐな木があったなと思い出しました。
 これほどの大木、見上げれば畏敬の念に打たれます。それをいとも易々と枯らしてしまう、人間の欲と浅ましさに腹が立ってきます。
 この木が大切にされているのがうれしいです。

 多分梅の木だろうと思うのですが



 もう色付いているのに、しなびかけで木にしがみついていました。どうして下に落ちないのかしらね。我が家の梅はもっと青いうちにバンバン落ちてくるのに。

 小さな池には睡蓮が咲いていました。



 前よりも増えている感じ。
 そして広場のはしっこには



 半夏生が白くなって、花を咲かせていました。



 涼しげでいいなあ。
 うちのは今年はなぜか葉が白くなりません。というか土が乾き過ぎなのかな? この場所は湿地とまでは行きませんが湿っぽい場所でした。

 おまけ 

 カナヘビです。苦手な人は見ないでくださいね。
 トラオが「ばあちゃん、大変なことがおきとる」と大慌てで呼ぶので言ってみましたら、2匹が首のあたりをくわえたまま離そうとしないで暴れていました。4人もの人間が見ているにもかかわらず逃げようともせず。そのうち1匹が相手をふりほどいて逃げてしまいましたが、いったい何だったんでしょう。







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勘違い

2019-06-22 23:46:02 | 生き物
 昨日の記事はうそばっかり。訂正文を追記しましたので、昨日読まれた方はもう一度見ておいてくださいね。すみません。
 訂正文に書きましたが、蛾は生まれたばかりではなくどちらかと言えばもう寿命が尽きそうだったんですね。じつは昨日の夕方、死んだのを見つけていました。そのとき ? とは思ったのです。生まれたばかりの成虫がこんなに早く死んでしまうだろうか? おまけによく似た蛾がもう1匹死んでいるのも見つけていたのです。もうちょっと茶色っぽくて小さめの・・・・あれがオスだったのだと思います。一瞬感じた違和感を、ちゃんと調べてから記事を書いたらこんな間違いをしなかったのに。
 
 反省です。
 

 さて、昨日登場したリンゴドクガ、これにもちょっとした間違いが・・・・というより勘違いかな?

 ぶじこがミントの葉の上にいたと、言っていましたが、さすがにそれはないだろうと、ミントのちかくにあるカシの木の枝を採りに行きました。だけど、カシの葉はすでに堅くなっており、あの小さな幼虫が食べるだろうかと疑問に思いました。 近くに、勝手に生えてきたエノキがありましたので、念のためこの枝も持ち帰りました。

 小枝は、水を入れた小瓶に吸水スポンジでふたをし、そこに突き刺します。


 なぜ小瓶かというと、大きな飼育箱がなく、枝が天井につっかえてしまうから。 吸水スポンジでふたをするのは、幼虫が移動しているときあやまって瓶の中に落ち込まないためです。

 念のためにカシだけでなくミントとエノキも突き刺しました。



 そして、虫かごのふたにへばりついていた幼虫を、カシの葉っぱを使って無理やり引きはがし、カシの葉っぱに移らせました。すると・・・・
 きのうミントの葉に移らせようとしたときは頑として動かなかった幼虫が、葉っぱに乗るやいなや端から食べ出したのです。



 あらら、おなかすいてたのね。

 えささえあれば飼育して観察することができます。だって、この幼虫、成長するに従って色が変わり、しまいにはピンクになるんだそうです。見ずにはいられないでしょ。急いで飼育環境を整えなければ。
 そこで放置してあったきったない飼育箱をざっと洗い、えさを挿した瓶を中に入れて、ふたの代わりに台所用のガーゼをかぶせてゴムで縛りました。近くで小鳥の鳴き声がしましたし、脱走されても困りますので。
 ぶじこにお世話しといたから、と報告に行きました。すると・・・

 ミントの上におったんよ。ミントをやらないと
 上から落ちて乗っとっただけじゃない?
 ミントの葉を食べよったのにぃ~ 
 だけど、カシの葉を食べたんよ。
 保育園にカシなんかないのに
 ええっ~ うちのミントじゃなかったの?
 保育園から連れて帰ったんよ。

 ミントなら、食べ慣れてないものは食べないだろうな、だって種類によって微妙に香りが違うもの。だけど保育園にミントがあったかなあ。あるとしたら桜の木の下あたり、すると元いた場所は桜か・・・・
わたしは保育園に桜の枝をもらいに行きました。ややこしいいきさつを説明して、ミントってどこにあります?って聞いたら、

 これかなあ、と案内してくれたのはさくらの木の下の、

 レモンバーム
 ああ、ぶじことわたしのダブル勘違い。
 わたしは桜の木にほぼまちがいないと思いました。だって

 

 こんなにかじられた跡があったのです。そこで桜を一枝と、レモンバームも一枝もらって帰りました。それを飼育箱に入れるためガーゼを除けたら

 

 あたらしいカシの葉をこんなにもかじっていました。堅いカシの葉でも大丈夫みたいね。

 ちょっと見ただけではどこにいるのかわかりません。上手に身を隠しますね。



 
 ところで、前述のマイマイガですがー
 大発生して木を丸裸にしてしまうこともあるとか。自治体によっては卵を発見したら駆除してくださいと呼びかけているようです。壁にでも電柱にでもどこにでも産み付けてしまうらしいです。
 そういえば我がでも松の木に毛虫が大発生したことがあります。農薬があまり効かなかったのでいちいち挟んで捕まえて水を張ったバケツに放り込みました。なんとマイマイガも同じような退治の仕方をするそうです。

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さなぎは無事か

2019-06-21 23:58:08 | 生き物
去年、知り合いの知り合いから永久貸与してもらった(つまり枯れてもいいから管理してくれと)胡蝶蘭、新しい茎が伸びて花が咲きました。



 その胡蝶蘭に



 何かの蛹を発見



 何だろうね、これ。観察しといて。とぶじこのリクエストで、ちょくちょく覗いていたのですが
先日の雷雨の後

 こんなになってしまいました。



 取り巻いていた糸が透明になって、中の蛹がはっきりと見えます。



 まるまると太ってけっこう大きい、わたしの親指の爪くらい。ほんとに何だろう? だけど、こんなに濡れて生きているのでしょうか。しまった、雨の当たらないところにおいてやればよかったかな、と後悔したり、だけど自然界でも雨には当たるもんねえとも思ったり、とりあえずそのままにしておいたのですが。
 その3日後、ふと見ると



 こんなになっていました。体全体の半分をかじられたような? これ、抜け殻なんでしょうか。わたしは蝶やセミの抜け殻は見たことがありますが、どれも蛹の形をきれいに残しているのです。蛾ってこんなに汚い抜け方をするものでしょうか?

 いや、やっぱりおかしい。最初に見つけたときまだ蛹になってなかったと思うのです。毛らしき物が見えましたから。それが6月13日、空の蛹をみつけたのが6月18日、そんなに早く羽化するはずは・・・・? だって6月9日に前蛹だったツマグロヒョウモンはまだ蛹のままです。
 かわいそうに、何者かにかじられてしまったのでしょうか。
 この間草引きをしていたときに蛾の蛹が出てきたのでまた土をかけてやったのですが、あの蛹はどうなったでしょうか? そういえば、土にもぐったなんとかホウジャクもまだでてきていませんね。ウマオがたのしみにしているカブトムシも、何の変化もなし。どの幼虫も、蛹も無事なのでしょうか。
 自然界はほんとに厳しい。無事に生まれたら儲けものなのでしょうね。

 案外家の隙間で蛹になったのはラッキーだったかもしれません。



 生まれたばかりのドクガ。まだ殻の上に乗っかっています。すぐ近くにもう一つ。上の方に穴が空いていますからもう1匹生まれてどこかへいったのでしょう。



 ここで、いっぱい訂正ードクガ→マイマイガ ドクガの仲間
       生まれたばかり→産卵中
       2匹→1匹(多分)
       
       全くの大違いでした。すみません

 
 ドクガといえばー
 ぶじこが見せてくれたんですが



 リンゴドクガというそうなんです。
 うわっ、きれい! 思わず言ってしまいました。


 
 全身で、「わたしに触るとひどい目に遭うよ。」と言っていますよね。だけど毒はないそうです。普通広葉樹の葉っぱにいるそうなのですが、なんとうちのミントの葉にいたのだそうです。それでミントの葉を与えていましたが、 
 
 

 書きながらはっと思いました。
 もしかして、近くにあったカシの木から落ちてきた? 念のためにカシの葉っぱも入れておいた方が。さっそく明日の朝持って行きましょう。

 追記
 昨日のサルノコシカケ
 今日改めて見てみましたら、これを木からはぎ取るのは無理のようでした。そして、生きているにもかかわらずこの菌がついたのは、梅の木の大きな枝が枯れているからでした。2,3年前夫が大きな枝を切って小さくしてしまったのですが、そこから枯れ始めたのです。全体が枯れなきゃいいんだけど。今のところ青々と葉が茂ってはおります。
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